公式字幕を疑え!難易度エクストリームな生の英語聞き取りに挑んだ話 【MCR Frank Iero】 Punk’s is not Dead
みなさん、最近の私が「フランクエロい!」とかIQ2レベルの語彙力で叫んでる記事ばかり書いてたせいで、「また発作か?」と不信感を持たれているかもしれませんが……今回は違います。
至って真剣に、彼のパンクへの哲学と、その生の言葉(英語)を学ぶための真面目な記事です‼️‼️‼️
推しへの愛を、今回はちゃんと真面目な方向に全振りしてみました。
事の発端は、ドキュメンタリー映画
『Punk’s is not dead』の特典映像。(本編感想は別記事で書きたい)

推しが映ってるはどうせの一瞬しかない思ってたので
って思って再生してみたらフランクのインタビュー
しっかり掘り下げてくれてて大歓喜😭
ちなジェラルド喋るのは5秒くらい

発音は日本語で書くならアィエロです
みんな名前読めないこと多いからアィエロ呼ばれると
フランクは喜びます
そこに収録されていたFrank Ieroのインタビューがあまりにも最高すぎて、私はある衝動に駆られました。
「字幕の綺麗な意訳じゃなくて、Frank自身の口から出た『生言葉』で、彼のパンク哲学を理解したい!!!!」
彼が語る「セルアウト(商業主義)」についての強烈なメッセージ。




公式の日本語字幕も決して悪くはないんですが、どうしても綺麗に整えられすぎている気がして、本人のリアルなニュアンスをそのまま浴びたくなったんです。
そこで字幕を完全無視して、自らの耳と気合いだけで引っかかっていた部分を、英語の書き下し(ディクテーション)に挑戦しました!

結果から言うと、気合いで全体の9割は聞き取れました。……が、残りの1割が難易度エクストリームすぎた。
彼の出身であるニュージャージー特有の訛りなのか、単語と単語がズルズルに繋がりまくっていて、発音もめちゃくちゃラフ(笑)。どうしても、ある一箇所が「I had very deared」という存在しない謎の言葉にしか聞こえず、完全に壁にぶち当たりました。
ワイの当初のメモ📝
You are raping a mindset and a culture, you know that I (had very deared??) and grew up in.
I know for the fact you (won’t the part??) of that at all.
これ以上は自力では無理だ!と思い、AIを壁打ち相手にして添削してもらった結果、衝撃の事実が判明。
正解は 「held very dear」 と 「weren't a part」 でした。
"You are raping a mindset and a culture, you know, that I held very dear and grew up in.
I know for a fact you weren't a part of that ☝️at all."
Frankのルーズな発音のせいで、「held」の L の音が完全に飲み込まれ、「dear」の R がやたら強調されて、私の耳には「had very deared」と歪んで聞こえていたんです。
「hold dear」は「心から大切にする、深く愛する」という意味。
公式字幕では「俺にとっての大切な青春をね」と上手く意訳されていましたが、Frank自身は直訳すると「僕が心から大切に抱き、その中で育ってきたカルチャー」と言っていたわけです。
hold dear は、音楽であれ、信念であれ、本気で大事にしているものを語る時に使える、とても美しくて力強い表現です。ぜひ君のボキャブラリーにも加えておいてよ。

この胸に手を当ててるスクショ撮るためだけに20枚くらい撮ってやっとこの瞬間撮れた
ただの「青春」という言葉以上に、彼がパンクシーンに対して抱いている強烈な愛着と、それを商業主義に食い物にされることへの怒りが、生の英語からは痛いほど伝わってきました。

話しながら☝️しててジェスター豊か
know for a fact は(推測ではなく)事実として絶対に知っているという強い表現だ。
全体のニュアンス:
"You are raping a mindset and a culture, you know, that I held very dear and grew up in.
I know for a fact you weren't a part of that ☝️at all."
お前らは、僕が心から大切にし、その中で育ってきたマインドセットとカルチャーをレイプ(食い物に)しているんだ。お前らがそのシーンの人間じゃなかったことは、事実として分かってるんだよ。
商業主義に対する彼の強烈な怒りと、パンクシーンへの深い愛着が痛いほど伝わってくるフレーズだ。
綺麗に整えられた字幕という安全圏から抜け出して、彼の雑でラフな発音に直接向き合ったからこそ、本当の温度感に触れられた気がします。難易度は鬼のようだったけれど、自分の耳で推しの生の言葉を掴み取る体験は、控えめに言って最高でした!
追記
フランクはパンクのDIYを12-3歳くらいでもう自分でキンコーズでTシャツ印刷して色々ズボンカスタマイズして作ってます根っからのパンク大好き人間でした
On this day in 2020:
— Frank On This Day (@FrankOnThisDay) July 19, 2026
Frank posted this blast from the past on his Instagram. He's wearing a homemade Sector 12 t-shirt, one of Frank's very first bands. The song title of 'Gwen Stefani Must Die' is directly where Frank's future favorite username would come from pic.twitter.com/YhUhHEdF1F
ジェラルドの本編でのインタビューはめちゃくちゃ短いな思ってたら、別の雑誌にてジェラルドのパンクシーンで感じでいること考えていることが深掘りしてくれていました。引用します。

