脳卒中をきっかけに“食べ始めたもの”3つ〜身近な食材で身体を守る〜
「あれ?なんかおかしいな…」
そう思ったときには、体はすでにサインを出していました。
あの朝、私は突然、途切れることのない長引く頭痛に襲われました。
検査の結果は「椎骨動脈解離」。
脳へ血液を送る動脈が裂けてしまう、命に関わる血管の病気でした。
幸いにも私は入院せず、自宅での療養を選択。
それでも、この出来事は私の人生観を大きく変えました。
もう二度と同じ思いをしたくない。
その気持ちから、私は毎日の食事や生活を一つひとつ見直していきました。
このシリーズでは、私が脳卒中を経験して「やめたこと」「始めたこと」を、
6日間にわたってご紹介しています。どれも、今もなお続けている実践の記録です。
今日のテーマ:脳と血管を守る「食べ始めたもの」
「食事を変えよう」と思ったとき、
最初に考えたのは“何をやめるか”ではなく、“何を取り入れるか”でした。
制限よりも、まず“足していく”ことで、
続けやすさと前向きな気持ちを保つことができたと思います。
私が意識して食べ始めた3つの食品
① 納豆(ナットウキナーゼ+食物繊維)
昔から食べてはいたけれど、発症後は毎日1パックを習慣化しました。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は血液をサラサラにする作用があるとされ、
血栓の予防に効果があることが、いくつかの研究で報告されています。
✅ 参考:ナットウキナーゼの血栓溶解活性について
また、食物繊維やビタミンKも豊富で、腸内環境の改善にも貢献。
私は納豆+キムチ、納豆+すりごま、納豆+オクラなどで味変しながら楽しんでいます。
② アマニ油(オメガ3脂肪酸)
血管の柔軟性を保つには、油の選び方がカギ。
その中で注目されたのが「アマニ油」です。
アマニ油に含まれるオメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)は、
悪玉コレステロールの低下や動脈硬化の予防に役立つとされています。
✅ 参考:n-3系脂肪酸(EPA・DHA等)
私は毎朝のサラダにスプーン1杯かけるスタイルで習慣化しました。
※加熱に弱いので、生で摂るのがポイントです。
③ ブロッコリー(葉酸・抗酸化)
野菜の中でも特に意識して食べるようになったのが、ブロッコリー。
豊富な葉酸は脳卒中のリスク低下に関連があるとされ、
また、抗酸化物質(ビタミンC・スルフォラファン)も血管の老化を防ぐ働きがあります。
✅ 参考:野菜と脳卒中の関係に関する研究
冷凍のものでも栄養価は比較的高く、調理も簡単。
私は電子レンジで1分加熱して、オリーブオイルやアマニ油で味つけして食べています。
続けて感じた変化
こうした食生活の変化を始めて約2年。
体重は4kg減少し、血圧も150→130以下に落ち着きました。
何より、「ちゃんと自分をケアできている」という安心感が大きな支えになっています。
「これならできそう」と思えるものがあれば、
ぜひ今日から一品だけでも取り入れてみてください。
それが、未来の自分の脳と体を守る、小さな一歩になるかもしれません。
