今私たちファンにできることは
ついに、2位・読売との差は0.5ゲーム差まで詰まってきてしまいました。
1週間前には、まだ少し余裕があるように感じていましたが、ここにきてまさかの4連敗。いよいよ本当に追い詰められてきた、という感じがします。
昨年から阪神の強みの一つだったのは、大きな連敗をしないことでした。それだけに、ここにきての4連敗は大きな不安材料です。
ただし、この4連敗を振り返ってみると、そこには今季の阪神の典型的な負け方が表れており、ある意味では驚くような内容ではないともいえます。
投手は抑えている。
しかし、打線があと1本を打てずに敗れる。
この連敗中の阪神の得点は、
2点、1点、1点、0点。
これでは、さすがに勝てません。
優勝を目前にしたチームの戦い方としては、かなり不安を感じる内容です。
結局のところ、今季の阪神は、打線の得点力をクリンナップ3人の打撃に大きく依存してきました。
この3人の成績に比べると、それ以外、特に6番以降の選手の打撃はなかなか安定せず、首脳陣の苦悩もうかがえました。
そして、もう一つ大きな問題だったのが、代打の切り札がいないことです。
シーズンを通して見ても、攻撃面のこうした課題は、最後まで解決できないままここまで来てしまったように思います。
一方で、投手陣については、かなり頑張ったのではないでしょうか。
先発陣をうまくやりくりし、離脱者が多かった中継ぎ陣も整備してきました。
そして、その中から、リリーバーとして木下が台頭し、不安定だったクローザーを任せられる存在として工藤を育てることができた。
これは今季の大きな成果の一つだと思います。
藤川監督を批判している方の中には、
「これだけ圧倒的な戦力があれば、誰が監督をやっても優勝できる」
などという意見もあります。
正直、何を根拠にそのようなことを言っているのか、全く理解できません。
私はむしろ、「どこが圧倒的な戦力なのだろう?」と思ってしまいます。
確かに、素晴らしい選手は揃っています。昨年の優勝メンバーとそれほど変わっていないから、「圧倒的」などというのかもしれませんが、昨年からの積み残しの課題は解決できていません。
打線全体の課題は解決できていません。代打の切り札もいません。投手陣も、決して万全だったわけではありません。
結局のところ、他球団と同様、阪神も不足している戦力をやりくりしながら戦ってきたのだと思います。
前にも書きましたが、藤川監督の采配を全面肯定するつもりはありません。
ただ、単純に実績だけで評価するなら、少なくとも投手陣の整備に関しては、成果を上げているといえるように思います。
残り試合はもうわずかです。
今さら「戦力がどうだった」「あの補強が足りなかった」と言っても仕方がありません。
ましてや、ここで悲観的なことを書き続けても、何も変わりません。
普段であれば、「批判も大事」という意見にはうなずけるのですが、正直、この状況では「黙って応援しろ」と言いたくなってしまいます。
4連敗してしまったことは事実です。
読売との差も、わずか0.5ゲームまで縮まりました。
苦しい状況になったのは間違いありません。
ですが、阪神は首位なのです。
マジックもついているのです。
分析も采配の批判も、シーズン終了後でもできます。
ここから先、私たちファンができることは、ネガティブな発言で士気を下げるのではなく、優勝を目指して戦う選手たちを信じて、応援し続けることだけだと思うのです。
#阪神タイガース #NPB #野球
