選ばれる理由を作る!くるみん・えるぼし認定のメリット
「また、求人媒体の更新時期か……」
掲載費に数百万円を投じ、祈るような気持ちで公開ボタンを押す。しかし、返ってくるのは数件の応募と、面接直前のキャンセル通知。そんな「採用の空振り」を経験されている経営者の方も少なくないのではないでしょうか。
今の時代、(特に若年層の)求職者はドライに、かつスピーディーに会社を品定めしています 。彼らが求人票の「働きやすい職場です」という言葉の裏に透かして見ているのは、「名ばかりで実態が伴わないのではないか?」といった懸念を持っています。
私は社会保険労務士として法律の「仕組み」を整え、臨床心理士として人の「こころ」に寄り添う、少し変わった立ち位置で組織支援をしています 。その経験から断言できるのは、採用も重要なのですが、会社様自体が求職者に選ばれる存在であるという視点も重要であるということです。
それが、公的な認定(くるみん・えるぼし等)の取得と、それを通じた「選ばれる理由」の再設計です 。
今回は、知名度不足に悩んでいたIT企業や、離職の連鎖が止まらなかった製造業の会社が、いかにして「選ばれる組織」に変わったのか。その具体的な舞台裏をお話しします。

【事例1】「福利厚生充実」という言葉が、誰にも届かなかった理由
ある中堅IT企業の社長は、頭を抱えていました。残業を減らし、育休も取れる環境を整えた。なのに、求人票を出しても大手競合に埋もれ、応募すら来ない 。たまに来る応募者も「楽ができそうだから」という、望まないミスマッチばかりでした 。
そこで私たちが介入し、まずは「くるみん」認定を目指しました 。しかし、大切なのはその先です。臨床心理士の視点で、単なる制度の羅列を「挑戦と休息のサイクルが、あなたの市場価値を最大化する」というメッセージ(EVP)へと昇華させました 。
結果: 公的認定による「安心感」と、心に刺さる「言葉」が化学反応を起こし、応募数は1.5倍に。採用単価を抑えつつ、意欲の高い若手層の獲得に成功したのです 。

【事例2】「離職の連鎖」が、最強の採用武器に変わるまで
女性従業員が多いある製造現場では、負のループが止まりませんでした。「育休は取れる。でも戻ってくると居場所がない」という心理的な不安が蔓延し、現場の空気は重く、その噂が地域に広まって応募が途絶えていたのです 。また育休により、残された従業員の負担も大きくなっていることも課題でした。
私たちは「えるぼし」認定の取得をペースメーカーに据え、同時に管理職への1on1研修を実施しました 。心理士として「本音を言える空気(心理的安全性)」を土壌から耕したのです 。
結果: 「本当に大切にされる会社」という実感が社内に浸透し、なんと現職スタッフからの紹介(リファラル採用)が発生。広告費ゼロで、定着率の高いチームが再構築されました。

おわりに:社長、一度「心の健康診断」をしてみませんか?
採用がうまくいかない原因は、もしかすると技術的なことではなく、組織の「法律(仕組み)」と「心理(こころ)」の小さなボタンの掛け違いにあるかもしれません 。
「どこから手をつければいいか分からない」
「うちの求人票、求職者にはどう見えているんだろう?」
そんな漠然とした不安を、まずは言葉にしてみることから始めませんか?たけもと心理・労務オフィスでは、現在30分間の無料相談(オンライン対応可)を受け付けています 。
社労士としてリスクを整理し、心理士として社長の孤独な悩みに耳を傾けます 。 貴社の「選ばれる理由」を、一緒に見つけに行きませんか?
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