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子どもの“つまずき”に、親ができること──カウンセリングで何を話すか悩んだ1週間



スクールカウンセリングの予約は取れていたけれど、待っていられなかった。

わたしは迷わず、地域の心理士さんにも相談しました。




子どもの学びづらさに気づいたとき、何から動けばいいのか。

何を誰に相談すればいいのか。


スクールカウンセリングまで「待っていられない」と思ったわたしは、その前にまず地域の心理士に相談をしました。

今回は、実際にカウンセリングに臨むまでの迷いや準備、そして心理検査を予約するまでの記録です。




「待っていられない」と思った日


担任の先生との面談を終えたとき、わたしの中にはモヤモヤとした違和感が残っていました。


先生の口ぶりからは、「算数が少し苦手なのかな」程度の認識しか伝わってきませんでした。

見えていないのだろうな、というのは仕方がないとも思いました。

学級運営の中では、目に見える困りごとが優先されるのもわかります。

でも、それでも、わが子が“見えていない”ことのつらさは消えませんでした。


このままでは、誰にも気づかれないまま、本人の「わからない」「できない」が積み重なってしまう──

そう直感的に思ったわたしは、スクールカウンセリングを待たずに、地域の心理士さんに相談することにしました。




「今決めなくていい、でも今予約しないと」──心理検査の壁


地域の心理士さんとの相談の中で、こう聞かれました。


「今後具体的な支援を考えるなら、心理検査を受けるという選択肢もあります。どうされますか?」


内容や流れを一通り教えてもらったあと、聞いて驚いたのはその待機期間。

最短で予約できるのが5ヶ月先。


「今すぐに受けるかどうかは後で考えてもいい。でも、予約だけは“今”しておかないと後手になる」

そう判断したわたしは、その場で独断で予約を取りました。夫にはまだ相談していませんでした。


でも、その判断は、結果的に正解だったのです。




カウンセリングで話す内容に悩んだ1週間


スクールカウンセリングの予約は取れたものの、今度は「何を話すか」で悩みました。

家庭での様子、学校でのエピソード、次女の言葉──伝えたいことは山のようにあります。


でも、限られた時間の中で全部話しても、きっと何も深まらない。

ふと思い出したのは、長年受講している心理学講座で先生がよく言っていた言葉です。


「今日、どんなことが解決するといいですか?」


その問いを自分にも投げかけ、思考を整理するために生成AIにも話しかけてみました。

最初は、まとめてもらった文章をそのまま持って行こうかと思ったくらいです。




伝わっていると思い込んでいた“共通理解”


実は、カウンセリングに臨む前、わたしの中には

「きっとこの背景は伝わっているだろう」という思い込みもありました。


長年受講している心理学講座の先生は、教員免許も持ち、家庭教師もされている方。

だから「学習のつまずき=支援の工夫」という前提は、当たり前のように語られてきました。

その感覚のまま、カウンセラーさんにも通じると思っていたのです。


また、わたし自身も通信大学で心理学を学んでおり、教育心理学や学習心理学にも触れてきました。

でも実際には、相手に伝わるということと、前提が共有されていることは違う

そのことを改めて感じました。




わたしが決めた「3つのゴール」


最終的に、わたしは3つのテーマに絞って、カウンセリングに臨むことにしました。




1.子どもの気持ち


自己評価が下がっていることが、今一番の心配です。

「わたしは頑張ってもできない」と言うようになってしまった。


このまま「できない自分」が固定化してしまう前に、どう支えたらよいのかを相談したいと思いました。




2.学習のサポート


算数でのつまずきが目立ってきている中で、どんなアプローチが合うのか。

学校と家庭、それぞれでできる具体的な支援方法を一緒に考えたいと思いました。




3.家庭での支援


親として、どんな声かけや接し方が適切なのか。

心配しすぎても、何も言わなくても逆効果。

家庭での支援の「ちょうどいい距離感」を探すヒントがほしかったのです。




この3つの軸にしぼったことで、わたし自身の中でも見通しが持てるようになりました。

「全部話さなくてもいい。今、前に進むための一歩だけ見つけられたらいい

そう思えたことで、安心してカウンセリングに臨む準備が整いました。




見えてきたのは「学び」の土台


実際のカウンセリングでは、学習の進め方や教材の選び方といった直接的なアドバイスはありませんでした。

ですが、それ以上に大切なことが見えてきました。


学習面だけでなく、感情面・生活面でも“パターン認識”や“抽象化”が難しい


「これはこういう時に使えるよ」「このパターンで考えれば大丈夫」といった応用が効きにくい。

同じような場面でも、毎回“初めてのように”戸惑っているのかもしれない。


これまで見ていた困りごとの背景にあるものが、少しだけ言語化できたような気がしました。




家族の支えが“安心”につながる


心理検査の予約を独断で入れたときは、夫にどう切り出そうか少し迷いました。

でもカウンセリングでも結局地域の心理士さんと同じことを言われたのです。本人の得意不得意を共有しておくことは個別最適化の支援につながる、と。

カウンセリングでの後押しもあって、その話を夫に伝えた時

「家でできることを知りたいよね。早めに受けられるなら、それが一番いいと思う」


特別に驚くことも、否定的な反応もなく、自然に受け入れてくれたことに、ほっとしました。

わたしひとりで抱えていたつもりだったけれど、ちゃんと気にしてくれていたのだとわかりました。




次回予告:カウンセラーと対話して見えた“今、必要なこと”


この記事では、スクールカウンセリングに至るまでの準備の記録を中心にまとめました。

次回は、実際にカウンセラーさんと話して見えてきたこと、

そして心理検査を受ける意味や、今後のサポートへの展望について記録していきたいと思います。

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