たった一言「すみません」が言えないと、話はこじれる
先日、社内でこんなやり取りがありました。
技術部員が営業部員に、
「よく見てから指示してください」
と伝えた。
それほど大きな話ではありません。
営業側が、
「すみません。次から気をつけます」
と一言返せば、おそらく10秒で終わっていた話です。
ところが、
「時間がなかった」
「ちゃんと見ている」
「こういう事情があった」
と説明が始まりました。
本人としては、事情を分かってほしかったのかもしれません。
でも技術側からすれば、
「見ていたなら、なぜ間違えたのか」
「時間がないのは理由にならない」
となる。
すると今度は、
「いや、だから……」
と、さらに話が続く。
いつの間にか、
「次からよく確認してください」
という話から、
「誰が悪いのか」
「どちらが正しいのか」
という言い争いに変わってしまいます。
でも本当は、
「すみません」
これだけで終わっていた話です。
今回のやり取りを見ていて、少し勉強になりました。
これは営業だけの話ではありません。
技術でも、管理職でも同じです。
もちろん自分にも当てはまります。
たとえば役員から何かを指摘されたとき。
自分もつい、
「いや、それには事情がありまして……」
と説明から入りたくなることがあります。
でも、まずは
「すみません。そこは確認不足でした」
と受け止める。
事情があるなら、そのあとで説明すればいい。
順番が逆になるだけで、相手には「言い訳」に聞こえてしまうことがあります。
大切なのは、
「自分が正しいことを証明すること」ではなく、
「話を前に進めること」
なのかもしれません。
人の振り見て我が振り直せ。
自分も役員や部下から何かを指摘されたとき、
まずは素直に
「すみません」
と言えるように気をつけようと思いました。
……と、ここまで偉そうに書いていますが、
夫婦間では別です(笑)。
妻から何か言われると、
「いや、それは違う」
「〇〇も△△をやっていないでしょ」
と、普通にイラッとして反論してしまう。
しかも、関係のない別件まで持ち出して、
気がつけば言い争いが泥沼に(汗)
会社では冷静に考えられるのに、距離が近くなるほど難しい。
結局、「すみません」
の一言が一番難しいのは、家の中なのかもしれません(笑)。
まだまだ修行が必要です。
