【体験談】高校進学に向け、体験会や説明会を受けてみた/N高/(その他通信制高校をうっすら比較)
ゴールデンウイーク中に、どっとメンタル不調がきた中三息子。
その後、薬を変えてもらったところ
朝、起きられるようになり
表情も明るくなってきました。
本人は「変わんねーよ!」と言っているものの
薬の調整がうまくいくようになってきたことと
「高校生」という得体の知れないものに向けて、少しずつ動き出した成果が出てきたのかもしれない。と思っています。
何をしたかと言うと
リアルに足を運ぶ「学校関係のフェア」に行ったのと
自宅で初の「オンライン体験会・説明会」を受けてみました。
🏫6/14 N高「オンライン説明会」/Zoom
通信制高校のカタログをいくつか取り寄せてみましたが、
「入学するとVRが使える」という理由から、息子の興味を引いたN高のオンライン説明会を予約してみました。
実は、5月末に一度予約していたのですが、N高側の通信トラブルで再度開催されることになり、そちらを視聴。
「オンラインで利用するコース」
「実際のキャンパスに通学するコース」それぞれの説明があり
質問コーナーで終わりかと思いきや
「中学は不登校だった」という在校生のリモートインタビューがありました。
息子はさほど興味なさそうでしたが、不登校児をもつ親としては、今は通学コースを利用しているその在校生さんの話をとても興味深く聞かせてもらいました。
ただ、プライベートなことでもあるしリアルな説明会でもないと難しいかとは思いますが、「どうして不登校だったのに、通学できるようになったのか」の部分は、もう少し突っ込んでききたかったな、と思いました。
N高は、基本の高校課程を学ぶ「ネットコース」があり、そこは就学援助金が使えるのですが
通学する、追加で専門的なコースをとる、などの場合は、金額が上乗せされていく仕組み。
通学も、週1、週3、週5それぞれ通学日数によって金額が変わって来るのと、コースも様々用意されているので、人によって組み合わせ方や金額が変わるスタイル。
正直、いちど説明を聞いただけだと
「どのコースを利用するか」
「金額がいくらになるのか」
自分たちだけで把握するのは難しそうなので、N高進学を考えるなら「個別相談」を受けた方がよさそうだな、と思いました。
🏢6/21 新しい学校選びフェア/幕張メッセ
幕張メッセは国際会議場の「コンベンションホール」で開かれたフェアには、全部で20校ほどの学校がブースを構え、いろいろと説明や体験をさせてもらえる、ということで
息子・夫・私の3名で行ってきました。
(会場写真は息子のゴーグル姿しか撮れなかったので悪しからず😛)
あまり細かく予定は組まず
人ゴミが苦手な息子が
どこまで会場の雰囲気に耐えられるか・・・?
どこまで説明や体験が本人に響くか・・・?
という「お試し」をするつもりで
まずは、息子が一番興味のある
N高の「VR体験」から行ってみることにしました。
当日の会場図がこちら👇

他もそれなりに見学者が入っていました。
VR体験、夏休み期間中だったら大行列だったでしょうが
幸い、ほとんど待たずに体験させてもらうことができ
親もVRゴーグルを着け、手にVRスティックを持たせてもらい
人生初の「バーチャル空間」に感心してきました。
息子はVR空間で「幕張メッセの壁に穴を開けて、ボール型の宇宙人を回収するミッション」に取り組ませてもらい、唯一そのときだけ生き生きしていましたが
N高の生徒さんの質問コーナーやスタッフの方の説明時間では、完全に「死体」と化していて
もし、余力があればおおぞら高校のプログラミング体験も・・・と考えていたけれど、そちらは早々にパスしてメッセを後にしました。
ひとまず、「VRゴーグル体験」ができたこと。
N高は一般的な「ベーシックコース」に入学すれば全員がVR機器を貸与してもらえるということで、それがわかったことは収穫でした。
🏫「学びフェア」参加各校の特徴について
また、参加していた各学校の特色がまとめられたこんな表も配られていました。

ちっさ!こまか!て思ったら
タップして伸ばしてみてください。
以下それぞれの点について、どの学校がどの対応をしてもらえるかが一覧表になっています。
縦軸、色分けされている項目をざっくり紹介します
🟣「登校スタイル」
週5~オンライン学習 どれを選べるか
集中スクーリングがあるかどうか
🔵「学び方・おすすめポイント」
オンライン授業(リアルタイムのリモート)
オンデマンド授業(録画動画を視聴)
宿泊スクーリング・寮や系列校の進学可否
不登校や起立性調節障害・発達障害・学習障害などへの対応可否
🟠「学びの特徴」
将来につながる専門科目で、どの分野の講座が受けられるか
●保育・医療
●語学・留学
●芸術・デザイン・イラスト・マンガやアニメ
●配信・動画制作
●音楽・ダンス
●美容・ファッション
●IT・プログラミング・eスポーツ
●調理・動物・ものづくり・工学・航空
