AIモデルに"旅"をさせる方法|ロンドンを歩くYAELができるまで
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前回のあらすじ
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前回、AIバーチャルモデル「YAEL」を ゼロから生成した記事を書いた。 少しでも足を止めご覧頂いた方、またいいね?スキ?マークを頂いた方々、本当にありがとう。 励みにどんどん自分が試したことは記事にしていきたいと考えている。
ただ、写真の中のYAELは止まったままだ。 今回は、彼女がロンドンを歩いた その動画ができるまでを書く。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
@kamejiikeda YAEL in LONDON Summer '26 Editorial houndstooth ✕ Westminster oval shades ✕ Big Ben red bus ✕ red lip Y2K disposable film aesthetic shot entirely with AI. — 🎬 Generated with Higgsfield Soul V2 + Seedance 2.0 #aivideo #ai #YEAL #aimodel
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20秒。4カット。 ウェストミンスター橋、リージェントストリート、 ピカデリーサーカス。 YAELは存在しない。 でも、彼女がロンドンを歩いている 「らしさ」は、本物だと思う。
▼ なぜ動画にするのか
写真でのYAELも美しい。 でも、リールでもTikTokでも、 「止まっているもの」はもう見られない。 スクロールを止めさせるのは、動きだ。 「人が動いている動画」は、 人間の脳が自動的に注目してしまう。 これは抗えない。 だから、AIキャラを作るなら 動かすところまでが最低ライン。
▼ 動画AIの選択 2026年現在
主要な選択肢は4つ。
・Sora(OpenAI)
・Veo 3(Google)
・Kling V3
・Seedance 2.0
私が選んだのは Seedance 2.0。 理由は3つ: ①顔の一貫性が圧倒的 ②服や髪の物理運動が自然 ③カメラワークが映画的 特に「服のディテール」を見せたい時、 Seedanceの服シミュレーションは別格。
▼ 5秒×4本という現実解
ロンドンリールは、こう設計した。
00-05秒:リージェントストリート
05-10秒:ウェストミンスター橋(立ち)
10-15秒:橋にもたれかかる
15-20秒:ピカデリーサーカス 各5秒。
合計20秒。 なぜ5秒ずつなのか?
最新の動画AIでも、1回の生成は 5-10秒が限界。
長くするほど、後半で破綻する。




人の手が3本になったり、 顔が突然別人に変わったり、 背景が歪んだり。 「5秒×複数本を編集で繋ぐ」 これが現実的なクオリティを 出す唯一の方法だ。
▼ 動きを設計する3つの法則
ただ画像を動かすだけでは、 「不気味の谷」に落ちる。
ロンドン編で意識した3つの法則:
①動詞を文頭に置く
②5秒の中に5つの違う動きを入れる
③カメラも一緒に動かす
この3つを守ると、 「AI動画感」が消える。
▼ 失敗ばかりの夜だった
正直に書く。 完成までに、何十回もやり直した。 ・顔が違う ・服が想像で作られる ・場所が変わる ・髪型が前と違う 「AIで簡単に作れる」なんて 甘い考えだった。
各ツールには、隠れた「クセ」がある。 これを知らないと、永遠に 「それっぽい」止まりだ。
▼ でも、完成した時の感動
ようやくロンドンを歩くYAELが 画面の中で動き出した時、 嬉しかった。
存在しない人の人生を、 20秒だけ可視化する。
それはAIだからこそ できることだと思う。
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