休憩中のスマホが疲れを増やす?「休んだつもり」から抜け出す方法
研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。
AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。
仕事の合間、ほんの数分だけSNSやニュースを眺める――。
気分転換のつもりで、無意識にスマートフォンを開いている人は多いのではないでしょうか。しかし、その時間は「休憩」になっていない可能性があります。
ダイヤモンド・オンラインの記事では、集中アプリの開発者で『脱スマホ術』の著者・戸田大介さんが、疲れや集中力の低下につながる「スマホ休憩」について解説しています。
スマホを見ても、脳は休んでいない
仕事を中断してスマホを開けば、作業から離れたようには感じられます。
ところが、SNSの投稿、ニュース、動画、メールなどを見ている間も、脳には次々と新しい情報が入ってきます。処理する対象が仕事からスマホへ変わっただけで、頭は働き続けているのです。
その結果、休憩後も頭がすっきりせず、集中力が十分に戻らないことがあります。
「休んだはずなのに、なぜか疲れている」
そんな状態の背景には、休憩中まで情報を取り込み続ける習慣があるのかもしれません。
「少しだけ」が長引きやすい理由
スマホ休憩には、もう一つの問題があります。
SNSや動画には、画面を動かすたびに新しい情報が現れます。そのため「数分だけ」と思っていても、切り上げるタイミングをつかみにくくなります。
ようやく仕事に戻っても、見ていた投稿の続きや新しい反応が気になり、意識の一部がスマホに残ってしまうこともあります。
つまりスマホ休憩は、脳を十分に休ませにくいだけでなく、仕事へ戻るための切り替えも難しくする可能性があるのです。
必要なのは「新しい情報を入れない時間」
記事で勧められているのは、あまり頭を使わない休み方です。
たとえば、次のような短い行動です。
飲み物を取りに行く
席を立って少し歩く
軽くストレッチする
窓の外をぼんやり眺める
ポイントは、休憩時間を別の情報で埋めないこと。
何かを見たり読んだりして刺激を追加するのではなく、わずかな時間でも情報を遮断することで、頭が休まりやすくなります。
休み方を先に決めておく
スマホを見ることが習慣になっていると、少し手が空いただけで無意識に端末へ手が伸びます。
そこで役立つのが、休憩中にすることを事前に決めておく方法です。
「飲み物を取りに行く」「廊下を一往復する」「決めたストレッチをする」など、自分なりの休憩メニューを用意しておけば、その場で考える必要がありません。
まずは次の休憩だけ、スマホを机に置いたまま席を立ってみる。それくらい小さな実験から始めてもよさそうです。
休憩は、空白ではなく回復の時間
忙しいと、休憩は作業を止める「もったいない時間」に見えることがあります。
しかし、疲れ切るまで続けるよりも、途中で1~2分の短い休憩を入れたほうが、結果として集中しやすくなる場合があります。
大切なのは休憩の長さだけではなく、その中身です。
スマホで刺激を補充する時間から、何も入れない回復の時間へ。いつもの休み方を少し変えるだけで、午後の頭の重さや仕事への戻りやすさに違いが表れるかもしれません。
なお、休憩方法を変えても強い疲労が長く続く場合や、日常生活に支障が出ている場合には、生活習慣だけの問題と決めつけず、医療機関への相談も検討してください。
ニュースの詳細は、Yahoo!ニュース掲載のダイヤモンド・オンラインの記事をご覧ください。
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