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せつなすぎる二人、愛美と高寿。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』私的考察と感想

​※本記事は、約10年前、私がこの作品を読んであまりの切なさに耐えきれず書き殴り、そのままPCの奥底に眠らせていた私的考察です。

ふと気がつけば、この物語のプロローグである「2025年夏」を、現実の時間が通り過ぎていました。

去年の夏、三十五歳の高寿は五歳の愛美を救い、彼女の物語が始まったのだな……と感慨深く思い出し、10年越しのタイムカプセルを開けるような気持ちで、少し体裁を整えて公開することにしました。

※本記事は、七月隆文著『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社)の完全なネタバレを含む個人的な考察・レビューです。これから本編を読もうとしている方は、二、三回ほど本編をお読みになり、御自分なりの解釈をお持ちになってから進んでいただくようお願いします。

※本編には無い独自の解釈や想像を追加していますので、内容に違和感を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、あくまで「私的解釈」として御容赦ください。


プロローグ:2025年夏


五歳の夏休み、福寿愛美はとなりのせかいにやってきました。

最終日、大きなお祭りに連れて行ってもらい、パパやママとはぐれてしまいます。


屋台の爆発に巻き込まれそうになったとき、三十五歳の高寿に手を引っぱられます。

その瞬間、とても壮大なものの全貌が刹那に駆け抜けていったような特別な感覚に貫かれる愛美。


爆発と炎からかばうように抱きしめられ、悲鳴やどよめきは愛美の意識に入ってこず、目の前の高寿だけが映る。作中の「大丈夫?」という言葉にぼんやりうなずくと、高寿はほっとした表情を浮かべる。その様子から、自分のことを大切に思ってくれていることが押し寄せてくるように伝わってくる。

【このひとだ】

愛美は純粋な本能で、自分にとって大切な人だと感じとります。


親が見え安心すると同時に、高寿といられなくなる不安を感じる愛美。しかし高寿からは去り際の気配がし、愛美の小さな頭を形を確かめるようにやさしく撫でて、作中で「……さようなら」と告げます。深くてさみしそうで、たくさんのものが混じり合った目をする高寿。

そこで高寿は間違いに気づき、「また会おう」と立ち上がります。


「また会える?」と聞く愛美に、笑顔でうなずく高寿。「また会えるよ」と残し、人波に消えていく。


愛美の命を救い、繋がった運命の輪の端で「永遠の別れ」をする高寿。高寿にとっての、人生をかけた愛美との約束と使命、イベントが全て終了した瞬間です。

そして、運命の輪の端で「愛美の物語」が始まりました。


2010年5月23日(日)


二十歳の愛美にとって再会1日目。高寿にとっては最後の日。


五年前の二十五歳の高寿との約束通り、始発に乗って丹波橋にやってくる愛美。

いつもの微笑みで迎える高寿に対し、遠慮を含んだ照れ笑いのような愛美は、二十歳の高寿を目にして距離感に迷いがあり、表情が初々しい。高寿はそこにいる愛美が、自分が四十日間慣れ親しんできた愛美ではないことにショックをうけます。


「やっぱり隠せないですよね」と、年下の態度で接する愛美。

いつもどおり手をつなごうとする高寿の手を見つめ、軽く固まる。一瞬遅れてはっとなる高寿が引っ込めようとすると、愛美がつないできて「慣らしです」と頬を紅くします。


高寿のアパートで、二人の四十日間の打ち合わせをする二人。二人の間にあった出来事、愛美の失敗や失言などを、真新しいシステム手帳に克明に記録する愛美。

こうしてしっかりと「慣らし」と「予習」をした上で、細かい台本通りに行動し、完璧に違和感ないよう頑張ってくれた愛美。だからこそ高寿は無邪気に楽しくすごせたわけですが、キッチリと予定通りに行動するよう努めてきた愛美は楽しくないだろうと、高寿は今更ながら愛美の献身に気づき、泣きそうになります。


しかし愛美は「そんなことないよ」と穏やかに笑い、「こういうことは好きにできるんだから、何の問題もないよ」と高寿の腕にもたれかかります。「慣らし」ができてきた愛美は、いつもの感じになりつつあり、高寿にいとおしげに抱きしめられ頭を撫でられます。


最後の料理を味わって食べ、おいしくて泣きそうな高寿。

三条に出て、よく一緒に行った店、歩いた道をひとつひとつ案内される。

そして叡山電車に乗り、宝ヶ池に向かう。最終日の出逢いの確認です。


「でも、きっとわたし、かなしくなるね」

傾いた日差しの淡い空に向け、愛美は今の高寿と同じ気持ちになるから泣かないようにしないと、と呟きます。


そして最後の場所へ。

空気が金色に染まるなか、東屋の石造りの張り出しにもたれ、重要なアイテムの写真を同じ構図で撮る。当然のように同じ写真が撮れる不思議。


池のまわりの散歩道をあるきながら、愛美は演技に興味が出てきたことをはなします。十年後の愛美(芸能人)を思い出す高寿は「……なるほど」と言いますが、愛美はその意味に気づきません。

