夏休み明けの学校が憂鬱な子どもとご家族へ
今朝、小学5年生の息子が、「皆勤賞がほしい」と話しながら学校へ行きました。
息子の口から、こんな言葉が出る日が来るとは。
夏休み明けの初日は「緊張する~」と言いながら学校へ入って行きました。
こんな風にネガティブな感情を言葉に出せるようになったんだ。そう言いながらも学校へ向かうってすごいことだな。
息子の大きな変化に、私のほうがびっくりしています。
なぜなら、息子は学校に行けない、行かない、長いトンネルの中にいる時期があったから。
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夏休みが明けて1週間。
仙台は先週月曜日で夏休みが終わり、学校が再開しています。
数年前までは夏休みが終わるのが怖くてたまりませんでした。
学校へ行きたくないけど「行かない」と言えない息子と、行ってほしい私。毎朝の攻防がまた始まるのかと思うと、憂鬱すぎて胸が重くなりました。
それは息子も同じだったと思います。
こんなに休んだら大人だって行くの嫌になるよ。私もそうだよ~
って今なら思えるけど、当時の私には全くそんな余裕はありませんでした。
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息子は小学1年生の後半から少しずつ行き渋りがあり、2年生の秋、突然小学校へ行けなくなりました。そこから半年間は学校に行かないどころか、口数も減り、外に出ることも少なくなりました。
それでも、その間も家族旅行や、気心知れた友達と遊ぶ時だけは楽しんでくれていたので、外へ出かける時間をたくさん作るようにしました。
3年生になり、新しい担任の先生が細やかなケアをしてくれたおかげもあって選択登校に。それでも、夏休み明けにはまたパタリと行けなくなったんです。
そして今通っている小学校へと転校。最初の半年間は付き添い登校し、保護者用の控室で一緒に過ごしたり、図書館で本を読んで過ごしていました。
けれど4年生に進級した日、息子が突然教室にすんなり入って行くようになり、そこからほぼ毎日通い始めました。
5年生になった今では、「行かない方が居心地悪い」と毎日学校へと通っています。笑顔が増え、友達の話が出るようになり、時には不満を言いながらも楽しく過ごしているように感じています。
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と、簡単に書いてはいますが、ここまで来るには紆余曲折あり、感情の波もあり、本当に本当に長い時間がかかりました。
長らく学校と距離を置いていた時期は先が見えず、この先どうなるんだろうかと不安でいっぱいでした。出口の見えないトンネルの中にいるようで、私のメンタルもかなり落ち込んでいたと思います。
でも、時間はかかりましたが、本来の息子らしさを取り戻すまでの姿をずっと見て来ました。
わが家は転校し、息子にあった環境に変えるというきっかけを作りましたが、いちばん頑張ったのは息子自身。きっかけと時間さえあれば、どんな子も変われる力を持っているんだと今は信じています。
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夏休み明けの行き渋りも、登校拒否も増える時期。子どもも大人も要注意の時期だと思います。
普段あまり子どもの不登校について書くことはないけれど、今日は書くことにしました。
一つは、息子の言葉を、残しておきたかったから。
これまで書いてこなかったのは、言葉にすると感情があふれすぎてしまうから。それに、万が一息子が目にした時に嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないと思ったから。
それでも書いたもう一つの理由は、こんな子もいるよ、時間がかかってもこんな風に変化できるよ、子どもの力ってすごいんだよ、ということを伝えたかったから。
一つの体験談ですが、そのことが安心材料になり、誰かひとりでも、心の重石をほんの少しでも軽くしてくれますように。そう心から願っています。
