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社員になれなかった妻と、稼げる夫⑬心が確実に蝕まれてる


休職したのに、仕事が頭から離れなかった

休職している。

本来なら体調を整える時間のはずだった。

でも実際は違った。

仕事から離れたはずなのに、仕事のことを考えている時間が思ったより長かった。

その理由の一つが、傷病手当の手続きだった。


生活を支える制度だからこそ気になる

傷病手当の手続きが進まなかった

休職すると収入は大きく減る。

だから傷病手当は、今の生活を支える大切な制度だった。

ただ、その手続きがなかなか進まなかった。

会社側で対応してもらう部分がある。

最初は、

「忙しいのかな」

くらいに思っていた。

でも待っていても状況が分からない。

時間だけが過ぎていく。

生活のことを考えると不安もある。

だから状況を確認することにした。


確認しただけのつもりだった

話が思わぬ方向へ進んでいった

自分としては急かしたかったわけじゃない。

今どういう状況なのか知りたかっただけだった。

申請書はどこまで進んでいるのか。

いつ頃になりそうなのか。

それだけだった。

でも話は思ったより複雑な方向へ進んでいった。

認識の違いなのか。

伝え方の問題なのか。

今になってもよく分からない。

ただ、確認のつもりだったやり取りが、少しずつトラブルのような空気になっていった。

正直なところ、

体調を整えることだけでも精一杯な時期に、

こういう問題まで抱えることになるとは思っていなかった。


休職中だからこそ負担が大きかった

頭の中から消えてくれない

働いている時なら違ったかもしれない。

忙しさの中で気持ちを切り替えられたかもしれない。

でも今は違う。

返信が来ない。

どうなるか分からない。

また何か言われるんじゃないか。

そんなことばかり考えてしまう。

一つの問題が頭の中に居座る。

仕事から離れたはずなのに、

結局仕事のことで悩んでいる。

休職してみて初めて知った苦しさだった。


久しぶりに実家へ帰った

思っていた以上に心配をかけていた

先日、休職してから初めて実家へ帰省した。

久しぶりに両親と顔を合わせた。

自分では普通にしているつもりだった。

必要以上に暗くならないように。

心配をかけないように。

そう思っていた。

でも両親の様子を見ていると、

思っていた以上に心配をかけていたらしい。


平気なふりは案外できていなかった

体調のこと。

仕事のこと。

これからのこと。

色々聞かれた。

当たり前だと思う。

親からすれば心配になる状況だ。

自分では平静を装っているつもりだった。

でも伝わるものは伝わるらしい。

帰ってきた後、

少し申し訳ない気持ちが残った。


離れていても気にかけてくれる人がいる

申し訳なさはある。

でも同時にありがたさもあった。

離れていても気にかけてくれる人がいる。

話を聞いてくれる人がいる。

それは当たり前じゃない。

今はまだ先が見えない。

仕事のことも。

体調のことも。

これからどうなるのか分からない。

それでも最近は、

「何とかしなきゃ」

よりも、

「今はこういう状態なんだな」

と思う時間が少し増えた気がしている。



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