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メタバースヘルスサーベイ2025

メタバースユーザーの健康状態に関するアンケート調査「メタバースヘルスサーベイ2025」の結果が論文になりましたのでご紹介します。

メタバースを直近1か月以内に1回以上使用したことのある16歳以上のユーザー(VRゴーグル、パソコン、スマホ、タブレット等、デバイス問わず)を対象に、2025年4月5日~5月6日の間、匿名のアンケート調査を実施、417名の回答を得ました。

質問項目は ①背景情報、②メタバース情報、③全般的健康状態 ④身体活動情報、⑤食事・栄養状態、⑥心理・睡眠情報、⑦その他 等が含まれています。詳細は論文をみて頂けたらと思いますが、主要な結果を表に示します。

年齢性別に関しては20-40歳、男性が多く含まれていました
VRChatとclusterユーザーが多く含まれています
1回のプレイ時間が3時間を超えている方が半分以上でした
メタバースでの運動習慣のある方は23%程度いました
立位でログインしている方が20%程度いました
中高強度の身体活動がほとんどない方が36%程度いました
メタバース開始後に体の痛みが出た人が34%程度いました
食事バランスを表すスコアが10点満点中2点以下であった方が半数以上いました
メタバース開始後に飲酒量が増えた人が20%程度いました
メタバース開始後に心の健康状態が改善した人が38%程度いました
VR睡眠をしている人が22%程度いました
メタバース開始後に睡眠の質が低下した人が18%程度いました
運動習慣・食習慣の改善に対する行動変容ステージは関心期の人が多い
ヘルスリテラシーが低い人が33%程度いました
メタバースでの医療専門職へ相談を希望する方が68%程度いました

結果の解釈について

細かい解釈については論文の考察をみて頂けたらと思いますが、コロナ禍にメタバースを始めた方も多いと思いますので、その影響をみている可能性があります、ご注意ください。

結果の解釈についてはclusterの皆さんに結果をみて頂き、有益な考察をたくさんいただきました!うぇあさん、ヒナミィさん、ケケさん、ありがとうございました!

身体活動量や食事バランス、睡眠などの健康課題が観察された一方で、メタバース内で立ち上がったり、運動したり、メンタルヘルス改善を報告したりするユーザーの存在も明らかになりました。追加解析中ですが、おそらく長時間のプレイが健康問題につながっている可能性があります。ただ、我々は健康のために生きているわけではありませんので、それに見合う体験がそこにあるのであれば、それはそれでよいとも思います。
 一方、メタバースユーザーの中には優れたクリエイターやイベンターの方がたくさんいらっしゃいます。彼らの健康状態の悪化は大きな社会的損失につながる可能性があります。また本研究によって、健康に関心はあるけれども、自主的に健康的な行動を決定・実行することに困難さを感じているユーザーがいることもわかりました。メタバースは、適切な設計によりサポートされれば、健康行動を促進するプラットフォームとなる可能性を秘めていると思います。

アンケートではメタバースユーザーの方々やVTuberの皆さんに、たくさん情報拡散していただき、本当にありがとうございました!おかげ様でよい結果を得ることができました。感謝!!!

今回はメタバースユーザーの健康状態をざっくり調べることが目的でした。今後は、本データの更なる解析を進めつつ、メタバースにおけるどのような行動や環境が健康促進につながるのか、さらに深堀ったアンケート調査を再度行う予定です。その際はまた御協力頂けると嬉しいです、よろしくお願いいたします!

*本論文情報の扱いについてはCC BY 4.0となっており、論文を引用することで、営利目的での活用含め資料の複製、改変、再配布が可能です。
研究主体:三重大学医学部、 研究サポート団体:株式会社V、Cluster Metaverse Lab、任意団体メタバース医療協創ラボ


メタバースヘルスサーベイの二次解析結果も論文になりました!


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