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立秋

はしさんが企画された「私の二十四にじゅうし節気せっき」にゆるく参加しています。

8月7日~8月22日は二十四節気で「立秋りっしゅう」です。

まだ夏真っ盛り、連日35度を超える猛暑・酷暑日が続くなか、秋を迎えるこの節気が来るというのは不思議な気持ちになります。

この日を境に暑さのピークが過ぎ、徐々に涼しくなるというのですが――今年はどうでしょうか。
家族は「今年の夏は意外と涼しい日があるね」とも言っていましたが、はたして。

さて、今回もいつものようにこよみ便覧を見てみましょう。

しかし今回はちょっと違います。
「くずし字が読めない」「きっとこうだろう」とはなりません。

私は大きな武器を手に入れました。

国立国会図書館が提供している古典資料のOCRソフトを発見したからです。
古典資料の画像をこのソフトに読み込ませると、何と書いてあるか分かるというのです。

githubというプログラムの公開サイトで公開されていたので、さっそく試してみました。

↑のページにある「Windows版アプリ(外部リンク)」リンクをクリックしてzipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを展開し、中にあったndlkotenocr_lite.exeを実行すると画面が表示されます。

初期表示
Fletで作っているようで、勉強になりました

↑の画面で「画像ファイルを処理する」ボタンを押すとファイル選択画面が出るので、OCR処理したい画像ファイルを選択します。
今回はこよみ便覧のスクリーンショットを選択しました。

立春~立秋までの範囲を指定して撮影したスクリーンショット

そして「出力先を選択する」ボタンで、解析結果を出力するフォルダを選択したら、「OCR」ボタンで処理開始。
十数秒経った後に結果が表示されます。

処理結果

こんな感じで処理されました。
処理結果を見やすくするとこんな感じです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
立春正月節はるの気たつをもつてなり
雨水正月中/陽気地上にはつし雪氷とけて雨水となればなり
気地中にうごきちゝまる虫あなをひらきちゝまる虫あなをひらき出れはな
春分二月中/日/日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり
青明三月節/万物はつして清浄明潔なれば此第は何の草としるゝ
穀雨三月中熱雨ふりて百穀を生化すればなり
立夏四月節なつなつのたつがゆへなり
小備四月中をより万物盈満すれば草木枝葉しける
芒種五月節ある/芒あるい稼種する時なれはなり
夏至五月中に黄陽ねつ至極し又日の長きのいたりなるをもつて
小暑六月節大黒来れるまへなればなり
/大/大暑六月中/暑気いたりつまりつまりたる時節なればなり
/山秋七月/比はじめて秋の気たつがゆへなれはなり
二一・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに整えると↓のようになりました。

立春 正月節 はるの気たつをもつてなり
雨水 正月中 陽気地上にはつし雪氷とけて雨水となればなり
気地中にうごきちゝまる虫あなをひらきちゝまる虫あなをひらき出れはな
春分 二月中 日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり
青明 三月節 万物はつして清浄明潔なれば此第は何の草としるゝ
穀雨 三月中 熱雨ふりて百穀を生化すればなり
立夏 四月節 なつなつのたつがゆへなり
小備 四月中 をより万物盈満すれば草木枝葉しける
芒種 五月節 ある/芒あるい稼種する時なれはなり
夏至 五月中 に黄陽ねつ至極し又日の長きのいたりなるをもつて
小暑 六月節 大黒来れるまへなればなり
大暑 六月中 暑気いたりつまりつまりたる時節なればなり
山秋 七月/比 はじめて秋の気たつがゆへなれはなり

解読できてる!(一部おかしなところもありますが)

二十四節気を紹介しているWebサイトでこよみ便覧を引いて紹介している記事を色々と見てきました。
例えば「大暑」は「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と紹介されていることが多かったです。
しかし原典には「前」という漢字が見えて「???」となっていたのですが――これではっきりしました。

大暑は「暑気いたりつまりたる時節なればなり」ということで、私が「???」と思っていた部分は「時節」だったことが判明しました。

立秋は「山秋」と解析されていて少しおかしいですが、「はじめて秋の気たつがゆへなれはなり」なのだと分かりました。

「初めて秋の気が立つ故なればなり」――合ってる!!

楽しいです。謎解きみたいです。

古文書とか集めてこのソフトで解読して楽しみたい気持ちが湧き上がってきました。
昔の人のラブレターとか愚痴とか読んでみたいです。


さて、いつも通り食べ物で季節を感じていきます。

今回も石原洋子先生の「二十四節気の料理教室」(主婦と生活社刊)を見てみます。
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立秋は「なすの揚げびたし」でした。
なす大好きです。どんな料理にでも合うすぐれものですよね。

なすと言えば、子供のころに親がよく作ってくれたなすとじゃがいもの入ったみそ汁が大好きでした。
焼いてくれたメザシやししゃもに、そのみそ汁とご飯が朝の定番だった記憶が蘇ってきます。

先生も紹介してくれているし、大好きなのでなすの揚げびたしを作ろう――そう思いましたが、そのまま作ったら先生のレシピをそのまま公開することになってしまいます。

それはちょっとなあ。
さりとて、なすの揚げびたしにアレンジなんてなさそうだし。
と困っていたら、ふと思い出しました。

私がひとり暮らしのころによく作ったなすの料理を。

ご紹介しましょう。


インスタントみそ汁で作る、なすと豚肉のみそ炒め

材料(2人分)

- なす         2本
- 豚肉         150g
- インスタントみそ汁  1袋(生みそタイプ)
- サラダ油       大さじ1
- 塩          少々
- 砂糖         小さじ1
- 輪切り唐辛子     お好み
- お湯         50ml

作り方

①なすは乱切り、豚肉は豚コマだったらそのまま、豚バラだったら4~5cmぐらいにカットしておく

②ボウルにインスタントみそ汁・砂糖・輪切り唐辛子を入れて、お湯で混ぜておく

③フライパンにサラダ油を引いて、入れた豚肉に塩をまぶして炒める

④フライパンになすを入れて炒める

⑤フライパンに②を入れて炒める

⑥②の水気がなくなったと思ったら完成

なすと豚肉のみそ炒め
色合いも見栄えもよくない💦

小さいころからみそ汁が好きだったので、ひとり暮らしを始めても飲みたくて、よくインスタントみそ汁を買っていました。

↓こういうやつです
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これがけっこう余るのです。
当時はひとり暮らしだから食べるのはせいぜい夕食のときで、残業が続くと外食だったりテイクアウトだったりして出番が少なめになってしまいました。

賞味期限切れが近いインスタントみそ汁を見たときに、このレシピ(というほどでもない)を思いつきました。

くちコンロだったので、鍋でご飯を炊いてそれを冷ましながら、このなすと豚肉のみそ炒めを作ってひとりで「今日も疲れたなあ」とか思いながら食べていました。

いわば思い出の料理です。

余っているインスタントみそ汁の袋を見つけたときは、副菜の一品として作ってみてはいかがでしょうか?

味は――まあ、それなりです。
キッコーマンとかの惣菜調味料を使ったほうがはるかにおいしいとは思います💦

なめろうとかも作れそうなので、今後チャレンジしてみようと思います。


食べ物と一緒に季節を歩んでいます。

次の二十四節気は「処暑しょしょ」。
暑さが処されるのでしょうか。

私は夏の暑さと持病と忙しさで処されています。
(なので皆さんの記事を読みにいったりコメント返したりが遅くなっています)

早く涼しい秋が来てほしいものです。

ではでは。

#私の二十四節気


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