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映画ベルサイユのばらと進撃の巨人

※以下タイトル両作品のネタバレを含みます
※4/20少し追記しました
映画ベルサイユのばらを見て、自分が大好きな作品「進撃の巨人」にも共通する要素が多いかなとも思いメモを作成していました。もうすでにご覧になっている方も多いようですが、進撃の巨人が好きな方はぜひベルばらも見てほしいです!刺さるテーマが共通するものが多いと思うので!
以下共通点かなと思ったポイントです。

ベルばらと進撃で似ていると思ったこと(設定)

  • 「心の自由に基づいた選択、自己決定」が両作品に共通する大きなテーマかなと思いました。両作品とも徹底的に自由な意思と信念に基づき、自由と愛を求め、守るための戦いがテーマ

  • 序盤は宮殿(壁)の中の葛藤が中心だが後半は宮殿(壁)の外の真実を知り、その上で信念に基づいて戦う

  • 途中で戦いから逃げる選択肢も出てくるけど、それでも逃げないことを選択して戦う

  • ベルばらは史実のフランス革命、進撃は架空の歴史上で展開されるストーリーだけど、どちらも人類に普遍的に起こり得る事象で、現在の国内の政府批判デモや戦争が続く世界情勢と照らし合わせて考えさせられる

  • このような過酷な状況下だからこそ、愛を貫くために行動する登場人物たちが熱く尊い。特にベルばらは史実ベースなので、ある程度登場人物たちが悲劇的な運命になることが見えてしまうけど、だからこそ愛の喜びや選択の背景に至るストーリーが切なく胸に迫ります。進撃はキャラクターの生死が分かった後でストーリーを振り返ると切なくなります…

  • (ベルばらは最後の)戦闘シーンがかなり具体的で、なるほどこうやるとバスティーユ/巨人を襲撃できるのか…と妙に客観的な目線でも見られる

進撃の巨人が好きな人にはベルばらの特にここに着目して見てほしい(ネタバレなし)

  • 残酷な宿命を打破する力となるのは「壁を壊し、愛に気づく」(※映画ベルばら劇中歌の歌詞より)こと、そして愛や信念に基づいた行動であること。

    • 進撃においては「壁を壊す」は文字通りの意味(+人種民族が違っても相手も同じ人間であり生きたいと思っていることを理解すること)、「愛に気づく」はそんな異なる人種であっても、異なる人種民族同士でも恋愛友情家族など色々な形で愛し合うことができると理解し信じること、かなと思っていました。始祖ユミルの行動の理由が「愛」への渇望である、と知ることも含むと思います。

    • ベルばらでは、「壁を壊し、愛に気づく」こと:映画ベルばらの劇中歌の一節に出てきますが、壁を壊し愛に気づいた、その上での自由な意思での選択が、歴史を大きく変える一つのきっかけとなった、と解釈しました。

  • 進撃のアニメを改めて見返すと、しっとりとした感情のやり取りのシーンの劇伴が特に両作品似ている気がします。音楽担当の澤野様YAMAMOTO様の素晴らしい楽曲です。
    映画ベルばらでは終盤バスティーユ戦のBGMが進撃のアニメを彷彿とさせるような自由を求める戦いのテーマでテンション高まります!!

進撃の巨人が好きな人にはベルばらの特にここに着目して見てほしい(ネタバレあり)

  • 両作品(進撃はアニメ版)に「地獄まで一緒に行く」意味合いのセリフがあります。

  • ベルばら映画版、進撃アニメ版両作品とも最初と最後に出てくる鳥は、心や身体の自由の象徴であると共にエレンもといアンドレの魂の化身の鳥なのかな…エレンはミカサのマフラーを何度でも巻いてくれ、アンドレはどんな時もずっとオスカルと一緒、死ぬまでそばにいる、という約束を果たした、と理解しました。

    • (ベルばら映画を最初に見た時は進撃の巨人の記憶が強かったので、ベルばらの鳥のモチーフを進撃の鳥モチーフになぞらえて最初から考えてしまっていました。偏った解釈かもですが自分としては腑に落ちる考えかな、と思っています)

  • 当たり前・偶然かもですが、アンドレ/ミカサも命を救ってくれた幼馴染に重いくらいの愛情を抱いているけど、その理由もしっかり描かれているので感情移入しやすい

他にも言語化しきれないけどなんか似てる!と思うことは多いです。
ベルばらは恋愛メインの作品なのでは、と言われることも多いようですが、確かにそうだけど運命の中で一層激しく切なく悲劇的に燃え上がる恋愛という感じなので、決してキラキラ感だけではなかったと思います。むしろ進撃と同じように、ままならない現実に思いを馳せる作品でもあると思いました。

という訳で、進撃好きの方にもぜひお勧めしたいです。最初は華やかな画面に歌でびっくりするかもしれないですが、「自由」のテーマはしっかり濃厚に鮮烈に描かれていると思いました。
そして4/30から海外も含めたNetflix配信も始まります。Attack on Titan (AoT)が好きな海外の方はかなり多いはずなので、昔のベルばらThe Rose of Versailles(RoV)のアニメを知らないけどAoTは好きな世代の方は、RoVも見て好きになってもらえる可能性があるかもとも思いました。世界配信の成功を心から祈ります!

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