小1の娘と40日分の絵日記。『?』の日も含めて、これはこれで最高の夏の記録だった
小1の娘と、夏休み40日分の絵日記に挑戦しました。やる気のない日は「?」だらけ、楽しかった日は絵も文章も生き生き。40日分を振り返ると、娘の好きなことやその日の気分まで見えてきました。字の練習以上に、親にとっては最高の夏の記録になりました。
ちょうど夏休みの宿題が返ってきました。
せっかくなので、今のタイミングで、今年の夏休みに娘とやってみた「絵日記」について書いておこうと思います。
そもそも、娘は絵日記を書いた経験がありませんでした。
小学1年生。ひらがなとカタカナは「読む」ことはできますが、「書く」となると、まだ細かいところはかなり曖昧。
自分の名前ですら、枠の中にきっちり収めるのがちょっと微妙……という状態でした。
そんな娘に、私は夏休みの絵日記をやってみることにしました。
といっても、ものすごく教育熱心な理由があったわけではありません。
「夏休みに何をしたか、先生に教えてあげようね」
「あとで見返したら面白そうだね」
「多少、字がきれいになったらいいね」
「娘は絵が好きだから、絵も残ったらいいな」
そのくらいです。
必須の宿題というより、私の中では「自由工作」に近い感覚でした。
そして、やってみたら思っていた以上に面白かった。
① まずは娘を観察して、絵が大きく描けるノートを選んだ
絵日記を始めるにあたって、まず考えたのがノート。
一般的な低学年向けの絵日記帳を見ると、思ったより文章を書くスペースが大きいものもあります。
でも、今の娘にはちょっとハードルが高そう。
なにしろ、まだ「自分の名前を枠にきっちり収める」ことすら怪しい。
一方で、絵はもともと好き。
だったら、
文章を書くスペースは少なめ、絵を描くスペースは大きめ。
今の娘には、そのくらいがちょうどいいんじゃないかと思いました。
そこで見つけたのが、日本育脳協会のA4サイズの絵日記帳シリーズです。

以前、ノートそのものについてはこちらの記事に詳しく書いています。
「日本育脳協会」A4絵日記帳シリーズを選んだ理由はこちら

このシリーズは、3行絵日記帳、絵日記帳、作品帳と、成長に合わせて選べるタイプ。
今年は、今の娘に合いそうなものを選びました。
そして実は、来年用もすでに購入済みです。
来年は今年より少し文字を書くスペースが多い、通常の絵日記スタイルにしてみる予定。
こちらも記事の中で紹介します。
② せっかくなので、夏休み全部の日数分を用意した
小学校によっては、
「朝顔の絵日記を3枚」
のように、何枚か選んで提出するスタイルもあると聞きました。
それも面白いなぁと思いました。
でも今回は、
「せっかく夏休みなんだから、全部残してみよう」
ということで、夏休みの日数分、ページを用意しました。
結果、ノートは2冊。
もちろん、40日全部きっちり書くとは思っていませんでした。
書かない日もあるだろうな、くらいの気持ちです。
ただ、書く場所だけは全部用意しておく。
そんな感じでした。
③ 親が日付と「お題」をうっすら書いておいた
娘の場合、日付を書くこと自体もまだ練習中。
そこで、日付は私が薄く書いておいて、本人に上から濃くなぞってもらいました。
これなら、少なくとも日付の管理はできます。
そして、日によっては、
「学童 みずあそび」
「朝顔」
など、その日の題材になりそうなキーワードも、うっすら書いておきました。
あくまで「ヒント」くらい。
そのお題に沿って書く日もあれば、
まったく別のことを書く日もある。
あえてお題を書かなかった日に、自分で何か書いていることもありました。
親としては、
「はい、今日のお題はこれです!」
と管理するつもりはなく、
「何か書くなら、これも材料になるよ」
くらいの気持ちです。
④ そして、出ました。「?」
平日の絵日記は、基本的に学童でもできる宿題として。
休日は、好きなタイミングで。
ただ、学童から帰ってきた小学1年生。
疲れている日もあります。
暑い夏でした。
当然、やる気のない日もあります。
そんな日は……
「?」
どーん。
中には、
「???」
のように、たくさん「?」が並んでいる日もありました。
「あさがお」など、こちらが書いておいたテーマが気に入らなかったのか、単純にその日の気分だったのか。
理由は分かりません。
でも、今思うと、この「?」がかなり面白い。
その日のメンタルが、ものすごく分かるんですよね。
今日は余裕がある。
今日は疲れている。
今日は何もしたくない。
そんなものまで、なんとなく絵日記に残っています。
5日分くらいは、「?」が中心の日でした。
1~2割くらいは、かなり雑。
でも、逆に言えば、残りの日は一応ちゃんと絵日記のていをなしている。
私は、
十分頑張ったと思います。