ずっと憧れて夢見ていたと語る愛美は、十五の時にそれを聞かされた瞬間泣きそうなくらい嬉しかったと明かし、「恋人になるのは、すごく簡単なの」と丸い光のような微笑みを向けます。


あたりが暗くなると、いよいよ最初の(最後の)調整の時間が迫る。

抱きしめられる愛美。ずっと恋していた相手からこんなにも愛しているという心が伝わり、人生で一番の幸せを感じる愛美。

ここがピークで、少しずつすれ違っていくと不安を口にする愛美に、高寿はあの約束の言葉をかけます。「ぼくたちはすれ違ってなんかいない。端と端を結んだ輪になって、ひとつにつながってるんだ」と。


今日まですごく楽しかったと言ってくれる高寿にうなずき、涙をぬぐう。新しい恋人をつくって幸せになってとお願いする愛美は、思い切り抱きしめられます。本当にしあわせで、……悲しい愛美。


「……愛してる」という高寿の心からの言葉に、愛美の奥底が震えます。「わたしも……わたしも……」

数瞬後には消えゆこうとしている愛美に、きちんと伝える高寿。「ぼくはきみを愛している」

愛美は円く光る印象の福笑いを浮かべて、消えてしまう。

なにひとつ変わらない真夜中の静けさの中、高寿はひとり泣きます。


2010年5月22日(土)


二人で枚方へ行き高寿の両親に会う。


昨日、最終日の高寿と盛大な別れをして来た愛美。高寿と会うなり泣きそうな顔をし、いっしょうけんめいに見ようとする大切そうなまなざしでまっすぐみつめてきます。それが、出会った日の宝ヶ池での別れの日の愛美のまなざしと同じことに気づく高寿。


愛美との別れが迫り、親に会わせたいと考え枚方へ向かう高寿。思い出のたこ焼きを三十個大人買いし、二人で食べます。

高寿の家族と愛美が顔を合わせ、「高寿のことよろしくね?」との母親の言葉に、愛美は刹那のゆらぎを滲ませたあと、「はい」とそつなく微笑みます。約束を果たしたいのにそうできない申し訳なさと切なさ。


帰る際の「今度、帰ってきなさい。福寿さんも一緒に」との言葉に、高寿は胸が締めつけられます。【愛美と一緒の未来】はけっして来ない。高寿の家族の輪に愛美を迎えるのは叶わない夢なのです。


誰もいない帰りのバス停。手をつないでいる愛美と目が合うと、その聡明な瞳に、【愛美とは家族になれない】真実がこみ上げ涙が溢れる高寿。

家族になれない悲しみに泣いた高寿を見る愛美も熱く潤み、「……ごめんね」と自分のせいではないのに謝ります。

二人手をつなぎひたすら泣く。そんな今日が終わっていき、高寿にはもう明日最後の日しか残っていません。


2010年5月21日(金)


丹波橋のアパートで一日一緒に過ごす(愛美にとっての★)


本編で直接は触れられていませんでしたが、この日は文末に★マークがつく日付の片方。

再会して三日目はちょっと早いんじゃないかとも思いましたが、盛大な別れを経験し、前日に高寿の両親と会い家族になれない悲しい運命に涙した愛美ですから、もっと強い絆で繋がりたいという気持ちは自然な流れだったのかもしれません。

高寿にとっては最後の日ですが、愛美にとっては初めての日。不安もあったはずの愛美に対し、高寿は壊れ物を扱うように大切に接したことでしょう。


2010年5月15日(土)


雨の一日。アパートで過ごす


愛美が高寿の小説を読んでいる。高寿は愛美からその感想の手紙をもらっているのに、今の愛美はまだ読み終えていない不思議な感覚。

八日後に迫った最後の日に撮った写真が入っている箱も開けてみる。

六畳間で降り続く雨音を聞きながら、穏やかな時間を過ごす二人。


2010年5月2日(日)


上山くんがアパートに遊びに来る


高寿の親友・上山くんが遊びに来る。

駅に送る際、「ぜひまた……」と言いかけて【また】が無いことを思い出す愛美に、上山君は「南山のこと、よろしく」と手を差し出します。普通の恋人のように歴史を作っていくことが出来ない運命がわかっている愛美は、視線を一瞬せつなげに揺らがせますが、すぐに明るく握り返します。

よろしくとお願いされ心からそうしたいと願っているのに、それができない辛さ。胸が締め付けられます。


夜道で、「今の高寿とは、今日でお別れなのかな」と口に出す愛美。いろいろなことを受けとめ、別れの日までの日々を大事に過ごそうと覚悟した高寿に、「私も覚悟、だね」と夜空を見つめます。

