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仮説•枠組み•既成のラベルを超えて実像と主要素の断面をあぶりだすAI時代の思考法=導出思考|論理的思考(ロジカルシンキング)、批判的思考(クリティカルシンキング)、仮説思考を組合せ相乗効果を引き出す試み|ジレンマと向き合う気づきを得る|イシュー起点インプット重視でアウフヘーベン


※お断り:本記事は少しずつアップデートしています。
AI作成寄せ集めの統一感ないスライドですみません。

はじめに:借り物の言葉に違和感を覚えたことはありませんか?

私たちは日々、効率的に「正解」を求めています。わからないことがあれば検索し、AIに問いかけ、もっともらしい答えを手に入れる。でもその答えが、どこか自分の心と響き合わない、納得感がない──そんな経験はないでしょうか?

現代のビジネスでは「仮説思考」が主流です。けれど、そこからこぼれ落ちる「想定外の真実」にこそ、本質が眠っているかもしれません。そこで実験的にメタりびとがnoteでログを残している思考法「導出思考(Derivation Thinking)」です。(と名付けました)

これは、単にAIに質問して“それっぽい答え”を得て終わるのとは異なります。 AIに頼る場合でも、どのように思考を進めるかを自ら設計し、具体的に指示を出す必要があります。

抽象度、解像度、得られる印象で差が出ます。


1. 導出思考とは何か?

導出思考とは、インプットとして既知の情報や事実を丁寧に積み上げ、実例にもとづいて構造を自然に立ち上げる手法です

素材がわかる料理
主観・枠組みなど一旦脇に置きます
※概念をイメージ化したものです。
実際はピラミッド型、三階層にはめるのではなく、あくまでも実体構造を探るスタンスです。

2. 導出のプロセス

手順は図の左から右へ
(納得解を得るまで全サイクル繰り返す)

お題設定(イシューからはじめよ)

お題の具体化(隠れた前提、小題の分離)も事例から導出することもできます。視野が狭くならぬよう初めはあえて具体化せずに進めます。


2.1生の情報への没入(何が起きているのか?多数の使用例を収集)

パターン1.世の実態を見たいとき、先入観を超えたいとき
その表現の多数の実使用例(生データ)を収集します。「種類の量」を重視します。

パターン2.自分の感覚を言語化したいとき
既知の情報に、自分の情報を組み合わせその世界観で言語化を試みます
(特定の事例のみで指定も可能)

2.2.関係性のあぶり出し(どう繋がっているのか?対立と質感の測定)

辞書的な意味ではなく、その事例が固有に持つ質感(例ポジティブか、痛みを伴うか等)の類似の程度で距離を測り、潜んでいるグループを見出します。その過程で似ているもの」と「真逆のもの」対立構造を強制的に抽出させます。
これが気づきの種となります。

2.3.構造の自発的立ち現れ(全体構像は何か?)

新しい情報を加えても導出された構造が揺らがなくなった瞬間を「導出完了」と仮定義しています。
その時、そこに確信が生まれます。

逆に構造の揺らぎが残っているとき、それはまだ未知の世界があり、情報が足りていないシグナルとなります。

つまり未知の領域、余白の存在自体も結論に含められる要素となります。
外れ値からどんな余白が残っているのか推定されます。

多数の事例を集めて整理するなんて、時間がかかりすぎる」──そう思われるかもしれません。
ここで、AIが強力なパートナーになります。

AI(LLM)は言葉の背後にある「概念同士の距離」を統計的に理解しています。
※従来の言語処理は表層的な言葉が対象(例 ワードクラウド)とかでしたが、言葉の使われ方が学習されることで、裏にある概念や具体-抽象の関係も高度に扱えるようになってきています。

言葉の使われ方の実例とのつながりを重視し、教師なし学習 階層クラスタリングを現段階では手法として指示しています。
他のアルゴリズムもあるのでいつか試してみたいです。

3. AIという「外部脳」とした壁打ち、メタファーの獲得

導出された要素、構造はつまりどういうことかを、AIと壁打ちし、わかりやすく言語します。
今工夫していることは、
メタファー(例え)を使う
リスク・ネガティブの内容はポジティブリフレーミングを行う
(どちらもAIに一定量頼れるが人間の判断は必要)
です
導出された要素・構造に基づいて言語化することで、要約や抽象化に逃げない、解像度が高く、自分の血肉としやすい言い換えの獲得を目指します。
(※ここが重要)


