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香港旅行2:香港の通貨事情

こんにちは!ただの医学生です。

前回の香港旅行日記の続きになります。
ここからは怒涛の観光地巡りです!

香港の街並み

ホテルから地下鉄MTR(Mass Transit Railway)に乗り、観光地”尖沙咀”へ。

途中で屋台があったので軽く腹ごしらえをしていきました。
お腹を壊さなくて良かったです(笑)

中華料理の屋台が多いです

ところで、香港のお金の単位は何か知っていますか?

イギリス本国を旅した経験がある人ほど、二階建てバスが走り、英語のストリート名が並ぶ香港の街並みを見ると「旧イギリス領だし、お金もポンド(£)では?」と思いがちです。
あるいは、現在の中国の一部であることから「人民元(¥)」を想像する人もいるかもしれません。

でも、実はそのどちらでもありません。
もちろんヨーロッパ圏の「ユーロ(€)」でもありません!

香港の通貨は、ズバリ「香港ドル(HK$)」です!

最初にこれを知ったとき、私はこう思いました。
「イギリスが統治していたなら、素直にポンドを使えばよかったのでは?」

実はここには、香港が歩んできた激動の歴史が深く関わっています。

19世紀、イギリスが香港を植民地化した当時、アジアの海上貿易で最も広く流通し、信用されていた通貨は、イギリスのポンドではなく、メキシコなどで作られた「スペイン銀貨(シルバー・ドル)」でした。
当時、中国(清)の商人たちはこの「ドル銀貨」での取引にすっかり慣れ親しんでいました。
そのためイギリス側も、「現地の商人がドルに慣れているなら、無理に本国のポンドを押し付けるより、現地のルール(ドル)に合わせた方が貿易ビジネスが圧倒的にスムーズにいくぞ」と、非常に実利主義的で合理的な判断を下したのです。

こうして、イギリスの領土でありながら「ドル」という名前を冠する、世界でもちょっと珍しい通貨「香港ドル」が誕生し、定着していったんです。

さて、お腹を満たし、ショッピングモールの中を歩いていると、日本語も多く目にしました。

ここは日本じゃないですよ!!!
香港のショッピングモールに並んでいたガチャガチャの列です

活気あふれる「昼のビクトリアハーバー」

海沿いの遊歩道に出ると、目の前にドーン!と広がるのが、対岸の香港島にそびえ立つ超高層ビル群のスカイラインです。
青空をバックにした昼間の景色は、この街が持つ「圧倒的な経済のエネルギー」をダイレクトに感じさせてくれます。

 イギリスがこの地を植民地にした最大の理由が「この深く波の穏やかな、素晴らしい天然の良港(ビクトリアハーバー)があったから」だと言われていますが、海風に吹かれながら行き交う船を眺めていると、かつての辺境の漁村が世界的な貿易港へと成長していったダイナミックな歴史の息吹を感じずにはいられません。

昼のビクトリアハーバー
圧巻です

香港映画の聖地「アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)」

ビクトリアハーバー沿いに整備された美しい遊歩道を東へ歩いていくと、足元や手すりにたくさんの「手形」や「サイン」が現れます。
ここが香港のハリウッド・ウォークこと、「アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)」です。

まず観光客を出迎えてくれるのは、香港が世界に誇る伝説のアクションスター、ブルース・リー(李小龍)の等身大ブロンズ像

青空に映えます

筋肉の隆起まで見事に再現された構えのポーズは迫力満点で、同じポーズで記念撮影をする人たちの列が絶えません。

そして、この道を歩く最大の楽しみは「知っているスターの手形探し」です。
ジャッキー・チェンをはじめとする往年の名スターたちの手形がズラリと並んでいます。
もちろん、飛行機の中で見た名作『インファナル・アフェア』で主演を務めた俳優の手形もありました!

光と影の中で生きる男たちのドラマを生み出した香港という街の空気を、まさに肌で感じることができる瞬間です。

赤レンガが美しい「旧尖沙咀鐘楼(クロックタワー)」

ビクトリアハーバー沿いにあるスターフェリー乗り場のすぐ隣には、ヤシの木に囲まれてスッと空に伸びる高さ44メートルの美しい時計塔、「旧尖沙咀鐘楼(クロックタワー)」がありました。

ヤシの木が南国感を醸し出しています。

赤レンガと白い花崗岩のコントラストが目を引くこのクラシックな時計塔。
実はこれ、ただのモニュメントではありません。
1915年に建てられた「九広鉄道(九龍と中国の広州を結ぶ鉄道)」の旧・九龍駅の駅舎の一部なんです。

かつてここには立派なターミナル駅があり、中国大陸、さらにはシベリア鉄道を経由して、はるか遠くヨーロッパ(ロンドンなど)まで線路が繋がっていました。
つまり、この時計塔は当時のヨーロッパの旅人たちにとって「長旅を終えた極東の終着駅」のシンボルであり、逆にここから世界へ旅立つ人々にとっては「希望に満ちた壮大な出発点」だったのです。

進化系飲茶レストラン「YUM CHA」

ビクトリアハーバーの絶景と海風をたっぷり満喫した後は、お待ちかねのディナータイムです!

尖沙咀からMTRで対岸の香港島まで行きます。

香港に来たからには絶対に外せないのが「飲茶(点心)」ですが、今回は伝統的なワゴンが回ってくるお店ではなく、ちょっと面白くてモダンなレストランに行ってきました。

その名も「YUM CHA(ヤムチャ)」

この店は、伝統的な点心をベースにしながらも、現代風にアレンジしたポップで可愛いメニューが大人気のお店です。
店内もカフェのようにスタイリッシュでした。
しかし何よりも驚いたのが、周りを見ると、なんと日本人だらけ。
恐らくみんなインスタ映えを狙いに来たのでしょう(笑)

ここで絶対に頼みたかったのが、動物やキャラクターをモチーフにした名物の点心たちです!
特に面白かったのが、カスタードまんです。
このお店の絶対的な看板メニューといってもいいでしょう。
顔が描かれた黄色いおまんじゅうなのですが、お箸で口の部分に穴を開けてギュッと押すと……中からとろーりとした熱々のカスタードが「オエッ」と飛び出してくるんです(笑)。
ちょっとお行儀が悪い遊び心ですが、これがたまらなくユニーク!
もちろん、味は濃厚で塩気の効いた本格的なカスタードで絶品です。

この子たちです
お手本はこうなります。

見た目のインパクトや可愛さにばかり目が行きがちですが、実は味のクオリティが非常に高いのも「YUM CHA」の素晴らしいところです。

可愛い点心たちを写真に収めてワイワイ盛り上がりつつ、本格的な香港の味を堪能する。
ただ「食べる」だけではなく、最高の「エンターテインメント」として楽しめる、大満足のディナータイムでした!

次回はいよいよ夜の香港をお届けします。
昼とは違う美しい街並みが見られます!
お楽しみに!

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