「仲良し」は、なにでできている?

この記事は小中学生向けに書きました。


人は、一人では少し不安です。

だから、

* 同じものが好き
* 同じ考え
* 同じ敵
* 同じノリ

を見つけると、安心します。

たとえば。

「推し」が接着剤のグループ

同じアイドルやアニメが好きだと、すぐ仲良くなれる。

でも、違う推しを好きになると、少し空気が変わることもある。



「正義」が接着剤のグループ

「これは絶対に悪い!」

という気持ちでつながるグループもあります。

すると、その正義に合わない人が、急に“外側”になることがあります。



「悪口」が接着剤のグループ

これは少し強力です。

「あの人変だよね」

を共有すると、一気に“仲間感”が生まれるからです。

でもそのグループは、ときどき次の悪口を探し続けます。

接着剤が切れると、不安になるからです。



男の子と女の子で違うの?

少し違うことがあります。

でも、「全員こう!」ではありません。



男の子のグループで起きやすいこと

* 勝ち負け
* 順位
* いじり
* 強さ

みたいに、ルールが見えやすいことがあります。

「誰が上か」がはっきりしやすい。



女の子のグループで起きやすいこと

* 空気
* 視線
* テンション
* “誘われない”

みたいに、見えにくい形になることがあります。

だから、

「嫌われてるのかな?」
「気のせいかな?」

と、自分を責めてしまうことがあります。



でも、本当に大事なのはそこじゃない

男の子か、女の子か。

それよりも。

そのグループは、
“なに”でつながっているのか。

そこを見ると、急に世界がわかりやすくなることがあります。



「安心」は、誰かを外さなくても作れる

ここが、いちばん大事な話です。

人は不安になると、

「私たち側」
を作りたくなります。

でも、そのために、

「あの人は変」
を必要とすることもある。

だけど、本当は。

* 一緒に笑う
* 一緒に作る
* 一緒に驚く
* 一緒に静かにいる

そういうつながり方もあります。

誰かを仲間はずれにしなくても、
人は安心できる。

それを少しずつ覚えていくのが、
“大人になる”ってことなのかもしれません。

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