治療理論:作用反作用を理解する
この世界の物理法則において
何かに力を加える(作用)と
同じ大きさで逆方向の力が必ず返ってくる(反作用)
作用反作用の法則(ニュートンの第3法則)
それが治療において何を意味するか?
基礎解剖学の教科書では
筋肉単体に対し 特定の作用が説明されています
しかし厳密にはその作用は単体では成り立たず
何かしらの反作用が必要
基礎解剖学における筋肉の作用は
起始が固定されているという前提で定義されていますが
その起始が固定される別の力学が必要
※例
腕を曲げる上腕二頭筋の作用を考えるとき
肩甲骨や体幹を固定していなければ腕は曲がらずに肩が動いてしまいます
脚を動かすときも
骨盤や反対側の脚・体幹が反作用として働いています。
ただしそれは必ずしも定型的に限定されたパターンではなく
様々な応用が利き
その可能性は無限大だ
基礎解剖学は大事な土台ですが
この物理的な評価を加えて考えると治療は一層深まります
今回の記事を気に入ってくださった方は次回以降の『治療理論』も引き続きご参照ください
