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「日本語教員試験」

12月12日金曜日14時。
ドキドキしながらパソコンを開いた。心臓が飛び出そうだった。

私は11月頭に日本語教員試験を受けた。

一人では緊張で結果なんて見れないので、友達に電話して二人で結果を見ることにした。「どうか受かってくれ」と思いながら、パソコンの画面と睨めっこした。

合格

ん。え。え!ええ!!合格だって!!!

マウスを持ってた手が震えた。声も出なかった。ただただ、涙が出てきた。
それくらい、嬉しかった。


私は、「日本語を教える」という仕事と関わって今年で8年目になる。はじめた当初はまだ18歳とかだった。

最初は、アルバイトだった。週に2回、企業にいるベトナム人実習生に1時間半ほどの授業をするという感じだった。
私は、文学部でもなければ教育学部でもない。教えるなんてやったこともない。文法なんてよくわからないし、なんとか教授法も知らない。ただ、知り合いの知り合いの頼みで始めた。

今思えば、何も知らないくせによく引き受けたな〜って思う。18歳、怖いもの知らず。自分が恐ろしいわ。
そして、企業さんもよくこんな子にやらせたな〜なんて思う。企業さん、本当に感謝しています。

あれから、いろんな形で日本語教育と関わっている。授業もそこそこやらせてもらっている。教室での授業もやるし、オンラインもやる。社会人に教えることもあるし、大学生やちびっ子たちに教えることもある。
ありがたいことに、カリキュラム作りやシラバス作りに参加させてもらったこともある。

「先生」と呼ばれて恥ずかしくて照れくさかった18歳の私は、今では、「はーい、なーに?」なんて言ってみんなの疑問に答えたり、一緒に考えたりしている。

私は、この仕事好きなんだなって。

だけど。
やっぱり文学部でもないし、教育学部でもない。

自分ではいろいろ頑張っているけど、側から見たらただの「バイトあがりのなんちゃって教師」でしかない。
どこ行っても「日本語教師?じゃ、文学部とかでしたか?」と質問され、「いや、…。」と答えると、「あ…そうなんですか」と微妙な反応される。

だから、この業界で頑張っている証として、「私は日本語教師です」と胸張って言えるように、資格を取ろうと思った。

だから勉強した。必死に勉強した。
仕事もしながらだったので、隙間時間は全部勉強に費やした。どこでも勉強できるようにiPadやiPhoneにも参考書や自分のノートをいれた。独学なのでどうすればいいかもわからず、必死に試験を経験した先輩方のブログ読んだり動画を見たりした。

そして。
受かった。

今まで、日本語を一緒に勉強した皆さんに「ありがとう」と言ってもらえることもあって、それは私の生きがいで、私のモチベだった。
だけど、どこか後ろめたかった。自分なんて資格ないのに、自分なんて文学部でも教育学部でもないのに。

だけど。
今なら、胸張って言える。「私は日本語教師です」と。


現在26歳。
はじめて日本語教育に触れた18歳の時と全然違う。

まだまだ、いろいろと迷いながら授業をやるし、どうやったら一番わかりやすく伝わるかなって試行錯誤している。日本語教育業界にいる先生方に比べるたら、私なんてまだ卵から生まれたばかりのヒヨッコ。まだまだやるべきこと、やりたいことがいっぱいある。

資格なんて初めの一歩でしかない。
だけど、私にとっては大きな一歩。

これからも、日本語の美しさ、日本文化の奥深さを伝えていきたいと思う。
日本語教師という仕事を頑張っていこうと思う。


ただ、しばらくは「日本語教員試験合格証書」を見てニヤニヤしてます。


ちなみに、その1週間後、日本語教育能力検定試験にも合格しました。
もうずっとニヤニヤが止まりません。

応援してくれてた皆さん、ありがとうございました!


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