見出し画像

ナナニジファンの出来ること

「ファンがアイドルのために何かできると思っていはいけない。ファンの力によってアイドルグループを育てようという考えは捨てるべきだ。そのような意識で推し活をするのは悪手以外の何物でもない」
この考えは私の中で揺るがぬものです。「過去と他人を変えることは出来ない」論法に近しく、ファンがアイドルを成長させるのではなく、あくまでファンは自身の推し活を個人レベルで楽しむものだと考えております。
しかし、ここ最近ナナニジファンがナナニジ内外に良い影響を与えている側面があるのではないかと感じている点があり、それは今まで自分に無かった視点なので、今回はそのことについて書いて行こうと思います。

1.「ロックは死なない」タイアップによるアニメ『不遇職鑑定士』原作者との関係性

昨年11月のアニラにおいて「ロックは死なない」がサプライズ披露され、さらにその曲が2025年1月放送開始アニメ「不遇職【鑑定士】が実は最強だった」のエンディング曲になることも発表されました。
ナナニジというデジタル声優アイドルグループという特性上、アニメのタイアップはメンバーはもちろんファンにとってもとても嬉しい限りです。
そしてこの流れで起きた事象が原作者茨木野先生とナナニジファンとの交流です。交流というと大げさですが、茨木野先生はアニメ開始当初からナナニジのED曲を高く評価してくださり、それに対してナナニジファンが反応し、場合によってはリプ欄でお礼をする方もいらっしゃいました。
他のアイドルファンがどうなのか分かりませんが、ナナニジファンは新たにナナニジと関わる人や新規ファンに対してとてもウエルカムな雰囲気があると思います。
いわゆる「囲い込む」行動かもしれませんね。
私もそうでしたが、アニメを毎週リアタイ実況していたナナニジファンもいましたし、茨木野先生ご自身も実況に参加していました。当然茨木野先生の目にもナナニジファンは目に付きやすくなり、有難いことに茨木野先生はナナニジの「ロックは死なない」をかなり宣伝してくれました。さらに茨木野先生はご自身でCDを買ってくれて、春ツアーのライブにも参加してくれました!



これはもちろん茨木野先生の人柄の良さもありますが、茨木野先生がアニメのEDという枠からナナニジを気に入ってくれたのはナナニジファンとの関係性もあるかと思っています。

2.リリイベーカシフェスでの出来事


続いて5/4にイオン柏で開催されたイベントカシフェスについてです。こちらは他のリリースイベントと異なって、フェス形式のイベントにナナニジもリリイベの一貫として参加しました。そのためナナニジ以外のアーティストの方々も出演していました。
そんな中、カザマカタフミさんというアーティストも出演しておりましたが、その際ナナニジファンも一緒に盛り上がって、カザマカタフミさんもその件について言及してくれました。これは事前準備ではなく、現地の空気感や流れで起きた突発的且つ偶発的なものですが、一緒に盛り上げていたナナニジファンは素晴らしいと思います。
このアドリブとも言える臨機応変的な対応力により他アーティストにナナニジを好印象で認知して頂くことは素敵としか言いようがありません。

@kazamatakafumi3

絶対誰も聴いてくれないだろうと思ったら聴いてくれた上にのってくれてすごい楽しい時間にしてくれた! #ナナブンノニジュウニ というアイドルさんたちのファンらしい!とても素敵!ファンが素敵だとグループも応援したくなる!逆説的なのかもしれないけど!自分たちもちゃんとしようとあらためて思った!いい日だったー!! #カシフェス #3markets #スリマ

♬ オリジナル楽曲 - カザマタカフミ2 - カザマタカフミ2


3.VDCでの盛り上がり


続いては5/6に恵比寿リキッドルームで開催されたイベントです。こちらも数組の別のアイドルさんと共演し、1部と2部に別れていました。そして特筆すべき点としては2部での出来事です。私も現場で観ておりましたが、ナナニジの出番前に「かすみ草とステラ」というアイドルグループのライブステージの時、隣にいたナナニジファン(2,3名)が一緒にコールとMIXをしていました。どのような経緯及び過程があったか不明ですが、どこかでかすみ草とステラファンと交流があり、向こうの応援方法を学び、共に盛り上げていました。良い意味でフロアを耕しまくって、ライブ全体のボルテージもかなり上がったと思います。
アイドルの合同ライブだと、どうしても自分たちが元から応援しているアイドルに集中して応援するものですし、それ自体は何らおかしいことでも悪いことでもないと思っています。それに知らないアイドルグループにはそのグループ流儀のコールやMIXもあるわけですし、知らないとどうしても応援が難しいです。
それでも他のファンが共に盛り上げてくれるのは嬉しくないわけがありません。

