生身の地球(1/4)
ペンダントを送ってもらう直前、
セスがこんな素敵なオファーをしてくれた。
「なんとなく聞いてみようと思ったんだけど
ペンダントサイズよりも大きな
モンドも欲しかったりする?
今、モンドは
かなり価格が高くなってるから
僕はそうなる前に大量に仕入れて
いっぱい持ってるんだ。
もしよかったら、
僕が買った時と同じ値段で
いくつか譲ってあげるよ」
彼が提示してくれた値段は、
おそらく今、日本で流通してる価格の
8分の1くらいの値段だった😱
私は彼が見せてくれた
素晴らしい石たちの中から
特にピンと来る子を5つ選び、
購入した。
モンドは、なんかしっくりくる石だなと
前から思ってはいたのだけど
まさか、こんなにたくさん、一気に
自分用に迎えることになるとは
思わなかった。
それは、ものすごく嬉しい反面、
なんで、普段よりも多い量のクリスタルを
一気に買うことになったのだろうと
それを使って
どんな仕事をさせられるのかと、
ちょっと怖いような気持ちにもなったりしたw
その予感は
嫌な形で的中したのかもしれない。
その翌日、
私は人生で初めて
詐欺というものにあった。
被害総額は
100万円近い。
(あ、犯人はセスではありませんw)
その日は朝から何だか
そわそわして落ち着かなかった。
次の日から
クロエちゃんのドッグシッターが始まるから
朝のうちに食料も買いに行きたかったけど
なぜか行く気にならなかった。
その時、電話が鳴った。
電話番号が表示されていて
「公的機関」と出ていた。
私は知らない番号は
一切取らない人なので
最初の数回は
無視していた。
でも何度もしつこく
連続でかかってくるので
何か緊急かもしれないと
電話を取ってしまった。
彼は、警察と
ソーシャルセキュリティーオフィスだと
名乗り
テキサスでコカインを大量に積んだ
車が発見されたと話し出した。
その車の名義人が、
なぜか私になっていたせいで
違法ドラッグ所持と資金洗浄という
2つの大罪の疑いがかけられているという。
「いくつかの質問に
答えてください。
それをFBIに送り
あなたのIDが不正に利用されたことを主張し、
あなたを助けます」
彼の口調は
静かだけれど高圧的で、
私に一切の選択肢を
与えなかった。
私は、「ちょっと待ってください」と言った。
そんなことはしていないし
そもそも、話があまりにも突飛すぎて
理解自体できてないから
公的文書を送ってくれませんか?と
とにかく一回電話を切って落ち着きたいと
申し出た。
でも、それらは
「トップシークレットだから」という理由で
全て却下され
「あなたは一番の容疑者なんだ。
私はあなたを助けようとしているが、時間がない。
理解は難しいかもしれないが
とにかく私を信じて、言うことを聞いてほしい」
と言われた。
法律用語ばかりで難しいから
通訳をつけてとお願いしたが、
今はいないと言われた。
パパちゃんに相談したかったけど
誰にも言うなと言われた。
今の時点では水面下での情報だから
それをバラせば、話した相手にも容疑がかかると
脅された・・
(2/4に続きます)
