台風の日の「のパゲッティ」と、私のちっぽけな葛藤
こんにちは、「陽だまり教頭」です。
台風が近畿をかすめていった今日。夜明け前の暴風雨の中、「不謹慎だけど、休校にならないかな…」なんて淡い期待を抱いていたのは、何を隠そうこの私です。先生方も出勤一番、「悔しい〜!」と笑顔で(?)がっかりしていました。そんな人間味あふれるスタートだった今日ですが、子どもたちが下校し、先生方を研修へ見送った今、私の心は「嬉しいなぁ、楽しいなぁ、幸せだなぁ」という温かい気持ちで満たされています。
台風の日の、愛おしい日常
学校が始まれば、そこにはいつも通りの、いや、いつも以上の輝く日常がありました。
1年生の教室では、ひらがなの「の」を勉強中。「のパゲッティ!」と叫びながら、図工とコラボして楽しそうにスパゲッティの絵を描く姿に、思わず笑みがこぼれます。2年生は折り紙を切りながら「10センチ」の量感を体感し、4年生は泥んこになりながら外でビー玉を使って流れる水の実験。
教室を飛び出した子どもたちの、教科書を見ているときとは違う「あッ!」という弾けた笑顔。これが見られるだけで、学校を開けた意味が、私たちがここにいる意味があるのだと思わされます。
ある先生の言葉と、私の葛藤
実は今朝の職員の打ち合わせで、ある先生がこんなお話をされました。 「批判するのは簡単だけど、有事のときこそ、どうしても休めない保護者の方や、陰で日常を支えてくれている人たちに感謝できる人でいたい」
その言葉を聞いたとき、私は正直、何も言えずに「…」と黙ってしまいました。「休みになってほしい」なんて思っていた自分のちっぽけさが少し恥ずかしくなり、同時に、そんな深い視点で目の前の現実を捉えられる先生がおられることに衝撃を受けたからです。
日々、心の葛藤はあります。しんどいことも、思い通りにいかないこともたくさんあります。それでも、こうして先生方の素晴らしい実践や、子どもたちの成長に一番近くで伴走できるこの仕事が、私はやっぱり大好きなのです。
スイスイいかずとも、大丈夫
午後からは、先生方が一斉に教科の研修へと出かけていきました。足元の悪い中、誰かのために、自分の学びのために歩みを進める先生方の後ろ姿を見送りながら、「気をつけていってらっしゃい」と心の中で手を振っていました。
学校は、ただ勉強を教えるだけの場所ではありません。みんなで葛藤し、折り合いをつけ、支え合いながら「当たり前の日常」をつくっていく、温かい命の交差点です。この実態を、もっとたくさんの人に知ってほしい。そして、学校をもっと好きになってほしい。
週の真ん中、水曜日。スイスイいかずとも大丈夫。何かあってもなくても、私たちは大丈夫👌
今日を乗り切ったすべての先生方、本当にお疲れ様でした。
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