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人間関係の基本は「消費型」

人生における人との関係性って、難しいけれども素敵な面もたくさんありますよね。

こんな書き出しをすると、「当たり前のこと、今更、何を言ってるんだ」というお声やら、「素敵⁈ 恵まれた奴の戯言だ!」という声も聞こえて来そうですが……

家族との関係、学校、職場、取引先など、人生において歳を重ねるごとに人間関係の数は増えていくし、その性質やかたちも多岐に渡っていきますよね。また、会ったことはないけれども、SNSやゲームだけで繋がっている人など、リアル社会ではないところでの関係も今では増えています。

とりわけ、ビジネスにおける取引先との人間関係は「消費型」タイプのものが多いと思います。

プロジェクトやタスクを達成するための手段として築かれることが多いですから、目的が果たされた後、関係性が薄くなるのは自然な流れです。また、多くの場合、仕事の人間関係には利害関係が含まれます。自分の成果や立場を守るために相手と接することが優先され、純粋な信頼や友情とは異なる形で築かれるものです。
このように、仕事上の関係では感情よりも効率が重視されるため、深い交流や相互理解に至る機会が限られるのがほとんど。さらに、職場のルールや慣習が、プライベートな側面をオープンにするのをためらわせることもありますからね。

とはいえ、チームで長期間働いたり、困難を共に乗り越えたりした場合、信頼が育まれ、仕事を超えた関係に発展することもあります。いわゆる、長期的な「投資型」の関係性ですね。
私の場合、これまでの社会人生活30年で、仕事で関係した人全体の3%ぐらいの人とは永い付き合いをさせていただいている感じでしょうか。
この数値に関しては、もちろん、私の人間性によるところも大きいでしょう。しかし、多くは仕事で関わった時間的な要因や役割的な要因によるもの、さらには転職などの環境の変化によって関係性が消失したと思います。

もちろん、業種や職種によっては、「投資型」の関係性、すなわち、長期に渡る関係性が築き易いという違いもあるとは思います。ただ、一般的にはギブ&テイクの「消費型」が今なお主流ではないでしょうか。

いっぽうで、社会は大量生産大量消費ではない「循環型」の持続可能社会の実現に向けて、サーキュラーエコノミーが課題となっていますね。
ただ、人間関係に関してはこの「循環」という考え方が当てはまるのか否か?
そこで、今度は恋愛という側面で、この疑問を深掘りしてみました。

循環型社会の基本といえば「3R」。Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)。これを恋愛に無理矢理にあてはめてみました。

1)Reduce(削減)
恋愛においては、リデュースの定義は「不要な負担やストレス、過剰な期待を減らすこと」になるのでしょう。お互いに余裕を持ち、シンプルで無理のない関係を築くことが重要になってきますね。
例えば、過剰な干渉や束縛を控え、相手の自由を尊重する。また、誤解を生むコミュニケーションを減らすため、素直な言葉で話す。さらに、物質的な贈り物に頼るのではなく、心のつながりを重視する。
ポイントとしては無駄を省くことで、関係を持続可能で楽なものにできるか、ですね。

2)Reuse(再利用)
恋愛関係でのリユースの定義は「過去の思い出や経験を新たな形で再び活用すること」になるのでしょうか。関係のなかで積み重ねた良い記憶や絆を、関係の再構築や強化に役立てるとか。
例えば、初デートの場所を再び訪れることで初心を思い出す。また、過去の恋愛で学んだ経験を活かし、次は同じ過ちを繰り返さないといったことですね。

3)Recycle(再資源化)
恋愛におけるリサイクルは「終わった関係や役割を新しい形で活かすこと」になるのでしょうか。ただ、これは別れた恋人と友人関係として付き合い続けるぐらいしか思いつかなかったです。それか、「元サヤ」かと思いましたが、「元サヤ」の場合はリサイクルというよりもリペア(修復)のほうが適切でしょうね。

消費型の関係性を超えた知り合いや友人。そのなかでも最も貴重であり、稀な関係が「心友」なのでしょうね。出会った後のお互いの関係性の育み方によって成立する人間関係。

「心友」となるべき人と出会っていたのに……ということが、あなたの過去にはありませんでしたか?


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