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糖尿病の海外旅行


私は年に1、2度韓国旅行に行っている。
一番の理由は近い事。✈️が苦手な私にはちょうど良い。
女性一人旅には治安が良く情報も沢山あるので安心。
病気になって初めての韓国だけれど、糖尿病患者にはお勧めの場所だと思う。
理由は色々あるけれど、それはまた後ほど。
近いけれどその分5日以上は滞在するようにしている。
普通は2泊3日くらいだろうけれど、旅はゆっくり自分のペースで行きたい私には休みを取れるギリギリでゆっくり出来るのは韓国しか無さそう。
今回も5日間。
今回ちょっと楽しみだったのは、✈️特別機内食で糖尿病食を選んだ事。飛行時間が短いので簡単な物しか出ないけれど、✈️が苦手な私はLCCでは無く、機内食が出るキャリアを必ず予約する。食事をしていると気が紛れるからだ。
今回の✈️はアシアナ航空。
いつもはフルーツミールをお願いしていたけれど、いつも大きな声で『フルーツミールのお客様ですか?』と聞かれていたので今回も大声で糖尿病食ですか?と言われたらどうしようと少し不安があったけれど、DBミールですか?と静かに聞いてくれたので良かった。
糖尿病 Diabetes
英語でしっかり覚えておこう!!


糖尿病機内食

福岡→ソウル便なので簡単な物しか出ないけれど、
ご飯の代わりにカリフラワー。
確かアメリカでダイエット食で流行ったっけ。冷凍でも売ってたなー。と改めて気づかされる。これからの食生活のヒントにもなって勉強になった。
野菜の下には茹でた鶏胸肉がたっぷり。通常食よりボリュームがある感じだった。ダイエットの強い味方は鶏肉だけど、私は苦手で食べられない😢申し訳ないが残してしまった。
でも糖尿病機内食が体験出来て良かった。
帰りはこちら

こちらはご飯代わりにじゃがいも。今度は茹でた鮭にトマトソース。美味しく頂きました。
短い飛行時間なのにきめ細かい特別食を準備して頂けただけでも有難い。今度はダイエット食をお願いしてみようかな。

私は10年以上前から年1、2回はソウルを訪れている。
最初はツアーかつ友達と行っていたのだけれど、最近は専ら一人旅。自分のペースで動けるし、体調が悪く疲れている時は朝ゆっくり寝ていたり、昼寝にホテルに帰ったり。
もう若い頃のように、ガンガン動いて結局どこに行ったか思い出せず疲れだけが残るような旅はしたくない。
特に韓国へは体をリセット、体調を整えるために行っている。
先に糖尿病患者へお勧めしたいと書いたけれど、個人的な意見だけれど理由をお伝えしたい。
これはツアーでバス移動やタクシー移動する人には当てはまらないので悪しからず。
足腰、体の悪い人はツアーをお勧めします。

1.人に優しくない街(整備されていない環境)
日本みたいにどこにでもエレベーターやエスカレーターがあって楽に歩ける環境ではない。道は凸凹だし、エレベーターやエスカレーターはあっても壊れていたり、急な階段の連続。しかも日本より段差の高さがある。
地下鉄に乗ろうとすると階段の連続。1駅分は歩くんじゃないかなと思うくらい歩かなければいけない。
特に遠出した訳でも無いのに、万歩計が1日2万歩超えていたりする。
日本では健康のために階段を使いましょうー。と言われるけれど使わざるおえないので自然とダイエットになるし足の筋肉が鍛えられる。
スニーカーはマストアイテム。ガンガン歩こう。

2.前菜のおかずが付いてくる。
ご存知かも知れないけれど、韓国でメインを頼むと必ずおかずが付いて来る。物価高と時代の流れで出てくるおかずは減ったけれど、最低でもキムチは付いて来る。
しかもおかずはお代わり自由。
メインの前に出されるこれらのおかず、特に野菜でお腹を満たしておけるのは糖尿病患者にとって有難い。

ご飯を野菜に巻いて食べる
味噌と野菜のビビンバ。麦ご飯で頂く。
豆腐入り味噌汁、たっぷりの野菜に干した鱈のスープ。
ご飯を調整しながらごま油を掛けて頂くのでPFCバランスが完璧な
糖尿病にお勧めの食事。


3.食べ残しても良い国
貧しい時代の名残か韓国はとにかく食にけちらない。
たっぷり出して良く食べる事が喜ばれる。
よって食べ残すくらい提供される。日本人の感覚で無理に完食してしまうと慣れないのもあってお腹を壊す事は私や友達も何度も経験した。
なので残すのが当たり前で罪悪感が無い。
今回の旅も餃子スープを頼んだら子供の拳大くらいのが4つ入っていて1個でお腹一杯。ほとんど残してしまった。
スタッフさんが片付ける時、大丈夫?と聞いて来たので、残してごめんなさい。と言うと、違うのよー体調が大丈夫?って意味と心配してくれた。そんな感じで日本より残す事に罪悪感が無い。残ったらその分持ち帰りも出来る。
せっかくなら色々食べたいので未だにやった事はないけれど。