●起業・経営・ビジネス など
学校名は上から
濃いピンク色の「通信制高校」が
🔴飛鳥未来高等学校
🔴飛鳥未来きぼう高等学校
🔴N高等学校/S高等学校/R高等学校
🔴おおぞら高校
🔴クラーク記念国際高等学校
🔴成美学戦高等學校
🔴第一学院高等学校
🔴中山学園高等学校
🔴瑞穂MSC高等学校
🔴明聖高等学校
🔴勇志国際高等学校
🔴四谷学院高等学校
🔴ルネサンス高等学校
🔴麗澤高等学校 通信制課程
🔴わせがく高等学校
オレンジ色の「通信制サポート校・技能連携校」が
🟠クラークスマート高等学院
🟠KG高等学院(成田キャンパス)
🟠駿台i高等学院
🟠トライ式高等学院
🟠バンタン高等部
🟠ベネッセ高等学院
青の「高等専修学校」が
🔵千葉モードビジネス専門学校 高等課程
🔵東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校高等課程(葛西)
🔵東京デザインテクノロジーセンター専門学校高等課程
となっています。
ちなみに、違いとしては
🔴「通信制高校」は、高校を卒業する資格が得られる学校
🟠「通信制サポート校・技能連携校」は、その学校だけでは高校卒業の資格は得られないけれど、他の通信制高校や連携高校などと組み合わせて、高校卒業の資格がとれたり、専門の技能を磨ける学校
🔵「高等専修学校」は、高校卒業と同じ資格を手に入れつつ、専門知識と技能を身に着けたい生徒向けの学校で、中学卒業と同時に入学することができる専門学校。通学が中心。
幕張メッセでは、8月にも大きな進学フェアが開かれるようですが
わが家は参戦・・・無理かも。。。
人出が半端なさそうなので。。。
💻6/28 N高/オンライン「プログラミングマスターズパック」体験
自宅のノートパソコンでZoomを使って、
プログラミングコースの説明と
オンライン体験授業を受けてみました。
✳️画面の撮影は一切できなかったので、こちらも文章説明のみです。
14:30から始まり
コースの説明
実際のプログラミング作品の作成
コース受講生の体験談と作品紹介
質問タイムなどなど
みっちり2時間越えの体験会で
途中、プログラミング体験で手間取るところもありましたが、Scratch以外で初めてのプログラミング言語を使う体験をした息子は、傍目には楽しそうで。
授業中も、あれこれ自分で試していたので、こういう分野は向いているのかもしれない、と改めて思いました。
そして、リアルな会場よりもリラックスして授業が受けられていたのも良かった。
バーチャル空間での「朝の会」も見学させてもらいましたが、人数分に分けられた画面上にずらりと生徒さんたちが並ぶ様子を見て、「えー!リモートだー!すごく今っぽい!」と昭和な感想しか浮かばない私に対し
息子は「こういうやり取りが楽」とつぶやいていて、なるほどなあ、リアルな人相手より表情やジェスチャーの情報量が限られるから、対人センサー全開の息子には楽なんだろうなあ、と納得。
「オンライン授業」というものを実際に体験してみたことで、親子ともにイメージがつかめたのは大きかったです。
🏫これからの進路選びに向けて
オンラインやバーチャルの学校生活や授業体験をしてみた息子。
進路選びに向けて実際に動いてみたことで
私が驚いたのは
先日、学校の三者面談で先生へ自分から
「N高みたいなところのほうが、自分に合う人と知り合える気がする」と話していたこと。
自分の進路について、とにかく「選ぶ元気がない」と言い続けてきた息子から、「こういうところが自分に合っている」という発言が出たことは驚きでした。
わからなくても、不安でも、つらくても
とりあえず、動ける範囲でいろいろ試してみること。
それをポリシーに中1、中2と動いてきたので
進路選びについても
「まずは可能性のあるものから試してみる」ということで
説明会や体験会に参加してみたら
ちょっとずつ、無理やりではあるのかもしれないけれど
息子の気持ちと体が未来へ向いてきたのを感じています。
今のところ、オンラインの体験はできたので
夏休み前や夏休み中に
「リアルに通える可能性はどこまであるのか」を
試す機会をつくってみて
本人が「やはりしんどい」ということなら
N高や他の通信制をもう少しくわしく検討してみようかな、と思っているところ。
本人に負担がかかることもあると思いますし、
親が優先的に見学予約を入れることでプレッシャーになる部分もあると思っていますが
3月になればどっちみち中学は卒業しなければいけないし
それまでに進路を決めなければいけないし
通信制高校なら、中学を卒業してからでも入学できるとはいえ、時間に限りがあることも確かなので
「釣り」みたいに(したことないけど)
本人がどの程度食いつくかを、ちょっとずつちょっとずつ糸を引いて確かめながら、これからのリアルキャンパス見学や地元の高校見学をしてみようと思います。
そんな我が家の体験が、不登校気味で進路選択に悩む中学生の保護者さんのお役に立てれば幸いです。
