☕️我が家はあつ森レベル1
朝、我が家の駐車場の片隅に、
どでかい切り株的なものが落ちていた。

こう言うスツール、ニトリにあるよね?
で、恐る恐る近づいて触ってみたら、リアル木材でした。美しい木目、密度の濃いサラサラとした白い肌とゴツゴツ荒々しい皮。
なんのためにここに?
後ろから足音がして振り返ると、我が夫。
"現場から銀杏の木持ってきた"
え?
こんな巨木何に使うの?
きのこ栽培?毒キノコを生やしておしまいでは?
樹齢100年はある高級銀杏が、なんのために貧乏な我が家に来たの?
重くて捨てられないよ…どうしよう
昭和気質な夫は、突拍子もないものを我が家に持ち込み、陰でわたしから"オットット"じゃねーか。と疎まれている。
タラの芽が美味しいからと、タラの若木を山から抜いてきて、そのまま庭に何本も植えた。たらの木は棘がすごいから、泥棒よけなのか?いや,単なる食い意地の看板に過ぎない。
すぐ枯れるとおもったのに、奴らの生命力はなかなかだった。そろそろ新芽をのこさず食ってやる。
解体に立ち会った家から、お蚕様飼育に使う大きな古い平ザルを持ってきた。うちの幼虫たちはすでにハイハイ卒業していますよ?しかも、ザルは本当に大きすぎて、部屋に入らない。しばらく軒下で雨ざらしに遭い、不衛生だとわたしに怒られて、夫は巨人のザルを処分した。
中身がドロドロのコカコーラの緑の瓶。年季だけは入ってます感はあるが、中身を考えると恐怖で、体が震える。炭酸は抜けても、体は震えるらしい。"これは捨てるな。値打ち物の瓶だ"とドヤ顔で訴える夫。こっそり捨てようとガラスゴミの中に入れたのに、翌朝なぜかテーブルの中央に鎮座し、捨てるなと言う黒いドロドロの圧を発していた。新聞紙に巻いてまたガラスゴミへ。何かの怨念が溜まっていそうだ。
……………………………
そんな、数々のオットットのやらかしを優しく抱きしめたが、銀杏の木が抱きしめられないほどの大きさと重量(想定40キロ)であることを思い出して、またため息が出た。
しかし、もう一度この切り株的なものをゆっくりと見つめなおしたところ、やたら既視感が。
え、セレンデピティですか?
あ、そうだ。思い出した。
あつ森の、そぼくな作業台だ。

ニンテンドーのあつまれどうぶつの森に出てくるこの作業台は、おおよそ、あつ森を始めたばかり、レベル1程度の超初期に大変お世話になる代物で、あつ森の世界観のほとんどが、この切り株の作業台から産まれるのです。
あつ森はゲームの世界だったはずなのに、最近アップデートされたら、どうやら我が家という現実世界にも侵食してきたようだ。
つまり、我が家は、レベル1に成り下がったらしいのです。
家庭を再構築しろと?
確かに予期せぬ骨董品に少々崩壊気味だったかも知れませぬ。確かに、我が家に響く、ワガママ盛りの娘たちの叫び声と、響く叱咤の声。確かに崩壊気味でした。

午後、銀杏の作業台の上でトントントンとトンカチを鳴らす音が響く。
何を作っているのか聞いても教えてくれない。
旦那くん、頑張って我が家を拡張したり素敵な家具を作っておくれ。
わけわかんない骨董品はもう作らないで良いから、必要且つ素敵なものを作ってよ?
何が必要かは家族とのコミニュケーションの上での判断なのよ…!
そうやって、家族の世界観をレベルアップしないといけないらしいよ。ニンテンドーの意思届いた?でないと、今のままでは、いつまでも軒下に不用品が溜まる、評価低い島のままだよ。
昭和男子は背中で語るらしいが、夫の背中はわたしの視線を無視していた。
トントントントン…
よし、わたしも手伝おう。
それだけでした。今日は単なる呟きで終わります。夫が何を作っているかは…後日、本気文でお知らせします。🙇
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