落ち着いた大人な高寿とは今日でお別れで、明日からは少しずつ違った関係になっていく。そう覚悟する愛美の横顔が、透きとおっていきそうに儚く見えます。


2010年5月1日(土)


愛美のせつなさに気づく


鞍馬で愛美と別れ、一人でアパートに戻った高寿。

愛美の演技だったのかという耐えがたい思いの中、ケータイの画面に映る愛美の写真を見て、高寿は自分の間違いに気付きます。

【愛美はいつも泣いていた】

どれだけせつなくさせていたか。つらさを感じさせないよう頑張って、ひとり泣いていた愛美。


深夜、高寿は愛美に電話をします。時刻は午前一時十八分、鞍馬で別れた日の前日の愛美。明日ひどい態度をとってしまうこと、今はもう乗り越えたことを話す高寿。

呼び寄せられ始発でやってくる愛美を抱き寄せ、その頑張りと辛さを理解し語りかけると、愛美の瞳から透明な粒が滑り落ちます。

明日からの自分がひどいことをいうことを謝る高寿に、愛美は「……聞いてないよ」と不器用に笑います。


これからの辛さがわかっていても愛美が頑張っていこうと思えるのは、今の、落ち着いた大人になった同じ二十歳の高寿に会いたいから。

目の奥を熱くする高寿は、愛美を尊敬し心から愛していると感じます。


2010年4月30日(金)


スタバで違和感。鞍馬で別れる


時間軸が逆なので思い出を共有できない二人。自分の反応の仕方の過ちに動揺し失言を重ねる愛美ですが、これも愛美の【うっかり】ではなく、あらかじめ決められていた演技。今日は高寿からひどい態度をとられると予告されていたはずの愛美は、自ら高寿を追い込むような演技をしなければなりません。


鞍馬で、高寿はいよいよ限界を迎え、メモ帳の予定どおりにしなくてもいいんじゃないかと言い始めます。

高寿の言葉に全幅の信頼をよせ、つらくても頑張ってきた愛美は、それを投げ出すような態度をとられ、「どうしてそんなこと言うの」と聞きます。

「だって……つらい」と逃げるように背を向ける高寿。「待って」と懸命に手を掴む愛美。


「もう……やってられないんだよ!」と山道を下りてゆく高寿を追ってゆく事ができない愛美。愛美を理解し愛してくれる大人の高寿はもう過去の時点に過ぎ去ってしまったともいえます。

高寿の心が離れて見捨てられたようなこの日は、愛美にとって一番つらい日だったかもしれません。


2010年4月29日(木)


大学での謎解き


箱の鍵を開け、真実を語る愛美。

五歳の夏に命を救ってくれたのも高寿だったと明かし、「この人だ」と感じ一目惚れしたと言う愛美。

「あなたと同じだね」と潤ませる瞳。

しかし、「だからね、今だけなの。わたしたちが同じ年齢でいられるのは」とつらい現実を切り出します。

「今こうしている時間はとても大切なの。わたしたちが同じ二十歳の恋人でいられるこの期間は…とてもかけがえがないんだよ」

二人の切ない関係に我慢できなくなって去っていった昨日の高寿(高寿にとっては明日)に、わかってほしい願いでもある、愛美の想いです。


2010年4月28日(水)


転機となる日(高寿にとっての★)


夕食後、すべてが満ちていた時間。

何も知らない幼く幸せな高寿は、このあと愛美を傷つけ、大人になり、愛美の本当に愛する高寿に成長して行きます。でも、愛美にとってはそれは全て終わった事。これから最後の別れに向けて少しずつ他人になってゆかなければなりません。

魔法が解ける十一時になり、愛美は自らピリオドを打ちます。


「0時までに帰らないと、魔法が解けちゃうよ」

高寿の魔法を解くのは、愛美自身のつらい役目。

アパートに戻り、調整の証明の時間が迫る中、【別の世界】のはなしをかいつまんでする愛美。現実を認識させるために、午前0時にカクンと消えてみせます。


2010年4月20日(月)~ 4月25日(日)


引越しと、初めて手をつなぐ日


はじめて手をつないだ高寿は幸せを感じますが、ここで愛美は、無意識にその瞳から涙を溢してしまいます。二人で手をつなぐのも、これで最後。そのせつなさを隠しきれない自分に苦笑し、うつむく愛美。

高寿は泣き虫な愛美の嬉し泣きと思っていますが、この日が手をつなげなくなる最後の日だとわかっていたからこそ、愛美は昨日やその前日にたくさん手をつなぎたがったんですよね。


2010年4月17日(土)