4.お酒が好きな国である。
夜は大抵お酒を飲みながら食べている人が多い。
なのでご飯は別注文で最後に。
これは糖尿病患者にとっては有難い。糖質が気になったら注文しなければ良いし、おかずを最初に食べて最後にご飯と言う順番も血糖値にとっても良い。

5.麺にご飯を合わせない。
中国もだけれど小麦粉で作られた物は主食であっておかずでは無い。餃子にご飯、うどんや冷麺にご飯の組み合わせはまずない。これらは中国から伝わったのだと思うけど、おかずになったのは日本独特の文化なのだろうか?うどんが美味しい地方は糖尿病患者も多いと聞くがそれも一つの原因ではないだろうか?
ちなみに麺類や簡単なご飯類を出す食堂の事を韓国では粉食屋と言って安くて気軽に食べられて24時間営業だったりする。
日本で言えばやよい軒や吉野家みたいな感じだけれど、キンパとか手作りしてくれて安くて美味しい。

4.野菜や果物の品種改良が進んでいない。
日本はより美味しく甘くをモットーに品種改良の結果野菜も果物も甘くて美味しい。努力の結果だと思う。
けれど残念ながら糖度の高い果物は糖尿病患者にとってはマイナスとなってしまう。韓国へ行くと固くて繊維質の多い野菜。甘くない果物、野性味のあるこれらがどこか懐かしく、特にビビンバに入る沢山の野菜を食べると胃腸がリセットされた気分になる。
5.医食同源、東洋医学の考えがある。
西洋医学の病院の他に東洋医学の韓方医院が同じくらいある韓国では、東洋医学の考えが根強く残っていて、例えば冷麺を食べると体を冷やすので肉を一緒に食べて体を温めると言う組み合わせを自然にやっている。
韓国でお茶と言えば緑茶では無く、漢方薬に使われるような自然の果物や薬草のお茶が飲まれる。スーパーでもそういうお茶がづらりと並んでいる。カフェインを取りたくない時にはぴったりな選択だ。
但し果物から作られるお茶は砂糖がたっぷりで甘いので注意が必要。流行りのインスタントコーヒーもかなり甘くブラックを選ぼう。
カフェでは皆アイスアメリカーノを注文しているので、ブラックなので問題ないけれど。

生姜とレモン茶&キキョウと梨茶(喉を潤す)

どちらも甘味は入っていなくて素材そのまま。


6.甘くないお菓子
日本でお茶菓子と言えば甘味系だが、砂糖控えめで甘くない。
お勧めはお餅で色んな種類があるけれど甘さが控えめで最初はびっくりしたけれど、今はそれが逆に良い。
日本と逆でお菓子が甘くない代わりに甘いお茶に合わせたりする。大好きな韓国餅だけど、糖質には代わりない。昔より控えるようになった。

甘さ控えめなお汁粉、血糖値の急上昇を防ぐシナモンが掛かっている。



7.国民の健康意識が高い。
兎に角皆さんよく歩く。休日は登山をしている中高年が多く、体を鍛えている若者も多い。
街中にはウォーキング用の道を作った公園が多く、運動器具が置いてあったり、公園の在り方が日本と違う気がする。
スーパーにはずらりと並んだナッツ売り場が。圧巻だった。
1日1ナッツと書かれた推奨されている無塩の掌サイズの量の小分けされたナッツが沢山売っている。
私の最近のばらまき土産はこれにしている。

ロッテスーパーオリジナルの毎日ナッツ

このナッツの素晴らしい所は何個食べたか表示されていて1個づつ取り出し口が付いているので、私みたいについつい食べ過ぎを防いでくれる。


ソウル駅前に造られた高架道路。遊歩道になっている。
途中トランポリンがあったり
道を渡りながら運動も出来る場所

ざっとお勧めの事を書いてみましたが、この旅で一番印象的だった事を書いておきたい。
帰りの✈️を待つ空港での事。
隣には20代と思われる韓国人カップルが座っていた。
そのカップルの女の子が隣でふと横を見ると、あの血糖値測定器を腕に貼っていた。冬だと言うのに半袖ニットを着ていた。
日本で販売されているのより小さくベージュのシールで目立たなかったけれど、気になっていた装置なので直ぐ目に入って来た。
女の子は隠す事も無く堂々と彼氏の前で着けている。
その姿はまるで健康意識が高い女子。格好いいなと思った。
日本人もこうなるべきで理想の姿だなと思った。
まだまだ偏見が多く私も周りに病気の事が言えていない。
糖尿病予備軍を入れると相当な人数がいると言われている。
これからは予防のためにも皆が着用してコントロールする時代が来るといいな。(費用も安くなるだろうし)
偏見に囚われているのは案外自分だけなのかも知れない。
最後に勇気と希望とこれからの生き方を考えさせられる旅の終わりだった。

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