2026年7月28日(火)「調理器具・プラスチック容器」
今日の東京は曇り、一時雨。
朝方の最低気温は21.5℃、日中の最高気温はソレでも30℃弱。
今日からは二十四節気・大暑の次項、七十二候では「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」(土が湿り蒸し暑くなる時季)となりました。
しかし、フランスやスペインの熱波による森林火災、エラいコトになってますねぇ。
ボルドーの葡萄畑に迄延焼しないコトを願ってます、さて、
昨日は「未利用魚・アメフラシ」について書いてみましたが、本日は「調理器具・プラスチック容器」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
調理器具(?)保存容器(?)としてのプラスチック容器。
コレ、どんな家庭でもごくフツーに、しかも頻繁に繰り返し使用したりしてるトコロも多いのでは無いかと思います。
今や一般家庭のみならず、飲食店での調理・保存・保管なんかでも大活躍してます。
そりゃあ、そもそもがお安いし、お手軽だし、場合によっちゃあ使い捨て出来たりもして、とっても便利なモノですからねぇ。
でもですね、やっぱりモノゴトにはウラとオモテがあって、良い面もあれば悪い面もあるんですよね。
今回は、食材の保存や調理なんかにも使われる各種プラスチック製の包装容器・製品等に纏わる悪い面・ウラの面にスポットを当てて掘り下げてみたいと思います。
食に纏わるプラスチック製の包装・保存容器って、具体的にはどんなモノがあるのか?
代表的なプラスチック容器・製品として良く使用されているモノは以下でしょうか。
・旭化成ホームプロダクツ:Ziplock
ジップロックフリーザーパック(厚手のポリエチレン製の袋で、冷凍耐性 が高く作り置きや下処理に頻繁に利用)やジップロックコンテナ(耐熱性の高いプロピレン性、電子レンジ加熱・冷凍保存に強く、家庭で最も普及している保存容器)。
・タッパーウェア:Tupperware
プラスチック容器の元祖的存在。プラスチックコンテナの通称として「タッパー」と呼ぶコトが多いけれども、元祖はこのメーカーの製品。特に、クリスタルウェーブと言う製品は電子レンジ加熱に特化してて、蒸気弁付きで加熱ムラが少ないと言われてます。
・ロック&ロック:Lock & Lock (← 韓国メーカーだってコト、知ってました?)
Lock & Lockと言えば、あの四方ロック方式が有名で、耐久性に優れ且つ密閉性が高く、特に汁物保存に強いのが特徴ですね。耐熱ガラス+プラスチック蓋のシリーズもあったりして、コレだと油汚れにも強いし、調理~保存迄が一体化出来るメリットもあります。
・100均系様々なヤツ
コスパ重視派には有り難い100均系。種類も豊富だし、モノによっちゃあ上述の大手のモノにも引けを取らないようなモノ迄あるのが、ウレしい。
上記以外でも、IKEAやらニトリ、無印良品なんかからも様々な商品が出されてて、用途や好みに合わせ、ある意味選び放題。
では、そんな安価で便利なプラスチック容器にはどんな問題課題があるのか?
コレらのプラ容器の代表的な素材としてはポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)・ポリスチレン(PS)や、耐熱性の高いポリカーボネート(PC)等が使われてるワケですが、コレらの化学物質が調理や保存中に溶出してビスフェノールA(BPA)やフタル酸エステル等の有害物質となり、ホルモンバランスや発育等の健康に悪い影響を与えると言われてます。
勿論、日本の食品衛生法によって厳しい基準が設けられていて、健康への悪影響が無いように配慮はされているものの、完全に安全であると言うレベルには至ってはいない、と言うのが実情ではないでしょうか。
単にそのまんま使っているだけじゃあ、その悪影響は顕著に現れぬようですが、以下のような状況時に悪影響があり得るようです。
・耐熱性の限界
使われている素材によっては高温で変形したり、成分が溶出したりする可能性アリ。従い、電子レンジ加熱時には蓋を外す、耐熱表示を確認する等の基本動作が重要。
・油汚れの吸着
プラ容器は油を吸着し易く、ニオイ残りやベタ付きの原因。熱湯を掛けると変形リスクもあるので、重曹や酸素系漂白剤使用の低温洗浄が有効。
・キズの蓄積
プラ容器の表面に細かい傷が付くとソコに汚れや雑菌が入り込み易く。従い、長く使用継続するよりも、用途ごとに買い替えを前提とした運用が衛生的。
世間的には環境意識の高まりがあってSDGsが叫ばれていたり、以前お話したマイクロプラスチック問題等のコトもあったりするので、プラ容器の使用や使い捨てプラ製品の使用は減少傾向にはあるとは言え、あの安さ(ウクライナやイランの戦争等の影響によって価格高騰してますが)や便利さには代えられないモノもあるので、完全に消えるコトはないでしょう。
また、環境に配慮したバイオ系やリサイクルし易い単一素材容器等、環境負荷を減らした新素材使用のモノも増えて来るとは思います。
まぁ、その辺りのコトも考慮した上で、安さ・便利さvs環境負荷のバランスを取り乍ら、良く考えた上でコレらのプラスチック容器を上手に使用して行きたいモンです。
明日は「医食同源・各種サプリメント」についてお伝えして行きたいと思います。