(初デート)最後のデート


初めてのデートの演技をしている愛美ですが、愛美にとっては【最後のデート】。

「ぼくと付き合ってください」

高寿の言葉に、愛美の瞳は潤み、ヨレヨレの声で「はい」とこたえます。

うれしい告白のこの日を境に、つきあっている関係も愛美にとっては終わりなんですよね。せつないです。


2010年4月13日(火)


二十歳の愛美にとって最後の日、高寿にとって出会いの日


とうとうここまで来てしまいました。愛美の時間軸では二人はこの日を境に見知らぬ他人の関係になって行きます。

宝ヶ池に着いた二人。

「どうして私?」

「本能だと思う。この人だっていう直感」

愛美は運命どおりに高寿に「この人だ」とわかってもらうことができたのです。これで二十歳の愛美のすべてのミッションは完了。


腕時計で時間を確認し、去り際の気配。

「また会える?」とたずねる高寿に、愛美の瞳からは無意識のうちに涙がぽろぽろと落ちます。

二十歳同士としては二度と逢うことはできません。どんなに愛していようと、もう永遠に会えないのです。泣かないよう覚悟をしていても抑えきれず、高寿に抱きついて泣いてしまいます。


「また会えるよ」

そう、二十歳の愛美の深い愛と献身によりやり遂げたから、高寿は明日、昨日の愛美に会い、二人は深く愛し合う恋人同士となるでしょう。


「また明日ね」

高寿の姿が見えなくなり、愛美の瞳からは再び涙があふれます。愛美は頬から涙を散らせながら、後ろ髪引かれる想いでこの世界から走り去って行ったのではないでしょうか。


高寿は、出会ってから別れまでずっと愛美から愛され続けました。最後はひとりこの世界に取り残されましたが、愛美は高寿から愛される最大のピークから始まり、最後は何も知らない高寿に別れを告げることさえ許されず、一人せつなさを胸に秘めながら去って行かなければならなかったのです。

愛美がかわいそうすぎて涙が出てきます。


あとがき・まとめ


この後、二人はそれぞれ離れてゆく時間軸の中で、それぞれの三十五歳と五歳の別れを最後に、せつない心を抱いたまま人生を過ごして行くのでしょうか。どうにかならないものですかねぇ。


あまりせつなくて、読了後も気持ちの落としどころが無く、こんな愛美サイドの心情を考えてみました。

「泣ける」という帯でしたが、一読目は愛美のせつなさの意味もあまりピンときていませんでした。しかし「時間軸が逆」によってどんな葛藤があったのかを知るため読み返すと……ジンジン来ました。

はじめて手をつないだ日の翌日にもやたらと手をつなぎたがった理由など、読み返さなかったら絶対にわからない。三読目にはもう、涙、涙……。


このままでは私の中で終わったことにできず悶々としていたところ、ネット上で舞台巡礼のブログなどを拝見し、愛美の目に映っていた光景をリアルに想像しました。

物語の行間に描かれている愛美側の気持ち、高寿も我々も最初は気づいてあげられなかった愛美のせつなさや行動の意味をまとめることによって、私の中で「終わった物語」に昇華したいと思ったのです。


この物語にジンジンした方々にも、「そうそう、そうだったんだよねぇ」と共有していただければ幸いです。また、パラレルワールドのどこかでは愛美と高寿がハッピーエンドを迎えた世界もあったんだろうと思うことで、少しは苦しさを和らげることができました。

できれば、作者の七月隆文さんの手でのハッピーエンドの続編を期待しますが…。


※余談ですが、平井堅さんの「いとしき日々よ」という曲が、妙に内容が符合していてウルウルします。一番が愛美の気持ち、二番が最終日の高寿、三番が二人共通の想いのように聞こえます。また、スキマスイッチの「奏(かなで)」も二人の物語のようで胸に迫ります。


(※本記事は、七月隆文『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の内容に基づく個人的な考察・レビューの1ページ目です)


【掲載画像について】

2010年5月23日の宝ヶ池で撮ったというあの写真のイメージで生成してみました。

※本画像は作品の世界観やキャラクターを表現したイメージビジュアルです。髪型や時間帯などいくつか違いがあります。

※画像作成には画像生成AIを使用しています。





この記事は、約10年前、私がこの作品を読んであまりの切なさに耐えきれず書き殴り、そのままPCの奥底に眠らせていた私的考察をもとにnoteに公開したもので、ここのNOTEの私の最初の投稿記事でもありました。
そして、次のページは、10年の時を超えて、2026年時点の私、御影譲の最新の私的考察を加えて原作ではあまり詳しくは描かれなかった愛美の20歳の本編前、5歳から15歳のシーンを紐解いた、十年越しの新たな考察です。
15歳の愛美が抱えた孤独と、25歳の高寿と交わした「裏の台本」の秘密とは――。次のページでは、二人の切なさに溺れてみてください。

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せつなすぎる二人 2|福寿愛美20歳までの軌跡「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の私的解釈と感想



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