でこぼこのこと
娘が3歳を過ぎてから、診断がおりた時のことはよく覚えています。
「自閉症、とか…?」と聞くと、
「そうですね」と返ってきました。
この時私の心の中に湧いたものは、まったくマイナスな感情ではなくて、
「よかった!」という安心感でした。
あぁよかった、これで…
これからこの子がお世話になる先生たちに、わかってもらいやすくなる
この子の生きやすさを考えるための方向がわかる
というプラスのことしかなかったです。
まぁ…
オウム返しで会話が成り立たない、パターンから外れたことをできない、外れるとパニックを起こす…
とか、いろいろ大変なことは多かったのですが。
本人も少しずつ折り合いをつけられるようになって、自分の想いを言葉にすることもできるようになって。
何よりも、初めて会話が成り立った時の嬉しさは忘れられません。
娘に関わってくださった先生方にとても感謝しています。
そして5年生になって、本人に伝えた時。
自閉症についてわかりやすく書いてある本を見せました。
もちろんこれ全部じゃないけど、似ているところはあると思う。
もしみんなと同じようにできないとかイヤだなって思うことがあったら、こういうところがあるからかもしれない。参考になればいいかなと思って。
でも書いてあることと似ているからといってあなたは何も変わらないし、これからも困ったことがあったらすぐにママに言ってね。
…というようなことを説明したと思います。
娘は読書好きで、興味を持ったことにはかなり熱中するタイプなので、
発達障害の本も興味深そうに読んでいました。
でも前提として、
名前がつけられるようなでこぼこであっても、そうじゃなくても、
得意なことと不得意なことがあるのはみんな同じですよね。
学校っていう狭い世界では、みんな同じようにできて当たり前、みたいな空気があるように感じています。
自分が小学生だった時のことを思い出しても思うのですが、
あの頃は「ここが世界のすべて」くらいの勢い?で、学校の存在が大きかったですよね。
そして「学校は行くべきだ」というプレッシャー。
今になって、親という立場から思うこと。
誤解を恐れずに言うと、学校は無理して行く場所ではないと思います。
もちろん通っていれば良いお友達ができたり、いろんな貴重な経験ができると思いますし、
行かないよりは行った方がいいんだろうなとは思います…。
でも、この世の中それだけではないから!っていうことを娘にも伝えています。
心を殺しながら行くべきところではないと思っています。何よりも娘の笑顔が大切なので。
今の時代(私が知らなかっただけで元からあったのかもですが)、いろんな選択肢がありますもんね。
娘へ
しんどくなりそうだったら無理しなくていいから、ママにいつでも教えてね。
