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【速報】 東京農業大学稲花小学校 「2027年度入試の変更点」と、11月の過ごし方

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◼️ 詳細版の掲出

こんにちは。慶楓会小学校受験コース主任の、松下健太です。

9月に入り、東京農業大学稲花小学校の2027年度募集要項(詳細版)が学校のホームページに掲出されましたので、昨年度の要項と全文を並べて確かめました。

5月の概要版の時点で、選考の形が変わることは公表されていましたから、極端にその内容に驚かれた方は多くないかもしれません。

ただ、詳細版で初めて明らかになったことがいくつもあり、そのうちのいくつかは、10月の出願と11月の過ごし方を実際に変えるものであることがわかりました。

そこで、農大稲花の受験をされる方のために、速報として本記事をまとめました。

特に読んでいただきたいのは、農大稲花と、他の学校を併願される方です。

今回、稲花の試験の形式や日程が変更になったことで、慶應義塾幼稚舎や早稲田実業学校初等部など、他校との併願を考えている方にとって、看過できない大きな影響を生じています。


◼️ 面接が、一次試験後に

昨年度(2026年度入学考査)までの農大稲花小の選考は、出願を済ませた志願者が全員、10月のうちにオンラインの事前面接を受け、そのうえで11月にペーパーテストと行動観察を受ける、という順序でした。面接が先、試験が後です。

2027年度は、この順序が入れ替わりました。

一次試験(ペーパーテスト・行動観察)は、11月1日(日)から4日(水)までの4日間のうち、出願時に選んだ希望日に受けます。

その結果発表が11月6日(金)13時。

二次試験は、オンラインによる親子面接で、男子が11月9日(月)、女子が11月10日(火)。

最終の合格発表が11月13日(金)13時です。

面接は「二次試験」という名前になり、一次試験の合格者が受ける形になった、と案内されています。
志願者全員が同じように受けていた場が、一次を通過したご家庭だけが呼ばれる場になりました。


◼️ 書面で提出する書類がなくなった

もうひとつ、詳細版で確定したことがあります。

昨年度まで必要だった「事前面接用質問票」が、なくなりました。

要項には、郵送による提出物等はありません、と明記されています。

昨年は、この質問票は、学校のホームページから記入用紙をダウンロードして作成し、出願サイトから出力した申込内容確認書と重ねてホチキスで留め、専用のラベルを貼った封筒に入れて、簡易書留で郵送するものでした。

しかも手書き用のpdfとパソコン入力用のWordの両方が用意されていて、書式を変えずに書くという条件がついていました。

事前面接は、この質問票の内容を踏まえて行うと、昨年度の要項にはありました。

ところが、その一連の書類が、今年はまるごとありません。

農大稲花小の出願で、ご家庭が文章を書いて出す機会は、なくなりました。

あわせて、面接の途中に行われていた親子での共同作業(一昨年までは絵本、昨年はお絵描き)も、要項から消えました。

昨年度は白無地の紙を1枚と筆記用具を用意して、親子で絵を描く様子を見ていただく時間がありましたが、2027年度の二次試験は、約10分の面接だけです。

準備するものとして挙がっているのは、カメラとマイクのある端末と、受験票です。


◼️ 準備の順番

この変更は、準備のあり方を変えてしまうものです。

10月のうちにやっておくべきことの中身が、まず変わりました。書く作業がなくなった分、負担が軽くなったように見えます。

ただ、書くという作業には、家庭の考えをいったん言葉にして固定する働きがあり、事前に自分たちの考えをまとめられる機会でもありました。

しかし、その働きは今年、ご家庭が、自分自身で準備するものとして、委ねられました。

面接で問われる内容は、要項にはっきり書かれています。

11月6日から10日までの数日間も、これまでになかった意味を持ちます。

一次の結果が出てから二次の面接までの時間は、昨年までの入試には存在しなかった時間です。

この期間の時間の使い方を決めておかないと、すでに考査が始まり、ただでさえ動きにくい時期に考えなければならないことが増えてしまいます。

そして、極めて重要な点として、最終の合否が確定する日が、昨年より後ろにずれました。

ここは併願先との関係で、ご家庭ごとに影響の出方が違います。

ここから先では、次のことをお伝えします。

高倍率校の筆頭であり、生半可な準備では合格ができないのが農大稲花という学校です。

この学校の、今年の試験のあり方を正しく理解することで、これまでの準備を必ず成果に繋げたいという方は、ここでしっかりと見通しを持てるよう、以下の整理をよく確認なさってください。

● 昨年度と2027年度の日程の全比較。出願期間から入学金の納入期限まで、項目ごとに動いた日数

● 学校が今年から公表なさった試験の中身。ペーパーテストの出題の示され方と、行動観察の場所と内容

● 質問票がなくなったことで、二次試験の10分が担うことになったもの。要項に挙がっている項目を、10月のうちに言葉にしておく手順

● 11月6日13時から、9日または10日までの数日間の使い方と、当日の運用で書き換わったところ

● 入学手続の変更点、併願先との間に生じる確認事項(具体的な学校名を挙げて解説しています)、そして昨年から動いていないこと

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