貧乏シングルマザー、NYへ。無謀すぎる一歩が、人生を変えた話
山田まゆみです。
3投稿目を読んでくださり、ありがとうございます!
「40歳で死ぬ」と決めていた私が終わらせたのは
結局「命」じゃなくて「生き方」だった。
という話を前回書きました。
今回はその続きです。
「生き方を変える」と決めたからといって、
次の日から別人みたいに変われたわけじゃありません。
相変わらず色々不安だったし、
自信もなかったし、
自分責めや悩みグセも続いていました。
でも、ひとつだけ違ったのは
「命の使い方を変える」と決めたこと。
「誰かにプラスになるような生き方をする自分になりたい。
でも、何から始めたら良いか分からない…
でも、何かはしないと変わらない…!」
そして私は、1番無謀な行動を選びました。
ニューヨーク1人旅。
今思い出しても「よくやったな」と思う。笑
それでも、あの時の私にはこれしかなかったんです。
これは、
私の人生が静かに動き出した
最初の行動の話。
無謀すぎた最初の一歩
正直言って、
ニューヨークに行こうと思った時点では
怖さしかなかった、というのが本音です。
行きたい気持ちは、ずっと前からありました。
10代の頃からブラックミュージックが好きで、
クラブに通い、DJもしていました。
「いつかNYに行きたい!」と何度も思っていました。
でもお金がなく(10代から両親がおらず自活)、
時間も自信もなく、
そのうち21歳で妊娠して母となり、
「いつか…」はすっかり消えていました。
そんな2011年夏、
mixiで小中学校の同級生と再会しました。
近況を伝える中で、なんとなく言ったんです。
「今、自分を変えたくて。1人旅してみたいんだよね。
あ、国内ね。
NYとか行ってみたかったけど、絶対無理だし。」
すると彼が、さらっと言いました。
「え?俺、今NY住んでるよ!」
一瞬、思考が止まりました。
しかも、離婚直後で部屋が空いているから、
来るなら使っていいよ、と。
願っていたことが、
突然、目の前に現れた奇跡。
信じられない…!そんなことってある!?
願っていたのに、怖くて逃げた
頭で考えたら、最高の流れじゃないですか。
でも私は違いました。
「ヤバい。本当に叶ったら困る!怖い!」
と、すぐに逃げたい感覚になったんです。
だから
「じゃあ、いつか行くね!」と先送りに。
すると彼はこう言いました。
「俺、来年起業するから、来るなら年内じゃなきゃ無理だよ」
逃げ道がなくなって、
心臓がぎゅっと縮むような感覚でした。
今なら分かります。
人は、慣れ親しんだ安心安全圏内
(=コンフォートゾーン)を出るとき、
必ず恐怖が襲うということ。
こんなチャンスは2度とない。あり得ない。
頭では解る。
しかし、現実をどう見ても
「行けるわけがない」のです。
「行けるわけがない」 31歳の私
養育費もなく生活ギリギリで貯金ゼロ、
クレカなし、
英語力ゼロ、
空港すら行ったことがない、
OLの仕事は同僚が辞めて3人分の仕事をし
帰りが21時過ぎることもあり、
時間も余裕もない、
そんな田舎の貧乏シングルマザー31歳。
はい。行ける要素は見当たりません。
私は決めきれず、母に相談しました。
母のひとことで、腹が決まった
母は、迷わず即答でした。
「そんなの、行きなさいよ!」
子どもは私が預かる。どうにかする。
迷っているということは、できるということ。
できるのにやらなかった後悔は、一生引きずるよ。
人生、何があるか分からない。
行きたくても、行けなくなる日が来る。
やりたくても、選択肢さえ断たれる日が来る。
でも今、あなたには
「行く」という選択肢があるんでしょ?
やりたいことは、選択肢があるうちに、やりなさいよ。
状況がどうであっても。
その言葉が、胸に深く刺さりました。
壮絶な人生の中で
色々なことを諦めざるを得なかった母の
実体験から来る、力強い言葉です。
そして私は、
1ミリも準備が整っていないまま、
「NYに行く」とだけ、決めました。
決めた瞬間から、現実が動き出した
そこから起きたことは、今でも不思議です。
まず、会社に連休を再申請したら、OKが出たんです!
「国内1人旅でもできれば…」
と迷っていた時の申請は、即却下だったのに。
「NY」と決めたら、なぜかOKが出た。
そして、年末年始で2週間、休めることになりました。
そしてクレジットカード。
本で「クレカ必須」という情報を見たんですが、
私は父の債務整理の影響で、持てなくなったのです。
10社ほど申し込みましたが、すべてダメでした。
それなのに最後、なぜか楽天カードだけ通ったんです。
理由は分かりませんが。
今も楽天カードは1番愛用しています。笑
(ちなみに今、息子が楽天から内定もらってます。
これもご縁なのでしょうか?笑)
お金は、とにかくなかったので
銀行から借りようと思っていました。
なのに、冬のボーナスが、異常に多かったのです!
私の評価ランクが爆上がりし、金額に反映されたとのことでした。
(いつもの2倍位もらえた!)
航空券は、少しでも安いのを見つけたくて、
日付や時刻をずらして毎日ネット検索していました。
ある日、出てきた金額。
東京↔︎NY 往復15,000円
(デルタ航空の直行便)
え!笑
目を疑いました。バグ?詐欺?
でも、震えながら予約しました。
新幹線の片道よりも安い。笑
全部びっくりしましたよ。
「行けるはずがない」私だったのに。
「行く」と決めた瞬間から、
一気に行ける条件が揃い始めるなんて。
今なら分かります。
決めなければ、
脳は、情報もチャンスも何ひとつ拾えないし、
自分も周りも本気で動き出すことはありません。
でも「決めた」瞬間から、
全てが「叶える前提」で動き始める。
最近は、様々な分野でこういった解説がされていますが、
当時の私は、量子論も脳科学も知りませんでした。
ただ、無意識にそれをやっていただけです。
決めるが先。
やり方は後。
このNYは、私の人生で初めて
「決めたら、本当に現実が動いた体験」でした。
「私は運がいい」
数ヶ月後の年末。いよいよ出発です。
不可能が可能になった体験のおかげで、
あれだけ自信のなかった私が
「私は運がいい」
本気でそう思うようになっていきました。
そう、セルフイメージの変化です。
英語は、相変わらず分からないまま。
翻訳アプリもない時代なので
1冊の本だけが頼りです。
飛行機では英語以外通じなくて、
話しかけられても意味不明。笑
海外どころか空港すら初めての私。
NYの空港に着いたはいいが、
進行方向すら分からず、1時間ウロウロしてました。笑
でも、不思議ともう不安はなくて。

