見出し画像

退勤後に始まった私の夏休み①ーサンライズ瀬戸編

そうだ、サンライズに乗ろう。
急に思いついて予約サイトを開いたのが連休の29日前。
乗車日の1か月前から予約ができる寝台特急のサンライズ瀬戸はあっという間に席が埋まってしまうと有名だ。
ほんの出来心で予約ページを開いてみたら、まだ空きがある!喫煙シングルだけどまぁ、大丈夫でしょう。とりあえず東京から高松を予約した。

さて、高松に行って何をしようか。
実は今回で3年連続の高松上陸である。昨年一緒に瀬戸内の離島を旅したオバ旅仲間の年上の友人とは「やっぱり年に一度は瀬戸内海を見て心を落ち着けるべきよ!」と決意している。

そうだ、今年は高松から他の所へ足を伸ばしてみようか。香川以外は未踏なのだ。Googleマップを見ながら考える。
道後温泉と下灘はどうだろう?どちらも一度行ってみたい場所だ。
ということは、宿は松山か。
まって?対岸は尾道?しまなみ海道を通れば渡れるんじゃない?帰りは新幹線でいいね。
と、パズルを組み立てるように決まった私の瀬戸内旅2026。

旅の始まりは、出勤から。

サンライズ瀬戸は21時26分に東京駅を出発する。私の職場は東京駅までバスで1本だ。日頃はこんな遠くまでの通勤を恨んでいるが、これを活用しない手はない。朝は普段通りに出勤し、「今日は!私!何があっても19時で退勤するので!」と周囲に根回しし、見事19時に退勤成功。そのまま職場近くの銭湯へ。退勤後15分で近所のおばあちゃんに囲まれて風呂に入っている自分が可笑しい。ゆっくりお風呂に浸かり、バスで東京駅へ。
サンライズ瀬戸に乗る前に夕飯を食べておかないと。
東京駅には選びきれないほどのレストランがあったが、ラーメンストリートでラーメンを食べることにした。
コンビニで水とコーヒーを購入しホームへ上がると
サンライズ瀬戸が入線するところだった。
シャワーカードを求める長蛇の列が出来ているが気にしない。なぜなら私はもう入浴後だからだ!

早速室内へ。

私のお部屋

6号車14番という部屋。普通サンライズは1階と2階に別れているが、車両の端にあるこの部屋は平屋なのだ。天井も高いし、広々している。これなら朝まで快適なはずだ。

…と思ったら甘かったのだ。
前述のオバ旅ですでにファーストサンライズは済ませていた私だが、その時は2階ソロでそれはもうよく眠れて岡山から熱海辺りまで熟睡したのだ。今回もそのつもりで乗ったらまぁ揺れることゆれること!1階なので線路の揺れがダイレクトに伝わるし、車端部なので渡り板のぶつかる音もうるさい。
それでも何とか寝ないと翌朝に響く。イヤホンを突っ込み、頭をあっちに向けこっちに向け、仰向け横向きと体勢を変え、どうにか浅い眠りについた。
私のひとつの才能だと言えるが、本当にどこでも寝られるのだ。なんとか岡山手前まで寝ることに成功した。眠りの質は最悪だが、睡眠時間は9時間も確保したんだから上出来である。

岡山駅を出れば、高松まではあっという間だ。あわてて身支度を済ませ、昨晩買っておいたコーヒーを飲みながら車窓の瀬戸内海を眺める。

早朝の瀬戸内海

あぁ、これはサンライズ瀬戸に乗らないと見れないなぁ。
ほどなくして終点の高松に到着した。なんだかんだで4回目くらいの高松なので帰ってきた感じがある。同じ街に何度も旅すると、知った街が増えていって嬉しい。

松山行きの電車まで1時間あるので、朝食にうどんを食べ、高松港を散歩して時間をつぶす。

しょうゆうどん
高松港から離島への船がバンバン出る

高松港からは離島への船が発着しているが、実はそのうち5箇所に行ったことがある私は「ふふん、ここから行く島のことだって知ってるんですよ」という謎の優越感に浸りながら港を眺めた。

いいなと思ったら応援しよう!