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EOS R8 Mark IIの新デザイン、どうよ?

キヤノンEOS R8 Mark IIが発表されましたね。何と言っても最大の注目は、その新デザイン。

新デザインフィロソフィを採用したEOS R8 Mark II
新デザインフィロソフィを採用したEOS R8 Mark II

RF45mm F1.2 STMとの組み合わせが用意されているのも面白いですね(どういう層に訴求したいのか、分かるような分からないような・・・)。

40年続いたデザインが変わった

EOS登場の1987年以来・・・いや、正確には1986年に登場した「T90」から綿々と続いたキヤノンの「撫で肩」デザインが軌道修正された形となります。

このデザインが今後のEOSシリーズに続くのか、それともEOS R8 Mark II単発で終わってしまうのか、現時点では不明ですが(もともとR8はRPの流れを組む独特のデザインでしたので、R8 Mark IIだけ例外、という可能性もあるのですが)、私は洗練されたデザインとして好印象を持っています。

端正な面持ちのEOS R8 Mark II
端正な面持ちのEOS R8 Mark II

撫で肩デザインからの脱却

私、EOSシリーズの左右非対称な撫で肩デザインが苦手でした。

左右非対称なのが生理的に苦手
左右非対称なのが苦手

とりわけ、左肩の終端が右肩の其れより低い位置にあるのが、なんだか収まり悪くて・・・長年キヤノン機を愛用しつづけている私ですが、このデザインは好きになれません。

その点、新しいEOS R8 Mark IIは、とてもモダンで洗練されたシンプルなデザインにまとまっていると考えます。

事前リーク時点で賛否両論

・・・とは言え、事前リーク画像が出た時点からネット上では賛否両論の意見が飛び交っていたデザインなのも事実。

長年に渡ってキヤノンのカメラを形作ってきた造形が大きく変わったこと、そしてなによりも「これ、どこかで見たことあるぞ!」と思わせる既視感バリバリなデザインに多くの人が戸惑っているのでしょうね。

ここで問題↓ キヤノン機はどれでしょうか?

シルエットだけでキヤノン機はどれか分かりますか?
シルエットだけでキヤノン機はどれか分かりますか?

こうして各社のミラーレス機をシルエットだけにして並べた時に、どれがどの機種かわかるでしょうか。

試しに、AIにも同じ質問をしてみました。

Google Gemini(Gemini 3.8 / 3.7 / 3.5)の回答↓

Geminiは (a) と回答
Geminiは (a) と回答

加えて「c」はソニー機と判断していますね。

続いて、ChatGPT(GPT-5.6 Luna)の回答↓

ChatGPTも (a) と回答
ChatGPTも (a) と回答

ともに、キヤノンの特徴である「なで肩」なデザインを元に「a」と回答しています。因みに「c」はどこのメーカー?と聞くと↓

ChatGPTも (c) をソニーと判断
ChatGPTも (c) をソニーと判断

Gemini同様、ChatGPTも「c」は、ソニー機と回答していますね。

・・・はい、皆さんお気付きのように正解は↓コチラ

正解は a と c
正解は a と c

「a」は当然としても、今回登場した「EOS R8 Mark II」は「c」となり、正解は「a」と「c」の両方となります。

AIが「c」=「ソニー機」と口を揃えて答えるように、EOS R8 Mark IIはソニー機っぽいカタチをしている訳です(それにしても「b」「c」「d」の違いは結構微妙)。

※AIの回答は、Web上の情報等を反映しているため、発表されたばかりであるEOS R8 Mark IIの情報がAIに未反映・未定着の結果とも考えられます。

一般的に、AIの検索連携は対象となる情報の公開から数分程度の最新Web情報に対応する一方、モデル本体への学習定着には数ヶ月以上の時間を要するとされます。

逆に言うと「a」は誰が見てもキヤノン!と判別できる意匠(=デザイン的な特徴)を持っていたことが分かります。

それらを全て捨て、既視感あるデザインにする必要が本当にあったのか?EOSをEOSたらしめていたデザインを捨てねばならない切迫した理由があったのか?と問われると・・・果たしてどうなのでしょう?

ただ、上記「a」〜「d」を並べて見た際、今となっては「a」が若干古臭く感じるのは確か。常に前へ前へと突き進むキヤノンにとって、それは許し難かったのかも知れませんね(知らんけど)。

新デザインフィロソフィ

商売上手なキヤノンの事なので、この新しいデザインにさぞかし仰々しいネーミングを付けているのだろう!と公式サイトを確認するも、執筆時点(2026年9月)では、それらしい記述は見つかりませんでした。

念の為、北米Canonのサイトを確認すると、こちらは新デザインについて踏み込んだ記述があります↓

Its premium, modern flat-surface design breaks from recent curved models to touch upon the heritage of the days of more angular bodies like the Canon T80, F-1 and A-1 cameras offering ergonomic comfort in a travel-ready body.
(和訳)
プレミアムでモダンなフラットサーフェスデザインは、従来の曲面モデルから転換し、Canon T80、F‐1、A‐1のような、より角張ったボディの遺産に触れ、旅行に最適なボディで人間工学に基づいた快適さを提供します。

usa.canon.comより引用

しっかりと過去の人気モデルと地続きのデザインである点に言及されています(恐らく根強くあった「レトロスタイルのデザイン」なる噂は、このコンセプトから来ているのでしょうね)。

意味不明なキャッチコピー

私はとても洗練されてカッコ良いと感じたEOS R8 Mark IIですが、1つ気になったのがキヤノン公式の製品サイト

「みせろ、感性。」なんだ、このダサいフレーズは!
「みせろ、感性。」なんだ、このダサいフレーズは!

キャッチコピーが「みせろ、感性。」・・・な、なんだ、このダサっさいフレーズは!!!

一体、どういう層に対し、どういう部分が刺さって欲しいのか、何を伝えたいのか、全然ワカラン。RF45mm F1.2 STMとの組み合わせが用意されている、という事は「そういう層」に買って欲しいのかな?と思っていたけど、微妙に違う感じ。

因みに写真の男性、最近また若者に流行りつつあるデニムジャケットなるユルさを出したカジュアルな装いに、背景は東急プラザ渋谷。昨今の渋谷は再開発でオフィス街になりつつあり、すでに若者の街では無いと聞きます(この格好なら下北沢や高円寺の方が似合う?)。

色々とチグハグでカッコ良く無い。

そして、添えられた英文「Created to Explore」、直訳すると「探求するために生まれた」・・・でしょうか。米国Canonのサイトも同じコピーなので、グローバルに共通なのは英文のほう。

北米キヤノンのR8 MarkIIサイト
北米CanonのR8 MarkIIサイト

前述のように北米Canonの説明文に「offering ergonomic comfort in a travel-ready body.(旅行に最適なボディで人間工学に基づいた快適さを提供します)」とあるように、イメージ画像も砂丘といった「旅」や「冒険」を意識した写真が用いられています。コンパクトなR8 Mark IIでExploreしてね、と。

・・・だとすると、日本語の「みせろ、感性。」とは随分と趣が異なっていませんかね? つくづく、日本語のキャッチコピーは何を訴えたいのか謎が深まります

早く触ってみたい

発売は2026年10月29日、店頭に並んだ実機を早く触ってみたいですね。どんな感触なのか楽しみです(手にどう馴染むか確かめたい)。

皆さん、R8 Mark IIの新デザインはお好きですか?

〔了〕

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