『オッドタクシー』のドブにメンターになってもらいたい
Amazonプライムで『オッドタクシー』を3周観た。
毎週観る、通して1回観る、YouTubeのオーディオブックを聞いた後にもう1回観る。
伏線を張るのもうまいし、回収もとてもうまい。最後はドキッとするシーンで、考える余白を残す終わり方。どういうこと?と考察したくなる。
お笑い芸人が声優をしているキャラも多いためか、細かいボケとツッコミでクスッと笑える。サスペンス好きならハマる人は多いと思う。
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。
身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。
趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。
一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。
彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。
バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、
いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、
街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…
何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。
オッドタクシー あらすじより
本編を観終わったあとは、YouTubeのオーディオブックも聴いてほしい。腹落ちするはずだ。
ドブのメンタリングを受けたい
9話のチンピラ「ドブ」と大学生「樺沢」のやりとりが、特に印象的だ。
ドブ:正義感も覚悟もはなからないよな。お前の行動原理についてちゃんと内省してみろ。
樺沢:注目されたかった。
ドブ:そうだよな。じゃあそのもっと奥まで掘り下げてみろ。なんで注目されたいんだ。
樺沢:わからないです。
ドブ:他人から認められたいからだろ。なぜ他人から認められたいかというと、自己肯定感が低いからだ。自信がないから、自分で自分を認めることができない。そのくせ自己愛だけは人一倍強い。
樺沢:違う、自己愛なんか強くない。注目される前の自分が大嫌いで、かといって注目されたところで自分のことなんか好きになれないし、でも気持ちよくて、どんどんエスカレートして、今も怖くてしかたないし。後悔して、ずっと自己嫌悪で。俺はこんな自分が大嫌いで、消えてしまいたい。死んでしまいたいって、ずっと。
ドブ:自分に対する極端な否定と自己嫌悪。そういうのが自己愛が強いって言っているんだ。普通のやつはそこまで自分に興味ない。
樺沢:じゃあどうすればいいんですか。
ドブ:不特定多数ではなく、自分が信じられる、尊敬できるメンターを探せ。評価の軸があればブレない。それが難しいなら、自己承認。とにかく自分で自分を認めてやることだ。
オッドタクシー9話より
自己肯定感と自己愛について言語化されていて、腹落ちした。
自己肯定感が低いと自己愛が高いには相関関係がある。もちろん全員ではないと思うが。
ドブにメンタリングやコーチングをやってほしい。
シーズン2があるのであれば、ドブが樺沢を導く様子を観てみたい。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!