少し遅れてきたはじめてのnote
「はじめてのnote」というタイトルの記事を、何本も読んできた。
本当は私も最初に書くつもりだったのに、気づけば失恋の話やビリヤニの話、結婚と価値観の話なんて書いていた。
だからこれは、少し遅れてきた私の「はじめてのnote」。
私は36歳、東京で会社員をしながら暮らしている。
バンドが好きで、地元球団を応援して、時々路地裏の飲み屋で知らない人と「明日忘れる話」をする。
特別な人生だとは思っていない。
ただ振り返ると、私の人生にはたくさんの言葉が落ちていた。
祖母の「自分のことを大切にしなさい」。
高校の担任の「縁とは不思議なもの」。
大学教授の「情報の集め方を学びなさい」。
バーテンダーの「Win-Winだよ」。
その時は意味が分からなかった言葉を、何年も経ってから拾い直すことがある。
余白は、何もない場所じゃない。
まだ言葉になっていない感情や、答えを出さないまま抱えている矛盾が、淡く重なっている場所だ。
そこに何かを書く日もあれば、何も書かずに閉じる日もある。
そのグラデーションごと、私なのだと思う。
そしてその余白(グラデーション)を私は大切にしたい。
