東京で考え中

出会いはどこかの美術館だったと思います。

上映されているアニメーションを観て、私は心臓を射抜かれたようにその場から動けなくなってしまいました。

「近藤聡乃さん…」

私はすぐに近藤さんについて調べました。画家なのかぁ、あ、漫画も描いている。ニューヨークに住んでいるのかぁ。多摩美…。

近藤さんの漫画、エッセイは全て持っており、特に漫画『A子さんの恋人』は何度も繰り返し読んで大体同じところで泣いています。

「私には向いてないみたい 人と一緒にいるのが」

ぎくりとする、英子の台詞。なぜぎくりとするのか。私の中にも似たような感覚があるからだと思います。

2023年の夏、市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで近藤さんの個展が開催され、私は強い日差しを受けつつ会場へ向かいました。入り口付近で誰かが写真撮影をしていました。こ、近藤さんだ…!どこかのタイミングで来日する、という情報は聞いていたけれど、まさか偶然にも!どうしよう、声をかけたい、いやでもなんて?「好きです」?急に?

緊張のあまり私はそっと会釈をするのみで会場に入ろうとした、けれど近藤さんは「こんにちわ〜」と素敵な笑みを向けて挨拶してくださったのです。「こ、こんにちわ〜」震えている、震えまくっている私の声。
その後展示を観ている間も、スタッフさんと談笑する近藤さんを背中で感じてドキドキが止まらずふわふわしていました。会場を出る際、またもや入り口に近藤さんが。「ありがとうございました〜」と素敵な笑み(2度目)を向けてくださり、私はもう意識が飛んでしまいました。多分「ありがとうございました!」とは言えたはずですが、伝わっていたかどうか。

今年、近藤さんの新しいアニメーション作品が15年ぶりに完成し、日本で初公開されます。

今回はトークイベント&サイン会が行われるそうで、すぐ申し込みました。倍率が凄そうで当選するかどうかは分かりませんが、とにかく楽しみであります。

次お会いできたら「ときめいてます!」とお伝えしようか…

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