NYで初めて知った「自由」
NYは、自由だった。
スーパーも、街も、人も、全部がちゃんとしていない。
「え?それで大丈夫なんだ!」という衝撃は、
完璧主義だった私を自由にしてくれました。
映画や、ドラマ SEX AND THE CITYや、MVで観て憧れだった、
ストリートの雰囲気やアート、ロケ地。
その本物をこの目で見れたことが、
喜びと同じくらい、自信にもつながりました。
日本にはない、パリピな年越し
(カウントダウン→0時のキス→花火)とか、
「その服いいね!どこで買ったの?」など
すれ違いざまに気軽に話しかけられる
といった異文化も、私の世界を大きく広げました。
2週間生活する中で、
これまでの自分がどれだけ狭い世界観にいたかを
痛感するとともに、
「こういう広く自由な感覚を、息子に伝えていこう!」
と強く思いました。

友達と、マンハッタンのストリートを窓全開でドライブしながら
Empire State Of Mind|Jay‐Z ft. Alicia Keys
を熱唱したのは、最高の思い出です。
(今聴いても気分あがる♪)
帰国後、人生が加速した
帰国後、「行動」にも大きな変化が。
●まず、英会話を3カ所で習い始めました。
自分も話せるようになりたいし、
息子も英語に親しめたらいいな、位の気持ちで。
●もっと成長したくなって、
心理カウンセリングとコーチングを受け始めました。
同時にそれらを学び始めました。
●教養に使うお金を得るため、節約しつつ
在宅副業を始め、月2〜3万円の収入を増やしました。
(最初は大変でした)
●そして8ヶ月後、なんと再びNYに行きました。
今度は同級生に頼らず、完全に1人でチャレンジ。
音楽に関するスポットを巡ったり、ライブを観たり、
現地で友達を作って遊んだり。
10代のあの頃にやってみたかったことを
全部やりました。

もう、1年前とは本当に「別人」でした。笑
こうして、
私のセルフイメージも、自己肯定感も、
価値観も激変したことによって、
息子への声かけも自然と変わりました。
登校前は「あなたらしく楽しんでね!」
帰宅後は「今日はどうだった?」
頑張った事やできた事にフォーカスせず、
「何でも受け入れる親」に変化していきました。
小手先の会話テクニックとかじゃなく、
スタンスそのものが変わったんです。
NYに行くという大きなチャレンジをしなかったら、
私達の人生はまったく違っていたと思う。
振り返って思うこと。息子への影響。
NYに行った最大の意味は、
「自分の可能性を広げたこと」でした。
絶対無理だと思っていたことが、できた。
それが、自信になった。希望になった。
新たな行動は、セルフイメージを変える。
セルフイメージが変わると、
人生の選択(意識、行動、環境)も大きく変わる。
その変化は、
確実に、息子にも伝わっていきました。
その後の展開、関わり方、声がけ、スタンス。
また次の話でシェアしますね!
今日も読んでくださりありがとうございました!
【大切にしている信念】
• 大人が笑って人生を楽しむ姿こそ、子供への1番の教育。
• この世は天才しかいない。
• 生き様で人に勇気や希望を与える。
• 自由とは、何でも手に入れることではなく、何でも手放せること。
• どうせ大丈夫!
山田まゆみ
バツ2中卒シングルマザー
自分が大嫌いで40歳で死のうと覚悟
→父の自殺や震災を期に「生き方を変える」と決断
→親子関係も大きく改善
→2016年から自己肯定感×情熱を引き出す自己実現コーチとしてのべ6500名以上サポート
株式会社 HAPPY STANDARD 代表取締役
