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「私、家事が嫌いじゃないのかも」静かな平日に気づいたこと

先日、平日の静かな昼間を久しぶりに過ごしていて、ふと思ったことがあります。

「あれ?」

「私、家事が嫌いだと思ってたけど……もしかして、そうでもない?」

自分でも驚きました。

いやいや。

私はずっと、家事が苦手だと思っていました。

掃除も片付けも、テキパキできるタイプではありません。

やってもやっても終わらない。

誰かに褒められるわけでもない。

一か所きれいにすると、別の汚れが目につく。

「ここもできてない」

「まだこれも残ってる」

そんなことばかり気になって、家事をすると疲れる。

だから私は、

「家事が嫌いなんだ」

と思っていました。

でも、その日。

夫は仕事。

次女はアルバイト。

家の中は静かでした。

誰かに呼ばれることもない。

急に予定が変わることもない。

自分のペースで、

「そろそろ洗濯物を干そう」

「次はこれをしよう」

と動ける。

そのとき初めて、

家事そのものが嫌いなのではなく、

自分のペースでできない家事が苦しかったのかもしれない

と思いました。

子育て中は、自分の都合だけで家事を進めることなんて、ほとんどできません。

何かを始めたところで呼ばれる。

途中で別の用事が入る。

食事の時間も、家族の予定もある。

せっかく始めたことが中途半端になると、私はそれが妙に気になりました。

だから逆に、子どもが学校へ行っている時間や、何も予定が入っていない日に、

「今のうちにやらなきゃ」

と一気に詰め込むようになったのかもしれません。

せっかく時間があるんだから。

今日こそやらなきゃ。

ここまで終わらせなきゃ。

そうやって、自分で自分を急かす。

その結果、

家事=疲れるもの。

家事=プレッシャー。

家事=終わりのない仕事。

そんなイメージになっていったのかもしれません。

でも、時間と気持ちに余裕がある日に、自分のペースで家事をしてみると、少し見え方が違いました。

洗濯物を干す。

食事を作る。

ゴミを出す。

少しだけ部屋を整える。

どれも華やかなことではありません。

でも、

今日の自分や家族が気持ちよく暮らせるように、生活を少しずつ整えている。

そう考えたら、

家事って、なんだか尊いなあと思ったのです。

もちろん、だからといって

「私は家事が大好きです!」

と宣言するところまでは、まだ羽ばたけません。

面倒な日はある。

何もしたくない日もある。

お弁当を買って帰りたい日だって、これからも絶対にあります。

それでいいと思っています。

ただ、

「私は家事嫌い」

と何年も思っていた自分に、

「ひょっとしたら、ちょっと違うかもよ」

と言えるようになった。

それだけでも、私にとってはかなり大きな発見でした。

好きか嫌いか。

得意か苦手か。

そんな二択ではなくて。

自分のペースで。

できる範囲で。

誰かに急かされるでもなく、自分で自分を追い立てるでもなく。

そんなふうに暮らしを整えることなら、

私は案外、好きなのかもしれません。


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