⑤ 親のスタンスは「毎日書けたら偉い」
今回、必須の宿題ではありませんでした。
だから、
「毎日ちゃんと書きなさい!」
という感じにはしませんでした。
毎日なんとなく書いているだけでも偉い。
ものすごく汚い字だったら、先生が読めそうなところまで。
てにをはなど、一文字程度なら直すことはありましたが、文章そのものを親が直すことは、あまりしませんでした。
私が重視したのは、
「上手な作文を書くこと」ではなく、「先生が読めること」。
ものすごく汚い。
↓
それなりに「心の目」で読めそう。
このくらいまで持っていけたら十分。
文章の内容も、
「もっと詳しく書いて!」
「感想は?」
と、あまり追い込まない。
絵日記なので、本人がその日に書きたいと思ったものを書けばいい。
そんな感じでした。
⑥ 逆に、レジャーの日は結構ノリノリ
面白かったのが、土日にレジャーに出かけた日。
帰り際に、
「帰ったら、今日の感想、絵日記に書いたら?」
と伝えておくと、わりとノリノリで書いてくれる日もありました。
やっぱり、
「今日、こんなことをした!」
という記憶が新鮮なうちは、書きやすいんでしょうね。
何もない日に「何か書いて」と言われるより、
「今日のあれ、面白かったね」
のほうが、ずっと書きやすい。
これは来年も使えそうです。
⑦ 絵を見ると、その日の娘の状態まで分かる
絵も面白いです。
余裕のある日は、色とりどりできれい。
学童帰りなどで疲れている日は、ちょっと雑。
これも、別に「雑だからダメ」という話ではなく、
「あ、この日は疲れてたんだな」
と、後から見ると分かる。
私自身も小さい頃、
「頭の中では描きたいものがあるのに、実際に描くのは難しい」
ということがありました。
なので、娘が描いているときは、なるべく参考になりそうな写真や実物を近くに置いてあげることもありました。
もちろん、参考にしてもいいし、しなくてもいい。
描きたいものを描けばいい。
⑧ 特にお気に入りだった2枚

中でも、親として「これは素敵だな」と思った絵があります。
ひとつは、
「家族でプールに行った」
という日の、色鮮やかなプールの絵。
もうひとつは、

「都庁のプロジェクションマッピング」
の、かわいいピカチュウ。
どちらも、すごく子どもらしい。
そして、ちゃんと「この日のことを残したかったんだな」と感じられる絵でした。
こういうのを見ると、
「絵日記、やってよかったな」
と思います。
⑨ 繰り返し出てくる言葉を見ると、この夏が見えてくる
40日分を振り返ってみると、何度か登場する言葉があります。
「にちぶ」 3回
「えいけん」 2回
「みずあそび」 2回
「いもうと」 6回
こうやって並べてみると、なんだか面白い。
娘の夏休みが、少し見えてくるんですよね。
日舞があって。
英検があって。
水遊びをして。
妹との時間があって。
一つ一つの文章は、ものすごく立派な作文ではありません。
でも、40日分並べてみると、
「この夏、いろいろなことをしたなぁ」
と思える。
親が心の目で読めば、ちゃんと読める。
そして、何年か後に読み返したら、もっと面白いんじゃないかなと思っています。
⑩ 先生から返ってきた言葉
そして、夏休みが終わって。
絵日記が返ってきました。
先生からのメッセージは、
「素敵な絵日記見せてくれてありがとう。たくさんかけたね。」
でした。
きれいなひらがなで書いてありました。
この言葉を見て、
ああ、これでよかったんだな。
と思いました。
「もっと文章を書かせればよかったかな」
「もっと字をきれいにさせればよかったかな」
なんて、親としてはいろいろ考えるわけですが、
先生から見た娘の絵日記は、
「素敵な絵日記」
で、
「たくさんかけた」
だった。
それなら、今年はこれで十分です。

⑪ 40日やってみて、字はどうなった?
正直に言うと、
字が劇的に上手くなったわけではありませんでした。
絵日記を40日分やったからといって、急にひらがな・カタカナが完璧になるわけではない。
なので、夏休みが終わってからの1週間くらいは、ひらがなとカタカナをあらためて復習しました。
でも、それも含めて、
「夏休みの間、たくさん書いた」
という経験は残りました。
今年は「絵日記で文字を完璧にする」という目的ではなかったので、私はこれで十分だと思っています。
⑫ 来年は、もう少し文字を増やしてみます
今年使ったのは、文章量を少なめにしたタイプ。
でも、来年はもう少し文字を書くスペースがある、通常の絵日記スタイルにしてみようと思っています。
実は、もう購入済み。
今年と同じシリーズなので、成長に合わせてステップアップできるところも気に入っています。
今年は、
絵多め・文章少なめ。
来年は、
絵も楽しみつつ、もう少し文章を増やす。
そんな感じ。
ただし、本人が
「もっと少ない日数がいい」
と言うなら、その意向も取り入れる予定です。
40日やったから、来年も40日。
ではなく、
そのときの本人に合う量に変えていく。
それでいいと思っています。
⑬ 絵日記は、親にとっても面白い
今回やってみて思ったのは、
絵日記って、子どものためだけのものじゃないな、ということ。
私は娘のファンなので。
何年か後に、
「この頃、こんな絵を描いてたんだ」
「この夏は水遊びばっかりしてたんだ」
「日舞、結構やってたんだな」
「この頃はこんな字だったんだ」
と振り返れる材料ができたことが、とってもうれしい。
完璧な文章じゃなくていい。
きれいな字じゃなくていい。
「?」の日があってもいい。
むしろ、
「?」の日まで含めて、その子の夏休み。
そう思うと、40日分の絵日記が、ちょっとした成長記録に見えてきます。
⑭ 来年も、たぶんまたやります
今年は、
「先生に夏休みのことを教えてあげよう」
くらいの軽い気持ちで始めました。
でも終わってみたら、
先生に見せるためだけじゃなく、未来の自分たちが見るための記録
にもなっていました。
もちろん、毎日書くのは大変。
「?」の日もある。
疲れて雑な日もある。
でも、それも含めて残しておく。
今年の娘には、今年の娘にしか描けない絵と、今年の娘にしか書けない文字があります。
来年は、もう少し文字が増えるかもしれない。
絵も変わるかもしれない。
「?」が減るかもしれない。
あるいは、別の何かが増えるかもしれない。
そういう変化を見るのも、楽しみです。
小1の夏休み。
40日分の絵日記。
完璧ではなかったけれど、
『?』の日も含めて、
これはこれで、最高の夏の記録でした。
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