卒業式を終えて。心も体も「空っぽ」になるまで駆け抜けた、教頭の僕が見た最高の景色
「もう、ズタボロです」。 そう笑って言えるのは、今日という日に全力を出し切った証拠かもしれません。 世間一般ではマイナスに聞こえる言葉ですが、僕にとっての「ズタボロ」は、役割や体裁を脱ぎ捨てて、一人の人間として「今日も精一杯生きた!」と誇れる勲章のようなものです。 正解なんてわからない。失敗もたくさんある。でも、そんな泥臭い毎日の中にある「いのち」の輝きについて、今日という特別な一日の記録と共に綴ります。
1. 朝の「さちまるライブ」で共有した、あの日と今日
いつもの3時半。ライブで「今日は卒業式です」と伝えると、視聴者の皆さんが次々とご自身の思い出を重ねてくれました。「呼びかけの練習が嫌だったな」「『旅立ちの日に』の前奏で今でも泣ける」……。 誰かの心に深く刻まれた卒業式の記憶が、目の前の子どもたちの未来へと繋がっていく。そう思うと、朝から胸が熱くなりました。
ちなみに、今朝の体重は64.1キロ。やばい!(笑)礼服のボタンが弾け飛ばないか、鏡の前で冷や冷やしながらのスタートでしたが、これもまた「生きているリアル」です。
2. 司会台から見た、一人ひとりの「門出」
学校に着けば、いつものルーティンをこなしつつも、校舎を包む空気はどこか特別。6年生の教室に漂う静かな熱量や、先生たちのそわそわした表情。 僕は司会として、式が自然に流れるよう全力を尽くしました。……まあ、少し言葉を噛んでしまったのはご愛嬌ということで(笑)。 でも、ある意味一番近い位置から一人ひとりの顔をしっかり見ることができました。全員が立派に卒業していった。その姿を見届けられただけで、もう「最高」以外の言葉が見当たりません。
3. 午後の現実に差した、一筋の光
感動の余韻も束の間、午後は一気に「現実」が押し寄せます。次年度に向けたパソコンの更新作業……。やることが多すぎて「卒業式の日くらいゆっくりさせてよ!」と叫びたい気分でした。 そんな僕を救ってくれたのは、ある先生のさりげない一言でした。 「よ~し!明日もがんばろっと」 単学級で、一番人数の多いクラスを担任し、荒波を乗り越えてきた先生が、笑顔でそう言ったのです。その一言に、張り詰めていた心がじんわりと解けていきました。
4. 全国の教頭先生へ:僕たちは「今、ここ」を生きている
全国の教頭先生、今日もお疲れ様です。 責任の重さに押しつぶされそうになったり、多忙さに自分を見失いそうになったりすることもありますよね。でも、今日僕が見た子どもたちの顔、そして先生の前向きな一言。それだけで、僕たちはまた歩き出せます。
どんなに格好悪くても、鼻くそをほじって笑える自分がいて、心臓が動いている。それだけで100点満点です。「絶対積極」で、自分だけの「いのち」を面白がっていきましょう。 大丈夫、大丈夫。なんとかなる。いや、絶対なんとかなる👌
「教頭先生!おつかれさまです!」
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