【コラム】新人漫画家は、実は「新人編集者」を狙ったほうがいい説
まえがき
今回は、【新人漫画家は、実は「新人編集者」を狙ったほうがいい説】についてぼっち騙りしていきたいと思います。

※サムネイラストは、下ネタヒーローUnderJokerに登場するアンダージョーカーのイラストを使用しています。
もくじ
新人漫画家は、実は「新人編集者」を狙ったほうがいい説とは?
イベントやSNS経由で狙った編集さんに持ち込みが可能になり、実力さえあれば担当編集さんをある程度選べるようになった時代になり、有名な作品を担当しているベテラン編集さんを狙ってしまいガチだと思いますが、
実はヒットの法則として【新人漫画家×新人編集者】が強いという噂があり、新人漫画家は、新人編集さんを狙った方がいいという言説があります。
代表的な例としては、ドラゴンボールで有名な鳥山先生の担当編集である鳥嶋編集が鳥山先生を発掘したのは新人時代だったり、ワンピース立ち上げ期の尾田先生の担当の浅田編集は当時新人だったという話が有名です。
また、鬼滅の刃の吾峠先生の立ち上げ期の担当の片山編集はベテランですが、週刊少年ジャンプに移籍してきてからは1~2年の時期に担当しています。
ジャンプ以外だと、進撃の巨人の諌山先生と川窪編集の出会いは川窪編集が入社して1年目とのことです。
もちろんNARUTOや名探偵コナンやドラえもんなど例外も多いですが、一般的な会社員で考えると新人×新人という一番能力の低くなりそうな組合せが伝説的な作品を意外と多く輩出しているというのは意外ですよね。
そこで自分なりに、これらの理由をいくつか考えてみました。
担当どころかジャンプルーキーで編集さんからいいじゃん1つつかない底辺インディーズ漫画家の戯言なので、話題のネタの1つ的な感じで読んでいただけると嬉しいです。
反応がよければ、もっとしっかりとデータを調べてKindle本化したいと思っています。
新人漫画家×新人編集者が強い理由
理由① 新人賞は新人編集から選ぶ
まず1つ目の理由としては、多くの漫画編集部では、新人賞に応募のあった作品の担当は、新人編集から順に選んでいくという方法を採用しているそうです。
なので、必然的に誰もがいいと思うような最強の新人漫画家の初代担当は新人編集になりやすくなり、結果的に新人漫画家×新人編集が強くなるという話です。
ただ、ドラゴンボールの鳥山さんは、そもそも二次創作で応募したのもあり選外だったのを拾っていたり、諌山先生は持ち込みだったりするのでこれだけでは説明がつかないところはあると思います。
理由② 相談できる人の数が多い
ベテランになればなるほど経験値やノウハウは溜まっていきますが、上司や先輩の”数”自体は減っていき、自己判断も多くなっていきます。
また、新人であれば新人であるほど、育成期間という事もあり、ダメ出しやアドバイスに優秀な先輩や上司がリソースを割いてくれる機会が多くなります。
なので新人であれば新人であるほど、結果的に若手、中堅、ベテランの3つの意見がうまく反映されやすくなり、うまくそれが反映すると、いいものが出来上がりやすいのではないかと思います。
理由③ 割けるリソースが多い
ベテランになればベテランになるほど、担当している漫画家の数も、教育やイベント、メディア対応など、漫画家にリソースを割く以外の仕事も増えていきます。
なので、新人であれば新人であるほど、漫画家1人あたりに割くリソースがたくさんあります。
時間をかければいいという問題でもないですし、時間の使い方がベテランの方がうまかったりするとは思いますが、やっぱり作品にかかっている手間や熱量は新人編集さんの方が大きくなりやすいのだと思います。
理由④ 古いデータに縛られない
ベテランになればベテランになるほど、過去の経験から判断しやすくなり、改めて調べたり、何かを参考にしたりするよりも、既存の成功法則や昔調べたり検証したりした知識を元に判断する事が多くなると思います。
それが功を奏す事も多いと思いますが、現在の読者や実態とのズレが徐々に増していったり、新しい発想が生まれにくくなるのはあると思います。
理由⑤ 生存バイアス
ベテランであればベテランであるほど、そこそこの作品を作れる安定感は増し連載が決まりやすくなると思いますが、新人は逆に連載が決まるほどの作品をなかなか作れず、よっぽどの魅力があるものが出来上がった時に連載が決まる形になります。
結果として、大量のボツを喰らう事になり、世に出たとしても短期で打ち切られたりします。
ですが、③の理由もあり、そのコンビで粘るしかないのでいろいろ試行錯誤し、時代を動かすような作品になった時だけ認知される事となるので結果的に、売れている作品を見ていくと、新人×新人の割合が多く見えるというのが実は一番大きいのではないかと思います。
新人編集さんを狙う方法
では、仮に新人編集さんがいいと仮定して、新人編集さんに担当してもらうにはどうするのがいいか考えてみました。
方法① 自信があるなら漫画賞に応募
誰にも負けない自信があるなら、新人編集さんから優先的に選んでもらえる漫画賞は一番有効な手段だと思います。
…逆に一番になれない場合は高確率で新人編集さんではない人になってしまいますが…。
方法② イベントやSNSで狙い撃ち
イベントの出張持ち込みやSNSでの持ち込み募集なら、見てもらう人を選ぶことができます。
ただ、新人編集さんは名前自体が知られていなかったり、知られているクラスはすでにリソースがパンパンだったりするのでなかなか難しいかもしれませんが…。
方法③ 出版社の投稿サイトなどに投稿
ジャンプルーキーなどの投稿サイトは、当番制だったり、手の空いた時にスカウトするシステムになっていると聞きますので、相対的にリソースが空いている新人編集さんが担当するケースが多くなるのではないかと思います。
実際にジャンプルーキー出身でアニメ化まで果たした伝説的な作品『タコピーの大罪』は新人漫画家のタイザン5先生と新人編集Fさんのタッグだったそうです。
方法④ 新しい編集部に持ち込み
場所が変わればだれでも新人です。
新しい雑誌や、新設された部署では、経験豊富でありながら、担当が少ない新人とベテランのハイブリッドみたいな状態の編集さんが多くいる可能性が高いと思うので、そういう情報を嗅ぎつけて応募していみるのも1つの手だと思います。
あとは、何かの事件や大きな改革があって大きな人事異動があった後などもねらい目かもしれませんね。
結論
というわけで、新人編集×新人漫画家が組む事で、時代を変えるような作品が生まれやすいというのは一理はあるかなと思います。
ただ、安定した商業デビューや人気作品を作る事自体は、ベテラン×ベテランや、ベテラン×新人の方がはるかに確率高いと思いますし、時代を変える漫画を作るパートナーを見つけるぞっていうくらい意識高い方以外は気にせず自分の作品作りに集中した方がいいかもしれませんね。
以上 廃職娼人の妄想でした。
関連リンク
主に全年齢向けのSNS
・X(メイン垢)
・X(イラスト垢)
・Kindle
・ジャンプルーキー
・Youtube(インディーズ漫画バンドぱれっと)
主に成人向けを含むSNS
・Pixiv
・DLチャンネル
・Pommu
・Ci-en
・DLsite
