②「お前はダメだ」33歳の婚活|私は「選ばれたい」だけだった
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「お前はダメだ」と言われて育った私が、
「選ばれる私」を教えている話
第1章: 扉を叩く
母に懇願にされた。
「どうしてあんたは結婚できないの?」
「お金出すから結婚相談所に行きなさい。」
あの頃の私はだらしなく、
お金で母に支配されていた。
自分でも、薄々わかっていた。
私の恋愛、なんで続かないんだろう。
結局私は母の言いなりになるしかなかった。
でも本音は自分のため。
このまま1人の自分が怖かった。
意を決して、怒涛の婚活の扉を叩く。
第2章: 三交代制で婚活
元営業の私、自分にコミットした。
マッチングした人とは全員会う、
週に最低3人は会う、
休みの日は三交代制。会って、会って、また会った。
数をこなせば、選ばれると思ってた
総勢100人以上の人に会った。
一生分の人に会った気分だった。
第3章: 一癖あるひとたち
まさに人種のるつぼ。
面白い人がたくさんいて、ある意味飽きずに続けられた。
1人はお母さんに言われたから始めました。
お母さんが満足するなら誰でもいい。
と語るマザコンくん。
誰が嫁に行く?
1人は家にクリーンルームがあるんです。
PCを何台も置いて、管理してるんです。
部屋に何も置きたくないんです。
冷蔵庫も電子レンジもテレビもと語る真空パックくん。
どうやって生きてるの?
1人はひたすら愚痴ばかりこぼすデトックスくん。
私は傾聴のみ。
来談者中心療法ですか?
会って、会って、会った。
もう、よく分からなくなっていた。
第4章: 武装した私
でも私の悪いクセ。
みんなに好かれようと、よく見せようと振る舞って、
嫌われないことばかり考えていた。
「選ばれたいだけだった」。
その中で1人仮交際に進んだのは、
一番軽視してたバツイチの男性。
ありきたりだけど優しくて、ほんの少し素が見せられるくらい、
心を開きかけていた。
そんな彼は同時に交際している人がいて...
3ヶ月後、別れは告げられた。
「あなたは悪くない、幸せになって」
要するに「選ばれなかった」。
第5章: よく見せることに疲れたんだ
今でもあの頃のことはよく考える。
私は「選ばれよう」と必死だった。
何もかも武装して。
ありのままの自分を、もっと出せてたら?
彼への気持ちは、本物だったのかな。
それとも、ただ「選ばれたかった」だけだったのかな。
今でもわからない。
100人と会った。
1人と仮交際した。
そして、私は選ばれなかった。
自分をよく見せることに、疲れきった。
それから何年も、
婚活も恋愛もしなくなった。
それとも、できなくなった?
第6章: 足りるわけない
今、あの頃の私になんて声をかけよう。
「自分に自信がなくて武装してたんだね」
「私はわたしのままで素敵だよ」
まだ足りない。
足りるわけない。
だってそんなこと言ってくれる人は誰もいない。
エピローグ
私は止まっていた。
あれから何年も。
動き出したのは、母を看取った、そのときだった。
次は、そのときの話を。
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「お前はダメだ」の正体が分かった話③
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▶︎ 「選ばれる人」の共通点を書いた話「お前はダメだ」と言われた私が、“選ばれる人”の共通点を見つけるまで
