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人それぞれのドン底は、その後の人生を変える#ハッピーライティングマラソン

noteでも、自分の曲でも、まいにちのSNSでも、「自分の心に素直になって、やりたいことをやってみよう」がベースになっている。

わたしは、誰のために文章を書くのか?ともし聞かれたら、それは過去の自分やその自分に似ている人たちに向けて書いている。

その過去の自分は、「自分の心にフタをして、やりたいことより、やらなきゃいけないことだけをひたすらやっていた」自分。

過去の振り返りは、未来の自分や誰かにとって役立つなら、してみても良いもの。


お金は怖いから、絶対なくしちゃいけないと感じた子供時代

お金に苦労した子供時代。
友達だと思っていた経営者に騙されて連帯保証人になった父親は、ある日何千万も借金を抱えることになった。

毎日のように借金取りから電話が来て怒鳴られて、ほんとに怖かったし、お金は怖いものだと思った。

お金がないと人権がないんだと思った。

結局いろいろな経緯で、わたしに対するお金だけは削られることはなかった。
母親は休みなしで働いたし、わたしも家のことを手伝いながら勉強や習い事を両立した。
思えば、この時からすでにわたしは複業スタイルだった。
両立するのは当たり前なので、全部できて当たり前だと思って取り組んでいた。

教育費を削られなかったのは、学ぶチカラがあって、わたし自身が学びたがっていたからだ。

だから、その親の気持ちを無碍になんて絶対にできないし、絶対に稼げるようにならなきゃと思ったし、やってみたいなぁと思っていたポップス音楽は「趣味にしておけ」という親の言いつけを学生時代まで真面目に守った。
正直、当然のマナーだと思う。
家族に大切にしてもらったことを、忘れちゃいけない。

学生の頃は弁護士になろうと思って勉強していたけど、法科大学院の金額が高すぎたし、自分の謎に強い正義感が活きる案件は、そもそもマネタイズに不向きだった。
それに、弁護士になっても必ずしもがっつり稼げるわけじゃないのに(めっちゃ高給ももちろんいる)、勉強する期間は長すぎるし、学費はすごいし、仕事内容はかなりセンシティブでハードな印象をうけて、自分にとってこれはベストなの…?と考えた。

ほんとになりたかったら、お金貯めて自分で行ったほうがいいかもとも思い。

ただ、法律の勉強以外ももう少ししたいなと思い、違うことをしようとロースクールへの進学を辞めて、自分で奨学金を借りて別の大学院に進学した。

そのころ、女の子も含めて周りからは「女だから逃げたんでしょ、辞めたんでしょ」と言われた。
そういうわけじゃなかったんだけど。
今、まったく後悔がないよ。

ただ高給だからって、べつに幸せなわけじゃなかった

実際わたしは社会人になってから、比較的難関の業界に入り、女性の大学院卒としては、同世代から見ると高給取りの部類に入っていた。

でも、いつもどこか虚しかった。

「自分のことは自分で責任とってね」と、初めて行った配属先で言われた。

好きな音楽を安心して聴ける時間は1分もなかったし、ハードワーク過ぎて毎日のように終電帰りで、毎日のように体調が悪くて、毎週胃炎で病院に行っていた。

会社に行ったらいつも涙が出た。
クライアントはとても冷たかったし、上司もみんな冷たかった。

東京に引っ越して慣れない生活をやっと乗り越えて少し経った頃、父親が末期がんになった。
余命8カ月だった。
自分は家族を置いて、何やってるんだろうと思った。

研修医に毛が生えたような医者の初診は誤診で、間違った薬を投与された。
その後一命をとりとめて、正確に病状が判明する頃には、もう取り返しがつかなくなっていた。

医大同士の派閥もあって、当時の主治医と相性が悪かった父親は、その病院に行くのをやめて別の場所を探したけど、結局ほかの病院で診察を拒否された。
散々たらいまわしにされて、ほぼ治りもせず、わたしは微々たる仕送りをすることしかできなかった。
結果、わたしの家族はたくさん傷ついた。
ドロドロの憎らしい感情だけが残って、もうどうしようもなかった。

そんな風に日々を過ごしていたから、全然自分の体調は良くならなかった。そしてある日、わたしはベッドから起き上がれなくなって、体調が悪いまま数日欠勤することになった。
そのときの記憶は、ほぼない。

精神的に安定する時間が欲しくて、オリジナル楽曲制作を始めた

「自分の心に素直になって、やりたいことをやってみよう」が始まったのは、この出来事がきっかけ。
自分としてはどん底だったこの時期は、転機になった。

自分のやりたいことをする時間を取って、精神的に落ち着ける瞬間が欲しかった。

最初は本当にただそれだけだった。
でも、このときから世界の見方が変わった。

必死にがんばって生きてきたはずなのに、なんでこんなつらいんだろうと思うなら、そのつらさを曲にぶつければいいと思った。

そうしたら、全部がネタに見えてきた。
どんどん生きる活力が湧いてきた。
何かあったら全部曲にすればいいだけだった。
もはや「ネタをくれてありがとう!」と感謝すらしたくなった。
仕事で徹夜だけは絶対避けていたけど、徹夜で「Alone」を作った。

そうやって曲を作っていくうちに、本格的に音楽活動を始めるようになった。
そこからの話は省略しますが、詳細がもし気になったら、プロフィールページで見てみていただけると。


辛い出来事がチャンスになることを、文章でも発信していきたい

最初はただの趣味が、もう生き方そのものになるまでに、何年も過ぎた今。
やめそうになって、でも結局まだ続けている今。

今どん底だな、と思ったとしても、それをチャンスに変えることもできる。

自分の心に素直になったら、何歳になってももっと楽しい人生が待ってるよ!

ということを、音楽でも文章でも伝えていけたら良いな。

お読み頂きありがとうございました!

【追記】
この記事は、以下の記事でおすすめ作品として紹介されました!

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