ほとけさまのおしえ「ウィンウィン」
世の中には、「様々な関係」が存在します。
そしてその中でやり取りが行われるとき、「誰かの得は誰かの損」になるのが普通です。
例えばコーヒーが好きな私は、できるだけ美味しくてお値打ちなコーヒー豆を手に入れようとします。
でも、それは同時に生産する人の「手取り」が下がることにつながります。
「ではもっと高く売ればいいじゃないですか?」と言う意見もでてきますが、そもそも選択肢が限られていて、断ることができない生産者も多いのです。
つまりは「搾取」を承知で、「生活の糧」を得なければならない人も大勢おります。
でもこんな関係は「長続き」はしません。
私が幸せになっても、その裏で誰かが不幸になっていたら、それは本当に幸せな状態と言えるでしょうか?
「阿弥陀如来様」は世の中のありとあらゆる人が皆等しく救われるためにどうすればいいのかを考えられました。
それはとても難しく、「五劫」という長い時間が必要だったのです。
ここで言う「劫」とは、天女が百年に一度舞い降りて「大きな岩」を撫でることを繰り返し、この「岩が削れて無くなる」までの時間です。
それが五回繰り返された時間が五劫なのです。
この時間を費やして、皆が等しく救われる方法を「四拾八の願い」にまとめられました。
それが「彌陀の四拾八願」と言われるものです。
それほど、皆がウィンウィンになり、すべての人が幸せになるのは難しいとも言えるでしょう。
それは私たち凡夫には計り知れないことであり、理解する「時間」も「素養」も持ち合わせておりません。
でも私たちにも少しだけ「近づける方法」があります。
それは「思いを致し感謝をする」ことです。
「こんな美味しいコーヒーをこんな値段で提供していただけるなんてありがたいな〜」
そう思いながら飲むコーヒーは、いつもより「格段に」美味しく感じるのです。
そして感謝を致すことは、実は「自ら」幸せになる「最短で最良の方法」だと思っておりす。
☆今日の一句☆
ウィンウィンを
感じる言葉
ありがとう
