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「いいよ、1人で行けるから」後回しにしたかった訳じゃない。


帰りの車まで誘導する時間
わたしは左手に荷物を持ち
鈴木さん(仮名)に上着を着せていた。


すると横から
横山さん(仮名)が立ち上がった。


顔を向けると
「トイレ行ってくる」
と優しい顔で言う。


わたしが今
優先するのは
鈴木さんなのか横山さんなのか
一瞬戸惑った


横山さんは
それを察して
「いいよ、いいよ🖐️」
「1人で行けるから」
そう笑顔を見せて歩き出す。


横山さんの何気ない言葉の中に
わたしはどうしてか


「わたしのことはいいから」


「わたしは後回しでいいから」


と言っている様に聞こえて
直ぐに他の職員を呼び
付き添ってもらった。



当たり前の様な光景なのに
今日は何故か引っ掛かった。



自分を見ている様に
感じたからかもしれない。



わたしも
相手が大変そうなとき


わたしはいいよ。

そう言う。


相手を想って言う。


わたしのことは
気にしないで
って。


だけど
本当の気持ちは

遠慮する前に感じた想いは

なんだろう?

わたしを気にかけてくれたこと。

待ってもらえたこと。


それは、
「わたし」を
大切にしてもらえたようで

嬉しい。



側にいてくれたら
どんなに
心強いだろうか。


わたしは
いいよ。と申し訳なく思う前に


「ありがとう」を受け取りたかったんだ。


横山さんはわたしに


「受け取ること」を


教えてくれた気がします。


「わたしはいいよ。」
「わたしは後回しでいいよ。」


と言ってみたとき
どんな感覚を感じますか。


あなたは
誰かの優しさを
素直に受け取れていますか?

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