問いを立て、疑い、言葉を選ぶ|『「自分の意見」ってどうつくるの?』を読んで
『御上先生』との共通点に驚く
2025年冬ドラマのマイNo.1は『御上先生』という記事を書きました。
『御上先生』の中で何度も何度も語られた言葉が「考えて」という言葉。
そんなタイミングで手に取ったのが『「自分の意見」ってどうつくるの?』という本だった。
本書の中でも「考える」ことの重要性が強調されており、まさに御上先生のテーマと重なる内容だったことに驚いた。
自分の意見を持つことへの苦手意識
この本を読もうと思ったのは、ミーティングなどで「自分の意見を述べること」に苦手意識があったからだ。
学んだことをアウトプットするのは好きなのに、それをもとに自分の考えを述べることには抵抗があった。
どうすれば自分の意見を持てるのか、そのヒントを求めていた。
問いを立てることが「考える」第一歩
本書では、「問いを立てること」が「考える」ことのスタート地点になると述べられている。
何から考えればいいのかわからないとき、問いを立てることで道筋が見え、意見を展開するきっかけが生まれる。
問いがあると人は自然と考えたくなるものだし、それが「考える」という行為の第一歩になる。
言葉を正しく選ぶことの重要性
また、「言葉を正しく選ぶこと」の重要性も印象に残った。
日本語には「察する文化」があり、曖昧な表現が多用される。しかし、言葉をはっきりさせないことで、相手に負担をかけてしまうこともある。
本書の中で紹介されていた、フランス語への通訳のエピソードが特に印象的だった。「しっかり」「よろしく」「頑張る」など、曖昧な表現をどう訳せばいいのか困ってしまったという話は、普段何気なく使っている言葉が、いかに具体性に欠けているかを痛感させられた。
ふわっとした言葉を使ってしまったことで、相手とのコミュニケーションのズレが生じてしまうことは、仕事ではよくある。
自分の言葉に対してはもちろん、相手に言った言葉もあいまいにせず、しっかりと認識を一致させることの重要性を改めて感じた。
「疑うこと」の大切さ
そして、本書で最も印象に残ったのは「疑うこと」の大切さだ。
私たちは、楽だからという理由で深く考えずに物事を信じてしまいがちだ。しかし、「疑う」とは、ただ否定することではなく、一時停止してじっくり考えることを意味する。
すぐに結論を出さず、「本当にそうなのか?」と問い直すことが、自分の意見を持つうえで重要なのだ。
これから実践したいこと
この本を読んで、考えることのプロセスが少し明確になったように感じる。問いを立て、言葉を意識し、疑う。
この3つを実践することで、少しずつでも自分の意見を持つ力を鍛えていきたいと思う。
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