35歳から、毎週1時間の英語スピーチに挑戦している
35歳から挑戦したことがある。
それは、毎週バイリンガルで45分〜1時間のスピーチをすることだ。
僕はインターナショナルな教会の牧師をしている。
毎週日曜日、教会には日本人だけではなく、アメリカ人、フィリピン人、インドネシア人など、さまざまな国の人たちが集まる。
教会名も「ジーザス・ビート インターナショナルチャーチ」。
その名の通り、国際色のある教会だ。
外国人が集まり始めた約2年前から、僕は英語と日本語の2か国語で説教(スピーチ)をするようになった。
例えば、日本語で、
「おはようございます!」
と言った直後に、
「Good morning!」
と英語で伝える。
これを45分から1時間、毎週続ける。
想像してもらえれば分かると思うが、これはなかなか難しい。
一般的なインターナショナルな教会では、専属の通訳者が説教者の隣に立って通訳するか、舞台裏から通訳することが多い。
説教者自身が日本語と英語を切り替えながら、最初から最後までメッセージをする。
僕は、今のところ自分と同じスタイルで2か国語のメッセージをしている人を知らない。
もちろん、始めた当初はかなり苦労した。
それでも2年間、毎週続けていると、少しずつ慣れてきた。
しかし、まだまだだ。
これからさらに、コミュニケーターとしてのスキルを極めていきたいと思っている。
僕が今後伸ばしたい領域は、大きく3つある。
1.話す内容について、より深い知識を持つこと。
特に、聖書についての理解を深めたい。
2.日本語と英語の言語力を高めること。
3.話し方やジェスチャーなど、コミュニケーション能力を高めること。
意外に思うかもしれないが、僕は「言語力」よりも「話す内容への知識や理解」のほうが優先順位が高い。
どんなに流暢に話すことができても、内容が間違っていては意味がない。
逆に、たとえカタコトの言葉であっても、語る内容が真実で適切なものであれば、コミュニケーターとしての役割を果たすことはできる。
だから、まずは「何を語るのか」。
その次に、「どう伝えるのか」。
言語は、情報を伝えるための道具だ。
日本語でも英語でも、使える言葉が増え、表現力が高まれば、それだけ正確に、豊かに伝えられるようになる。
そして最後に、コミュニケーションのテクニック。
人を惹きつける話し方。
人に伝わりやすい話し方。
声の使い方、間の取り方、表情、ジェスチャー。
いろいろな技術がある。
使える道具は、多いほうがいい。
ただし、派手な小手先のテクニックに依存してはいけない。
どれだけ話し方が上手でも、中身がなければ意味がない。
何を語るのかが土台にあり、その上に、どう伝えるのかがある。
僕はそう考えている。
2年間、毎週バイリンガルのスピーチを続けてきた。
それでも、まだまだ向上しなければならないことがたくさんある。
だからこそ面白い。
これから5年、10年と続けていく中で、バイリンガルのコミュニケーターとして、どこまで成熟していけるのか。
自分自身でも楽しみにしている。
35歳から始めた挑戦。
始めるのに遅すぎることなんてない。
新しいことに挑戦して、新しい領域を開拓しよう!
