Codexに仕事を頼むとき、私が伝えることは3つ
Codexに仕事を頼むとき、私が伝えることは3つ
ChatGPTもCodexも使うなら、できるだけ力を発揮してほしい。
せっかく頼んだのに、こちらが何度も説明し直して、最後は自分で全部直す。それは、できれば避けたいです。AIにお願いしたはずなのに、私の仕事が増えている。あれ?
今回は、仕事を頼むときに私がまず伝えたいことを、三つに絞ってみます。
「性能を上げたい」から、noteを10本へ
この連載のきっかけは、私が「ChatGPTとCodexのパフォーマンスを最大化するための方法を教えて」と聞いたことでした。
そこから話が進んで、noteの企画と、10本の記事をお願いすることに。
最初の質問は「使い方を知りたい」。その後の依頼は「読者に届ける記事を作ってほしい」。同じ会話の続きでも、AIにやってほしい仕事は変わっています。
ここが曖昧なままだと、私は原稿を待っているのに、AIは「記事を作るためのコツ」を丁寧に説明してくれるかもしれません。
コツもありがたい。でも今、欲しいのは原稿です。
だから、頼み方で工夫したいのは、立派な言葉を並べることより「今回は何をしてほしいのか」を揃えること。
そのために、私は目的、最新の資料、完成条件を伝えたいと思っています。
1.目的。「何を作るか」の一歩手前を伝える
「noteの記事を作って」だけでも、文章は作ってもらえると思います。
ただ、誰に何を届けたいのかがなければ、一般的なAIの使い方紹介にも、機能を並べた解説にもなりそうです。
今回なら、読んでほしいのは、ChatGPTは触ったことがあるけれど、技術に詳しいわけではない、忙しい働く親や会社員の方。
「Codexって気になるけど、自分が使うものなのかな」と感じている人に、試すときの手がかりを届けたい。
そのために、私が何を考えて、どう頼んだかを、実践日記として書く。詳しい人の解説を背伸びして再現するより、今の私の目線を使いたいです。
目的があると、「専門用語をどこまで説明するか」「何を削るか」も考えやすくなります。
ここで大事なのは、目的を大きくしすぎないことだとも思っています。
「読者の人生を変える」まで背負うと、急に壮大。まずは、読み終わった人が一つ試せる記事にしたい。それなら、何を入れるかを具体的に考えられます。
2.最新の資料。「前の話」だけに頼らない
同じ会話でやり取りしていると、つい「さっきの感じで」「前に決めたやつで」と言いたくなります。
人間同士でもあるやつです。そして、人間同士でも結構ずれます。
今回の記事なら、参照してほしいのは、この会話で実際に頼んだ内容と、今回の連載案と、採用した語り口です。
特に大切なのは、私が伝えていない体験を足さないこと。
「使ってみたら作業時間が半分になりました」と書けば、わかりやすい記事にはなるかもしれません。でも、測っていないなら私の実績にはできません。
家族の細かい情報や仕事の具体的な場面も、知らない部分をそれらしく埋めてほしいわけではないです。読みやすさのために、私の人生まで補完されるのは困る。
だから、「この記事はこの会話を元にする」「採用済みの文体はこちら」「書かれていない実績は足さない」と、材料の範囲を伝えます。
資料は、多ければ多いほどいいとも限りません。
古い案と最新案が混ざっているなら、今使うものを指定する。全部をもう一度説明するより、「今回はこれを正本にして」と置けるほうが、私には続けやすそうです。

3.完成条件。「いい感じ」で終わらせない
最後は、どこまでできたら完成なのか。
私が「記事をお願い」と言ったときに欲しいのは、見出しだけなのか、下書きなのか、そのまま投稿画面に貼れる原稿なのか。ここは、ちゃんと伝えたほうがよさそうです。
今回なら、本文まで書く。短い段落で読みやすくする。本音と軽いツッコミのある実践日記にする。読者が試せる具体例を入れる。事実と合っているか確認する。
そして、10本を頼んだなら、10本それぞれが何を担当するかも揃える。同じ話を言い換えて10本、では連載として困ります。私も読む側なら途中で気づく。
一方で、完成条件を増やし続けると、頼む前の準備だけで疲れそうです。
なので、まずは「ここが違ったら使えない」という条件から書くことにします。文字数や細かな形は、必要なときに足せばいい。
例えば、今回のような記事なら、こんな頼み方です。
Codexの使い方が気になっている、忙しい働く親や会社員に向けたnote記事を作ってください。読後に一つ試せる内容が目的です。材料はこの会話と、今回の記事で使う連載方針を使い、古い案より最新の決定を優先してください。本音と軽いツッコミのある一人称で、本文まで完成させてください。私が伝えていない体験や実績は足さず、不明な事実は確認するか、その事実を使わずに成立する形にしてください。重大な不明点以外は、妥当な判断で進めてください。
これで必ず一発で完成する、とまでは言えません。
ただ、修正するときに「目的が違ったのか」「材料が古かったのか」「完成の認識が違ったのか」を見直せます。「なんか違う」を三つに分けられるだけでも、次の頼み方は考えやすいです。
次回は、この説明のうち、毎回繰り返したくない部分の話。私が渡しているAGENTS.mdと、案件ごとの最新情報を、どう分けたいかを書きます。
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