パンクシーンへのジェラルドの客観的意見もわかりました。フランクは意図的にPANSYってギターに女々しい、オカマみたいな文字をキラキラ貼ってるけど、彼のいたパンクシーンだとジェラルドのこの分析からもあるように色々思うところや抗議もあって彼らのパフォーマンスやこのような意図的にお前らは女々しい言うけどそれがどうした?って挑発する彼らのスタイルが真のパンクのスタイルを体現しているのではないかなと私は感じています。
結局フランクがインタビューで言っていたように、誰か巨大な資本が作ったパンクのイメージはそもそもおかしいし、商業的すぎるし買った服を着れば良いってもんでもない。
自分で考えて納得いかないそれはおかしいんじゃないかと声を上げるようなフランクたちのパフォーマンスの表現方法が、パンクシーンのマッチョ思想に沿わないはぐれものたちのパンクであり真のパンクスを体現していたのではないかと彼らのインタビューや映画を見て感じられました。
インロックの取材で、画一的になりがちだとジェラルドが言及していた当時のパンクシーンへの抵抗、パンクへのパンクということで、伝統的なロックしてないように見える彼らのメイクしたり男性性を前面に押し出さずに意図的に性別の境界線を曖昧にするような表現を繰り返し行っていたパフォーマンス。
それが原因で当初は大勢の人に批判されたり物理的に色々攻撃も受けたりしていたけど、それでも一切めげずに中指立てながら、ステージに自分たちのスタイルで立ち続けたマイケミカルロマンスのパフォーマンスこそがステレオタイプの反逆のイメージにはまらない反逆であり、それらこそが彼らのSweet Revenge なのではないかとファンとして感じました。
おわりに:私が英語を話せる本当の理由(ただのキモオタの執念です)
最近、リアルでもネットでも「英語ができてすごい!」と褒めていただく機会が増えました。
でも、ここでハッキリと真実を申し上げておきます。私は全くすごくありません。
世間の皆さんは何か立派でアカデミックな理由を勝手に想像してくれますが、完全な見当違いです。
真実はもっと泥臭くて、狂気じみています。
歴代の推しアーティストたちのインタビューを一言一句、本人たちの生きたニュアンスのまま理解したい。ただその煩悩の塊のような執念だけで、画面に穴が開くほど彼らを凝視し続けた、ただのキモオタの執念の産物に過ぎません。
その証拠に、最近の私の話し方は完全にFrank Ieroの影響で汚染されています。
彼の身振り手振り、あの豊かすぎる表情を延々と追いかけていたせいで、私が話す時も顔面の筋肉は動きまくり、手はパタパタと常に宙を舞うようになってしまいました。
昨日、海外育ちのいつメンと一緒に、原宿のイタリアン(ピザ屋)で食事をしていた時のことです。
ふと周りの日本人を二人で人間観察してみて、大爆笑しました。
「えっ、みんな話してる時、顔の筋肉全く動いてなくない?」
「手も全然動かさないじゃん! うちらしか動いてなくね!?」
極めつけは、私が何かにドン引きした時の顔です。
心底ドン引きした時、自然に口角がめちゃくちゃ下がる(への字になる)☹️😟クセがあるんですが、「そういえばこの表情って、普通の日本人ってやらないよね?」と友人に聞いてみました。
すると友人も「やっぱそうだよね、確かにそうじゃん!」と大ウケ。海外育ちの友人公認で、私の表情の一部は、もはやよくある日本人の枠から完全に逸脱していることが証明されたわけです。
日本の安全で無表情なコミュニケーションの中で、私たち二人だけが異様に顔を歪め、バタバタと動き回っていたのです。
さらに、もう一つ恐ろしい事実に気がつかされました。
友人から「あんた、めちゃくちゃ声高いよね。英語でもそうなの?」と言われたんです。
試しにお互い英語で話してみると、私は驚くほど低くて落ち着いた声で話していました。ところが、日本語に戻した瞬間、勝手に「話しやすい高さ」が跳ね上がり、めちゃくちゃ高い声になってしまうんです😟
自分でも日本語での声のピッチをコントロールできない。やめたいのに、やめられない。
なぜか? 日本社会では、女性は無意識のうちに「高くて無害な声」で話すよう周囲から強要されているからです。周りがみんなそうだから、勝手に高い声にチューニングされてしまう。自分の声帯なのに、社会の空気に乗っ取られているこの現象に気づいて、心底ゾッとしました。嫌悪感すら覚えます。
日本の安全で無表情、そして不自然に高い声のコミュニケーションの中で、私たち二人だけが異様に顔を歪め、バタバタと動き回り、低い声でブツブツと英語を喋っていたのです。
教科書通りの綺麗で無難な英語なんて、何の役にも立ちません。推しの狂気とエロスを、その身体の動きごと、骨の髄まで丸飲みにして吸収する。これこそが、私の辿り着いた最強の語学学習です‼️‼️‼️
教科書通りの綺麗で無難な英語なんて、何の役にも立ちません。推しの狂気とエロスを、その身体の動きや「ドン引きした顔」、そして腹の底から響く低い声ごと、骨の髄まで丸飲みにして吸収する。これこそが、私の辿り着いた最強の語学学習です。
結論。私は英語の天才などではなく、ただ推しの色気に当てられて倫理観と表情筋が狂わされ、日本の同調圧力から声帯を取り戻そうとしているだけのオタクです。現場からは以上です。
【追伸】
これ書いている間に、ネットで発掘したParty Poison(Gerard)のアクションフィギュアが届きました!!!

そしてFrankのFun Ghoulフィギュアは、なんかそもそも日本では売ってないし入手困難で泣いてます!!
誰か助けて!!
🧟🧟♀️🧟♂️
🪦🪦🪦🪦🪦🪦🪦🪦🪦
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