4. 思考法の特徴比較と組み合わせ方

4.1特徴比較
まず、代表的な思考法との違い、特徴を示します。
これらの良し悪しを抑えて、使い分け、組み合わせます。

全部大事・補完し合う

どの方法でも突き詰められば目的にたどり着くのかもしれません。
しかし現実は個々の特性により、得意不得意があります。
その特徴を上手く組み合わせられると良いと思います。
(これはスキルなので、獲得には訓練が必要で、その経験を踏まえてまとめています)

思考法の特徴比較 メタりびと

表内に記載していないですが、導出思考では主要素・構造を具体化しそれを見ながら考えることで、人による前提合わせや認識のズレをMIN化したり、焦点のどこに違いがあるのかにも気づきやすくなります。

一方導出思考のデメリットはこれを全て人力でやろうとすると時間がかかりすぎる(例 KJ法)ですが、AIの進化により、高速処理が可能になってきました。
※クリシンではSo whatを追求します。高品質のSo whatを再現性高く出すためにもこの導出思考が使えるかと思います。

4.2 組み合わせ方

「効率的な問題解決」と「純粋な真理の探究」で思考法を最適化する
仮説思考、クリティカルシンキングは既知の課題を解くときは有効ですが、未知の構造を理解しようとする場面では、認知不足で仮説を十分に進化させられないことが逆にバイアス(偏り)となり、本質の見いだしを難しくさせる場合もあります。

そこで以下のように組み合わせるの良いのではと考えています。

仮説思考で「速度」を稼ぐ
すでに問題が明確で、時間がないときは仮説思考が最強です。「おそらくこうだろう」とアタリをつけ、最小限の調査で仮説のスクラップアンドビルドを繰り返しゴールを目指します。

但し、利用可能なファクトが存在し、導出思考が使えるときに仮説のみに頼るのは、気づかぬ機会損失があるかもしれません。

②批判思考で「精度」を高める
導き出した答えに穴がないか、偏った思い込み(バイアス)がないかを厳しくチェックします。論理の「土台」を固めるプロセスです。

但し、利用可能なファクト、仮説が存在し、導出思考で影響度の高い問いを浮かび上がせられるときに、それを利用しないのは機会損失かもしれません。

③導出思考で深度』と『揺るぎない納得感を担保する。多数のファクト(証拠)から導かれた答えは、単なるアイデアではなく誰にも論破できない、自分だけの納得感ある捉え方」になります。
借り物の言葉ではないため、行動への迷いが消えるのがこの思考法の真価です。


5.残課題
現段階ではアウトプットへの変換(伝え方)どこまでをスコープとするかまでは模索中です。。

最後に
いつかこの実験結果も学習データとして取られ、AIに単純に聞くだけで同様の回答が得られる日も遠くはないかもしれません。
しかし、任意で事例、感想をデータとして動的にFBし与え続けられるという点で、人間味の持続は可能かもしれません。

実践編の記事をいくつか以下に示します。


おまけ1 練習用 ケーススタディ

以下の事例の構造は人力でも、できそうなレベルに単純化しています。
お手元のAIにそのまま聞いても回答は得られるかとは思いますが、
まずは自力で試してみるとより実感できると思います。

この人が言いたいことは何か?
〇〇に何が入るか
(あなたの主観的意見は入れないで下さい)

月曜:遅れたことを詫びず、次回は自動的に防げる『ルール』を提案して
火曜:個人の工夫に頼るな。誰がやっても同じ結果が出る『』を作れ
水曜:ツールの目的は時短ではない。作業の『標準化』だ
木曜:バグそのものより、それを通してしまう『確認体制』の不備を疑え
金曜:まぐれの成果に価値はない。次は『〇〇』を考えよう

以下のように出す感じになります。
この人物が言いたいこと
個人の資質や感情、あるいは偶発的な運に頼るのではなく、成果を常に一定の品質で出し続けるための「仕組み」と「構造」を設計すること。

すべての事象において「属人性」を排除し、誰が行っても同じ結果にたどり着くシステムへの昇華を求めているように見受けられます。

〇〇に入る言葉  再現性 とか 再現可能な仕組み など

構造化に対する解説 提示された5つの事例を並べると、すべての発言において鮮明な「対立構造」が浮かび上がってきました。

  • 否定されている側(左側): 謝罪(感情)、個人の工夫、時短(局所最適)、個別のバグ(事象)、まぐれ(運)。これらはすべて「人間的・属人的・一時的」な要素です。

  • 肯定されている側(右側): ルール、型、標準化、チェック体制。これらはすべて「システム的・構造的・永続的」な要素です。

この人物は、日々の業務における「点(個別の出来事)」の解決ではなく、それらを生み出す「線や面(プロセスや構造)」そのものの変革を一貫して促していることが観測されました。ミスを人のせいにせず「仕組みの敗北」と捉える、徹底したシステム思考が根底にあるようです


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