別件ですが、2023年2月に大阪で開催されたイベント「52OSAKA」というイベントにナナニジも参加しました。他のアイドルグループは私立恵比寿中学、BEYOOOOND、juice=juiceと、どのグループもナナニジより知名度も人気もあり、強固なファンが存在していました。どうしても全体の盛り上がりではナナニジよりも他アイドルグループが盛り上がっていましたが、私が観覧していた座席のすぐ近くに別グループのファンであろう男性がいたのですが、その方は知らないナナニジの曲でも見様見真似で振りをして、ナナニジの曲も盛り上げてくれました。その方には個人的には大変感謝しています。
合同ライブで、知らないアイドルグループのコールやMIXを行うのは難しいですが、一緒に盛り上がった方が、ナナニジファン及びナナニジ自体への印象も良くなるはずです。

4.根室でのカントリーライブ


さて、4番目は5/18に北海道根室で開催されたライブです。このライブは前述の3つとは前提も過程もかなり異なっております。
このライブはナナニジにも楽曲提供した東胡氏が根室在住というご縁から実現したイベントです。
初めての試み且つ、根室という日本列島最東端という場所でどうなるのかと思いましたが、蓋を開けてみれば大成功のライブだったと言えます。大成功と言える理由はメンバーもファンも満足行くイベントだったというのもありますが、それだけでなく根室市民の方々にかなり好影響を与えたことだと思います。
その影響はライブよりもその前から、むしろそれまでの根室の人々との関わりにおける過程こそが大成功の主因とも言えます。
カントリーライブが公表されてから根室のラジオ局FMねむろではメンバーが出演したり、ナナニジ楽曲を流してくれたりしてくれました。さらに、ナナニジから根室への影響は様々な形で波及しました。ナナニジがライブでは恒例となっているフラワースタンド、この制作のために地元のお花屋さんに依頼するファンの方々が多く、その花屋さんは初めてのことで戸惑っていたようでした(笑)
また、ナナニジメンバーのポスターが飾られている駅や、FMねむろで紹介されたグルメを、およそ聖地巡礼のようにファンが訪れます。
ちょっとした経済効果を与えたのかもしれません。

5.ナナニジの外的環境に好かれること


以前SNSで「あの役者さん気に入っているけど、ファンが厄介だから舞台に呼びたくない。一方であの役者さんのファンは礼儀正しくてマナーもしっかりしているから安心してオファーを出せる」という投稿を見かけました。
朧げな記憶で、一字一句が一致しているわけではなく、私の脳内補正で自分の都合の良い文章になっている可能性が高いです。
ただ、それでも上記の文章はとても然りだと私は思っていますし、アイドルグループも同じだと思っています。
厄介なファンが多いとイベント会社やその地元団体、制作チーム、作品関係者からそのアイドルを次は呼びたくないとなりますし、一方でファンの言動から好印象を与えれば招待する立場としては安心して呼べるでしょう。
ファンの言動は常にそのアイドルグループを映す鏡なのです。
その点ではナナニジファンの言動は誇れると個人的に感じています。原作者へのリスペクト、フェスで他アーティストとも盛り上がれる点、カントリーライブで地元全体を盛り上げられるバイタリティ。
もちろん全てのファンがそうだと断言できるわけではないですし、過去ナナニジファンが厄介と化してメンバーに対して醜悪な行為をした事例もあります。こういった厄介は振って沸いたようなもので、防ぐのが難しいですが、それでも一般的なナナニジファンは(私の手前味噌だとしても)誇れる言動をしていると思います。
ファンの言動によってアイドルグループが一気に飛躍することはないでしょうし、それによるリターンは小さな積み重ねでしょう。しかしその積み重ねは一朝一夕で得られるものではないですし、その積み重ねは信頼という言葉に変わります。信頼というアドバンテージはナナニジを強固にするでしょうし、少しでもナナニジのためになれたら本望です。

いいなと思ったら応援しよう!