衝撃!AI原稿をコピペした裏側に残るコードの落とし穴【記事づくりの道具箱】
この記事では、AIで下書きした原稿をコピペした際、裏側のHTMLコードにAI特有の属性や不要な装飾が残り、思わぬ形で伝わってしまう盲点と対策を整理します。画面上の推敲だけでは気づけないコードの混入を防ぎ、WordPress等の入稿前に本文をシンプルな状態へ整える無料ツール「HTMLクリーナー」の機能と安全な作業順序を持ち帰っていただけます。
AIを使って記事の下書きを作り、自分の言葉で推敲して仕上げる。
文章の言い回しも直したし、これで完璧だと思って納品したのに、あとから「裏側にAIのコードが残っていますよ」と指摘されたらどうでしょうか。
まるで、お気に入りの服を着こなしたつもりで、背中にクリーニングのタグがついたまま一日中歩いていたような気まずさがあります。
ネタリエの綿樽剛です。
この連載『記事づくりの道具箱|ネタリエ』では、小さな商売の発信を支える仕事道具やツールの役割について考えています。
画面の上では、誰がどう見ても自然な文章に見えている。
それなのに、思わぬ場所からAIの利用が相手に伝わってしまうことがあります。その原因は、文章のトーンではなく、コピペした文章の裏側に潜んでいる「HTMLの記述」です。
文章を直しても伝わってしまう?コピペの裏側に残る「AIの足跡」
私がこの問題をはっきりと意識したきっかけは、ある編集者からの指摘でした。
納品した原稿のHTMLソースに、生成AIの画面からコピーした際についたと思われる属性やclassがそのまま残っていたのです。
具体例として挙がっていたのが、次のような記述でした。
font-claude-response-body
data-sourcepos
執筆の補助としてAIを使うこと自体が禁じられていたわけではありません。
問題だったのは、意図しない外部ツールの不要な記述が、納品データの中に混ざり込んでいたことでした。
以前、Claudeの生成テキストに不可視の透かしが入るという話題についても整理しました。
ClaudeのAI文章に不可視透かし入る!これから記事制作はどう変わるのか【小さな商売の発信】
透かしのような技術的な識別だけでなく、こうしたコピペによる属性の残存もまた、意図しない形でAI利用が伝わる原因になります。
画面に表示された文章を目で追って推敲するだけでは、裏側のコードに刻まれた「AIの足跡」に気づくことはできません。
文章自体はどれほど丹念に書き直していても、裏側のコードにはしっかりと「AIの足跡」が刻まれたままになっていたのです。
欲しいのは「文字」だけなのに、余計な装飾まで引き連れてくる
なぜ、このような現象が起きるのでしょうか。
理由は、パソコンの「コピー&ペースト」の仕組みにあります。
ブラウザの画面やGoogleドキュメントに表示されている文章をコピーすると、パソコンは文字情報だけを拾っているわけではありません。
文字の太さやフォントの種類、文字色、さらには配置されている枠組みの属性まで、目に見えない装飾情報として一緒に抱え込んでしまいます。
たとえば、文章の一部を太字にしていたとします。
コピー元によっては、シンプルな太字タグではなく、文字の太さやサイズを細かく指定する複雑な装飾コードとして引き継がれます。
それをそのままWordPressなどの編集画面へ貼り付けると、コピー元の余計な記述がごっそり持ち込まれてしまうのです。
結果として、意図しない場所で文字のサイズが変わったり、ページの表示崩れが起きたりします。画面上の文章をいくら整えても、コピペの癖ひとつで裏側にノイズを残してしまうのが、リッチテキストの厄介なところです。
クライアントからの指摘を受けて、自分のために作ったツールを公開します。
同じ悩みを抱えている方に、ぜひおつかいいただければうれしいです。
入稿前のワンステップ。「HTMLクリーナー」で本文を裸にする
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記事制作の中で「毎回ここで手が止まる」と感じる作業を、少し楽にする小さなツールや設定キットをまとめた有料マガジンです。 文末チェック、構…
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