【中2行き渋り】少しずつ離れていく娘の背中
子どもたちの長かった夏休みが終わり、二学期が始まった。
学校への行き渋りがある中2の長女は、始業式から毎日、学校に通えていた。
けれど、クラスに行けているのか、授業に出られているのか。
正直なところ、よく分からない。
私からは、あまり学校のことを聞かないようにしているからだ。
おそらく一学期と同じように、朝は別室登校をして、出られる授業だけ教室へ行っているのだと思う。
それでも、毎日学校へ通えている。
それだけで十分だと思った。
そして先日、無事に休み明けテストを受けることができた。
「よかった」と、胸を撫で下ろしたのも束の間。
テストの翌朝、長女は布団から出てくることができなかった。
張り詰めていた糸が、ぷつんと切れてしまったのかもしれない。
それでも、お昼前に声をかけると、なんとか5時間目から登校することができた。
以前の私なら、
「遅刻しないで行ってほしい」
「授業にもちゃんと出てほしい」
そんな本音を抱いていただろう。
でも今は、できないことを数えるよりも、できたことを見つけてあげたい。
遅刻してでも学校へ行けたこと。
今日できたひとつひとつを、大切に重ねていけたらと思っている。
◆
そんな長女に、夏休みの終わりごろ、ちょっとした……いや、彼女にとっては大きな変化があった。
それは、私と一緒に寝なくなったことだ。
中学生になってもずっと添い寝を求めていた長女が、ある日突然、一人で寝るようになった。
それから、自分の部屋で過ごす時間も増えてきた。
いつかはそうなると思っていた。
子どもの自立は、親にとってもちろん嬉しい。
けれど、いざその日が来てみると、やっぱり少し切ない気持ちもある。
今まで手助けしながら終わらせていた宿題も、どうにか自分で終わらせられるようになった。
少しずつ。でも、確実に。
手が離れてきているのを、ひしひしと感じる。
ただ、中学生という年齢は、とても複雑で。
大人扱いしてほしい気持ちもあれば、まだまだ一人では難しいこともある。
だからこそ、すべてを本人任せにはできない。
時には助言が必要だったり、注意しなければならないこともある。
「どこまで見守って、どこから口を出すのか」
その線引きが、私にはまだ難しくて、手探りの毎日。
それでも、少しずつ離れていく背中を頼もしく、そしてちょっぴり寂しく見守りながらーー
彼女が助けを求めたときには、いつでも手を伸ばせる距離感を保っていけたらと思う。
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