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美代
ななやふる神のひとまろのひめ七松
ことしこそとものあへりふねなば
明石の月照寺でみた三屋の親友美代の辞世の歌です。石に刻まれた文字が薄くなっていて判読するのに苦労しました。読み間違いもあると思いますのでご存じの方はご指摘ください。
(訳)七夕の夜、和歌の神である人麻呂の姫を待っています。今年こそ友(姫)に会える舟にのれたらなあ。
和歌の神である人麻呂の姫とは、三屋のことだろう。
この歌のように死んでからでしか会えない人もいるというのに、死んだふりして生きている自分が恨めしくなる時がある。美代が亡くなったのは明治四十二年七月である。三屋の死後38年が経過している。三屋は、年を取った美代をみてわかるのだろうか。
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