子どもに「好きなことは?」と聞かれて、答えられなかった
「お母さんの好きなことってなに?」
子どもに、そう聞かれた。
答えられなかった。
我を忘れて熱中して楽しんだ経験が、今までにあっただろうか。
考えても、思い出せなかった。
楽しくなりそうになると、いつも自分の中の誰かが止めていた。
「調子に乗ってはだめ」
役割だけが、強くなっていく
妻として、母として、社員として。
頑張っているのに、なぜか「自分」が消えていく感覚、ありませんか。
脳には、繰り返し使う神経ほど強くなる性質があります。
役割を演じ続けると、その回路だけが太くなり、本当の自分を表す回路は使われず、細っていく。
しかも脳は、できるだけ省エネで動こうとするので、「慣れた役割」を最適解として選び続けます。
だから休みの日に「何もしていない私」が怖くなる。
それは弱さではなく、脳が正常に働いている証拠です。
「調子にのってはだめ」の正体
子どもの頃、調子に乗って転び、「ほらだから言ったのに」と怒られた。
このパターンが繰り返されると、脳は「楽しさ=この後、悪いことが起きる合図」だと学習します。
今もその予測が自動で働き、楽しくなる前にブレーキがかかる。
かつてあなたを守っていたブレーキが、今は足かせになっているだけなんです。
気づいた時、少し楽になった
役割を果たすことは、悪いことじゃない。
でも役割だけになると、「役割のない私」がわからなくなる。
朝は母、夜は妻、というふうに切り替える力こそが、心の健全さです。
その力は失われたのではなく、使われなくなっているだけ。取り戻すことができます。
今日の問いかけ
「好きなことは?」と聞かれて、すぐ答えられますか。
答えられなくても、空っぽなのではなく、役割の回路が強くなりすぎていただけかもしれません。
もし気づいたことがあれば、コメントで教えてください。同じように感じている方がいるかもしれません。
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